応援コメント

28-03 エピローグ」への応援コメント

  • 完結おめでとうございます。お疲れさまでした。
    楽しませていただいた、以上に心打たれました。

    いろいろな、感じやすい時期の心の話に
    毎度考えさせられたり、共感したり、
    一緒に癒してもらったり。
    それが最後に
    『生きるということに感情を載せている』
    『そうやってこれからも生きていく』
    というところへ着地して、正直震えました。

    魔法というものがありながら、リアルだったり
    等身大だったりする問題に自分たちそのもので
    立ち向かったり、折り合いをつけたり、
    今はまだそのままにしておいたり。
    そんな彼女たちに、本当に温かさと勇気を
    もらえた日々でした。

    素敵な作品を、本当にありがとうございました。

    作者からの返信

    辺理さん、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
    楽しんでいただけただけでも嬉しいのに、心打たれた、震えた、という身に余るお言葉、さらには素晴らしいレビューまでいただいて、本当に本当に感謝の気持ちでいっぱいです!
    辺理さんには紬希や優芽たちに優しく、たくさん寄り添っていただきました。
    彼女たちを理解しようとしていただけたことは、人物たちに心を寄せてくださったという意味でも嬉しかったですし、この作品のテーマのひとつでもあった「紬希というひとりの少女の事例」と向き合ってくださったという意味でも嬉しかったです。私は「この物語を読んだ方が、ご自身の感じ方や今までの経験、知識から紬希のことを『こういう子』とそれぞれイメージしてくれたら良いな」と思っていたんです。
    なので、辺理さんが物語から何かを感じてくださったり、考えさせられたと言ってくださったりしたこと、それらのことや登場人物たちをどう理解したか等を言葉にして伝えてくださったことは、
    物書きとしてとても幸せなことでしたし、この物語にとってこの上なく光栄なことでした。

    蛇足ではありますが、表紙から本作の補足的な近況ノートに飛べます。もし興味がおありでしたら、そちらもお楽しみください。
    改めまして、本作をお読みくださり、感じたことをたくさんのコメントやレビューとして言語化してくださり、本当に本当にありがとうございました!

  • 完結おめでとうございます!最後まで読ませて頂きありがとうございました!
    自分は空っぽだと思い込んで悩んだり、逆に周囲と比べ過ぎて疲れてしまったり、共感できることがいっぱいです。
    嫌なことって忘れられないんですよね。
    悩みの多かった学生時代の自分に読んで欲しかった……。
    地域福祉系の問題って、紬希さんや優芽さんのような学生さんじゃなくても、目を向ける人は少ないと思うので、本当に色んな人に読んでほしいと思いました。
    後、個人的なことですが、紬希さんと優芽さんがお互いのドリームランドに行って傷つけ合いながらも乗り越えていく場面、とても好きでした。
    楽しかったです。ありがとうございました。

    作者からの返信

    もりすけさん、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
    心のこもったレビューもありがとうございます!めちゃくちゃ嬉しいです!!(><*)
    もりすけさんには作品や紬希、優芽たちの心にすごく丁寧に、深く寄り添っていただけて本当に嬉しかったです。

    嫌なことって忘れられない。その通りですね。良いことは時間と共に忘れてしまうから余計に……なんですよね。
    悩んでる時って「自分だけがみんなと違う」「自分だけが辛い」なんて思ってしまうこともありますが、実は「みんなと違う」人間ってそこらじゅうにいるんですよね。そのことで辛い思いをしている人も。(全くしていない人も。)
    そういう知らなかった世界を知ることで、「自分より辛い人もいるんだから我慢しなきゃ!」と自分を否定するんじゃなくて、逆に自分の味方につけてほしいな、なんて思います。

    ドリームランドのエピソードをとても好きと言っていただけて、すごく嬉しいです!傷つけ合いながら、というお言葉もすごく……良い!
    他エピソードよりファンタジーと見せかけてとことんリアル、と自分では思ってます。本当に、彼女たちはあのまま世界から消えてしまっても良かったんです。でもお互いがいたから、乗り越えることができました。

    蛇足ですが、表紙からこの物語の補足的な近況ノートに飛べますので、もし興味ありましたらご利用ください。
    もりすけさんにこの物語を読んでいただけて、たくさんやり取りもできて、本当に幸せでした。改めまして、ありがとうございました!

  • こんにちは。ゆっくりで恐縮ですが、読ませていただきました(*'▽'*)

    序盤の流れで、何故ジャンルが現代ドラマなんだろう?と不思議に思ってたんですが…
    モルモルという存在を介して、社会とのつながり、自分自身を見つめ直して行くという後半の流れで、なるほどこれは現代ドラマだ、と納得させられました。

    ドリームランドでの出来事は忘れかけていても、乗り越えた紬希と優芽の心境が良い形で育まれてるなぁと感じます。

    素敵なお話をありがとうございましたm(_ _)m

    作者からの返信

    那由羅さん、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
    応援のハートをいただくたびに嬉しく思っておりました^^*

    現代ドラマというジャンルに納得していただけて良かったです!
    設定は現代ファンタジー(もしくはSF?)なんですけど、書いてることはどこまでも現実に寄っていて……ヘッブは万能じゃないし、作中に出てくる色んな「問題」も根本的な解決はできません。
    もしヘッブが万能だったとしても、それで解決できるのかな?解決できた場合を想像してみると怖いな。って思います。

    そんな現実で頑張る紬希と優芽を最後まで見守ってくださり、本当にありがとうございました!
    蛇足ではありますが、表紙からこの小説の補足的な近況ノートに飛べます。興味がおありでしたら、ご利用ください。
    本当に本当に、ここまでお読みくださり、ありがとうございました!


