第十三話:破壊を退治する創造の剣 前編

チャプタ―1

また、会ったな。

えっ、もう、最終回?

これが、ワンクールってやつか。

でも、しょうがない。

それが、ルールだからな。

スペシャルがあるけど、それは、後でのお楽しみで。

それじゃ、十三話、スタート。

チャプタ―2

ここは、国会議事堂前である。

俺は、アーク刑事 衝と戦っていた。

「おりゃーっ。」

「クククッ。やりおるな。」

「何だと?」

「一回で、消してくれる。ブレードギラーフェニックスオブゲマトリア。」

アーク刑事 衝は、漆黒の不死鳥に姿を変えて、俺に突撃して来た。

俺は、真・アークブレスのRIDERとRANGERとPRECUREとULTRAとARKとFRIEND

を選択し、入力した。

真・アークブレスの音声:ライダー、レンジャー、プリキュア、ウルトラ、アーク。

               フレンドシップアーク。

「アークジャスティスパワービクトリィー。」

俺は、アーク刑事 衝にブレードギラーを突き刺しつつ、その技を放った。

「ま、またしてもーーーっ。」

アーク刑事 衝は、辺り一面を吹き飛ばしてしまう程の大爆発をしてから、消え去った。

「随分と派手に、大爆発したな。」

俺は、パトカーに乗って、署へと戻って行った。

チャプタ―3

ここは、異次元である。

「人間にここまでの事が出来るとは。まあ、良い。私が行けば、良いだけだ。」

絶は、恐魔丸で、自分が居た異次元を斬り裂いて、完璧に消滅させてから、

地上へ向かった。

「湖台 遺跡を私の手で。クククッ。」

絶は、ニヤリとした。

チャプタ―4

ここは、署である。

そこには、俺と恭と巳桜が居た。

「残るは、荒廃 絶だけだな。」

「でも、奴らは、何故、こんな事を?」

「あの悪の組織「ジェノサイド」って、結局、何だったの?」

「メタルヒーローと仮面ライダーとスーパー戦隊とプリキュアとウルトラヒーローと

 アーク刑事 激の敵であって、悪の組織の資金源らしい。」

「やっぱり、あったって事か。」

「資金洗浄もしてたみたいね。」

チャプタ―5

俺は、二つ目の資料を開いた。

「これって、荒廃 絶の資料じゃないか。」

「キエーレ剤研究者の一人。」

「それなら、知ってる。どんな化け物でも、大量服用すると爆発して消滅してしまう恐ろしい

 不正薬物の事ね。」

「人間だったら、どうなる?」

「笑いながら、襲い掛かって、のたうち回って、終わる。」

「終わるって、それって、やばいんじゃないか?」

「一斉捜査よ。行きましょう。」

俺は、一斉捜査へ向かった。

チャプタ―6

絶は、スカイツリーのてっぺんに居た。

「クククッ。ここは、相変わらず、居心地が良いな。テンども、街を破壊しまくれ。」

絶は、テンの大群を召喚した。

「キエーッ。」

「ウワーッ。キャーッ。」

街は、大騒ぎになった。

そこへ、俺達は、パトカーで辿り着いた。

「恭と巳桜は、捜査へ向かってくれ。」

「了解。任せてくれ。」

「遺跡は、どうするの?」

「テン達を退治してくる。」

「一人で大丈夫なのか?」

「一人じゃないさ。」

「モグラってわけね。」

「そういう事。」

「気を付けろよ。」

恭と巳桜は、去って行った。

チャプタ―7

「遺跡。俺に乗って、戦え。」

モグラは、アークトマホークマークⅡに変身した。

「モグラ。行くぞ。」

「了解。しっかり、捕まってな。」

俺は、変身しないで、次々と、テン達を倒していった。

「キエーッ。」

だが、いくら倒しても、湧いて来るのであった。

「おりゃーっ。でやーっ。はっ。」

「きりがないな。どうする?」

「アークパルサーで吹き飛ばすしかなさそうだ。」

チャプタ―8

そこへ、絶が降りて来た。

「良く来たな。湖台 遺跡。クククッ。」

「お、お前は、荒廃 絶。」

「そうだ。私は、メタルヒーローと仮面ライダーとスーパー戦隊とプリキュアと

 ウルトラヒーローとアーク刑事 激の敵「ジェノサイド」の最高司令官「荒廃 絶」だ。フハハハーッ。」

「何を企んでいる?」

「破壊さ。」

「そんな事、させてたまるか。」

チャプタ―9

「クククッ。どうする?」

「創造神覚醒。」

俺は、真・アーク刑事 激に変身した。

「破壊を退治する創造の剣。幻衝怪退治課。真・アーク刑事 激。荒廃 絶。

 お前を逮捕する。」

「良いだろう。お前を、この恐魔丸の餌食にしてくれる。」

チャプタ―10

「アークソード。」

俺は、アークソードを構えた。

「クククッ。さあ、来るが良い。」

「斬幻衝。アークフレアブレイク。」

絶は、俺の剣技を余裕でかわした。

「次は、こっちの番だ。恐魔丸一掃。」

絶は、俺を斬り裂いた。

「ウワーッ。」

俺は、その場に倒れて気絶した。

「つまらん奴だな。フハハハーッ。」

絶は、消えるように去って行った。

チャプタ―11

しばらくすると、そこへ、モグラがやって来た。

「おい、しっかりしろ。こんな場所でくたばってどうする?」

俺は、気が付いた。

「ああ。モグラか。いつも、済まないな。」

「この怪我。普通じゃねえな。」

「恐魔丸で斬られた。」

「何だって? 遺跡。もう、戦うな。」

「どういう意味だ?」

「あの刀を破壊しない限り、勝ち目は無いぜ。」

「それでも、行くさ。」

「そう言うと、最初っから、思っていたぜ。」

モグラは、アークトマホークマークⅡに変身した。

「しっかり、捕まってな。全力疾走だ。」

俺は、アークトマホークマークⅡに乗って、絶捜しに向かった。

チャプタ―12

絶は、埼玉スーパーアリーナに居た。

「ここまで来れば、恐魔丸の力を解放出来る。おりゃーっ。」

絶は、恐魔丸のエネルギーを解放し、全て吸収した。

絶は、幻衝怪「ファシスト」と化した。

「こ、これが、この恐魔丸のパワーか。面白い。面白いぞ。フハハハーッ。」

俺は、足立区で、その異様な気配を感じ取った。

「モグラ。埼玉スーパーアリーナへ向かってくれ。」

「了解。」

俺は埼玉スーパーアリーナへ向かった。

チャプタ―13

その頃、恭と巳桜は、テンの大群と戦っていた。

「いくらでも、出て来るな。」

「それより、遺跡は、大丈夫かな?」

「あいつの事だ。無茶ぐらいは、するかもな。」

「それもそうね。はーっ。」

「キエーッ。」

チャプタ―14

俺は、埼玉スーパーアリーナへ辿り着いた。

「ここに、絶が・・・。」

「遺跡。俺もついて行くぜ。」

モグラは、元の姿に戻った。

俺達は、奥へと進んで行った。

チャプタ―15

「キエーレ剤とゲマトプラズマで。クククッ。」

俺達は、そこへ辿り着いた。

「そこまでだ。荒廃 絶。」

「ん? お、お前は・・・。」

「創造神覚醒。」

俺は、真・アーク刑事 激に変身した。

「な、何者だ?」

「破壊を退治する創造の剣。幻衝怪退治課。真・アーク刑事 激。荒廃 絶。

 お前を逮捕する。」

「ふっ。お前ごときに何が出来る? テン。」

絶は、十体ものテンを召喚した。

「キエーッ。」

「アークパルサー。」

俺は、アークパルサーで、テン達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―16

「やるな。だが、これなら、どうだ? 恐魔丸乱気流。」

絶は、恐魔丸から、幻衝力の乱気流を放った。

俺は、BATTLEを選択し、入力した。

真・アークブレスの音声:バトル

「バトルモード。」

俺は、バトルモードになった。

チャプタ―17

俺は、METALを選択し、入力した。

真・アークブレスの音声:メタル

「旋幻衝。アークメタルトルネード。」

俺は、高速回転し、絶の剣技をはじき返した。

「これは、防げまい。恐魔丸無双。」

絶は、俺を斬りまくった。

「ウワーッ。何て破壊力だ。」

「私の本性を見せてやろう。」

絶は、ファシストに変身した。

チャプタ―18

「我が名は、幻衝怪「ファシスト」。」

「ファシストだと?」

「湖台 遺跡。ここで、お前を消して進ぜよう。」

「どうにかして、こいつを止めないと。」

「恐魔丸幻衝波。」

絶は、恐魔丸から、幻衝力を放った。

「ウワーッ。」

「楽にしてやろう。」

「そうは、させないぜ。」

「何だと?」

俺は、RANGERを選択し、入力した。

真・アークブレスの音声:レンジャー

「狙幻衝。アークブラスター。レンジャーシュート。」

俺は、絶を狙撃しまくった。

「ウワーッ。こ、こしゃくな。RNDNA。」

絶は、緑色の波動を放った。

「ウワーッ。まだだ。」

チャプタ―19

俺は、PRECUREを選択し、入力した。

真・アークブレスの音声:プリキュア

「聖幻衝。アークエレメンタルフレンドリィー。」

俺は、絶を浄化した。

「ウワーッ。クククッ。フハハハーッ。」

俺は、ULTRAを選択し、入力した。

真・アークブレスの音声:ウルトラ

「拳幻衝。アークスぺシウムナックル。」

俺は、絶に拳を喰らわせた。

「喰らえ。全幻衝。」

絶は、大宇宙を想像して、術を放った。

「ウワーッ。フルアークフォーム。」

俺は、フルアークフォームになった。

チャプタ―20

「決着をつけてやろう。」

「荒廃 絶。もう、止めろ。」

「人間になど戻らぬ。これが、私の真の力だ。恐魔丸不死鳥斬り。」

絶は、不死鳥に姿を変えて突撃した。

「ブレードギラージャスティスフェニックス。」

俺も不死鳥に姿を変えて突撃した。

「ヌオワーッ。」

「ウワーッ。」

「も、もう一度。恐魔丸不死鳥斬り。」

絶は、不死鳥に姿を変えて突撃した。

「いい加減にしろ。荒廃 絶。」

俺は、RIDERを選択し、入力した。

真・アークブレスの音声:ライダー

「脚、幻、衝ーーーっ。」

俺は、飛び上がってから一回転し、フルパワーの蹴りを決めた。

「グヌオワーッ。クククッ。まだ、私は、滅びぬ。この恐魔丸がある限り。巨幻衝。」

絶は、ファシストになったまま、巨大化した。

「グオーッ。」

チャプタ―21

「召幻衝。アークスティラコ。」

「クルルーッ。」

俺は、召喚したアークスティラコに飛び乗った。

「アークモード。」

俺は、アークスティラコを人型に変形させた。

「アークナイト参上。」

チャプタ―22

「喰らえ。幻衝光線。はーっ。」

絶は、幻衝力の光線を放った。

「ウワーッ。あの力さえ、何とかすれば。」

「理解った。だが、アークファルシオンで、斬れるかどうか?」

「何を考えている? 恐魔丸乱気流。」

絶は、恐魔丸から、幻衝力の乱気流を放った。

「ウワーッ。何処かにすきがあるはず・・・。」

「もう、一波、来るぞ。」

チャプタ―23

「吹っ飛んでしまうが良い。恐魔丸幻衝波。」

絶は、恐魔丸から、幻衝力を放った。

「今だ。アークファルシオン。」

アークナイトは、アークファルシオンを手に取って構えたまま、

上空へと飛び上がった。

「斬幻衝。アークフレアスライザー。」

アークナイトは、恐魔丸を一刀両断した。

「ば、バカな。」

チャプタ―24

「どうにかうまくいったぜ。」

「一回で決めるぞ。」

「滅ぼしてくれる。喰らえ。最終禁断幻衝術。ゲマトリックヘレティックディザスター。」

絶は、全てのエネルギーを幻衝力に変えて、全身から放った。

「強行突破だ。おりゃーっ。」

「心を一つに。うおーっ。」

アークナイトは、その術を強行突破した。

「こ、こんなはずでは・・・。」

「いくぜ。荒廃 絶。アークジャスティスパワーゴッドカリバ―。」

アークナイトは、絶を狙撃しまくりつつ、拳を喰らわせて、一刀両断した。

「ヌオワーッ。だが、ここで敗れる訳には、いかぬ。」

絶は、大爆発してから、元の大きさに戻った。

「こ、この次は、必ず・・・。」

絶は、消えるように去って行った。

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