  • 編集済

    役に立たない自分。
    人と比べて駄目だと思う自分。
    取り繕ってばかりの自分。
    そんな自分を認めることができない。
    紬希も優芽も同じ問題を抱えてた気がします。

    ドリームランドを通じて
    お互いが見えてしまったことで
    自分も見えるようになったのかな。
    自分を救えるのは、たぶん自分。

    でも…
    同じ悩みを持つ仲間がいることは大きい。
    一人じゃない。二人が出会えて良かった。

    自分が認められたいという動機でも
    それが本当に誰かの支えになるのなら
    それはそれでイイんじゃないかと
    紬希や優芽を見ていて思いました。
    他人に無関心や悪意を向けるよりも
    ずっとずっと素敵だと思います。
    (↑横に逸れてしまいました…)

    いろんなことを教えていただきました。
    深くて重くて温かい。
    心に残る作品でした。
    きみどりさん、ありがとうございました。

    作者からの返信

    春さん、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

    自分を救えるのは自分。その通りだと思います。
    自分が「良い」と思えば、たとえ出来ていなくても・失敗しても・マジョリティから外れても・社会のルールを破っても・他者を傷つけても、すべて「良い」になります。
    反対に自分が「悪い」と思えば、たとえ他人から見て問題がなくても「悪い」になります。
    なので、理想が高すぎる人や「常識・正解」にとらわれすぎる人、考え方に偏りのある人は、生きづらいだろうなと思います。
    (他者に迷惑をかけたり傷つけたりしても何とも思わない人は良心の呵責に苛まれないので、そこに生きづらさはないでしょう。周りはつらいですけど)

    「認められたい」という動機でも、誰かの支えになれているなら良い、は私も思います。
    そもそもヒトは自分の利益になる行動をする生き物です。
    人助けをする時にも「認められたい」「満足感を得たい」「相手が助かったら自分も嬉しい(という快の感情を得たい)」「自分の中にわいてくる"あの人可哀想"という不快な感情を消し去りたい」とか、そういう理由があるはずです。
    みんながみんな、ある意味「自分勝手」なのは当たり前なんです。


    物語からたくさんのことを感じ、読み取っていただけたこと、とてもとても嬉しかったです!!
    春さんとのやり取りで、私も改めて物語や自分の中にあるもの(このコメントを書く間も、ロジャースの理論や行動分析学等を感じてました)を見つめ直すことができました。
    宝物のような時間をくださって本当にありがとうございました!

    蛇足ですが、表紙から本作の補足的な近況ノートに飛べますので、興味がありましたらご利用ください。
    改めまして、本作をお読みくださり、たくさんのコメントをお寄せくださり、本当に本当にありがとうございました!

  • 完結、お疲れ様でした!
    読み終わるのがすごく遅くなってしまって、申し訳ありませんでした(´・ω・`)

    私はどちらかというと紬希ちゃん寄りの人間で、悪い方にぐるぐる考えちゃうタイプなので、ずっと共感しながら拝読させていただいていました。
    けど同時に、最後の「透明」の章を読んで、優芽ちゃんの気持ちも痛いほど理解できました。

    すごく考えさせられるエピソードばかりで、各人の心理にすごく深く切り込んでいて。
    ああ、分かるなあ、という部分もたくさんあって。
    気の利いたコメントも出来ない自分が不甲斐ないんですけど、一言では到底言い表せない、本当に素晴らしいお話でした。

    星100個ぐらい入れたい。゚(゚´Д`゚)゚。
    楽しませていただきました。
    素敵なお話、ありがとうございました!

    作者からの返信

    衣扉さん、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
    少しずつ読み進めてくださっているのが応援のハートでわかって、とても嬉しく思っておりました^^
    申し訳ないだなんてとんでもないです!
    読了してくださった上に、こうして心のこもったコメントまでくださったこと、感謝しかありません(>< )

    紬希や優芽、そして物語に寄り添いながら読んでいただき、ありがとうございます。
    キャラ達が知らなかった世界に出会って色々考えたり変わったりしていくのと同様に、読んでくださった方にも何か新しい世界みたいなものを感じていただけたら良いなと思っておりました。
    なので、「考えさせられる」や「分かる」のお言葉もすごく嬉しいです。

    衣扉さんからは星100個以上のパワーや嬉しさをいただいております!
    こちらこそ、この小説を楽しんでくださり、たくさん応援してくださり、本当にありがとうございました!

  • まずは連載お疲れ様でした!読み終わるのがもったいなくて、途中わざと読み進めるペースを落としたりしていたせいで、完結おめでとうございますと言うには遅すぎるタイミングとなってしまいました。申し訳ないです…!
    全編を通してたくさんの共感や気づきを与えてくれた作品でしたが、特に最終話『透明』では深く頷く瞬間が非常に多かったです。
    よく「私なんて…」と弱音を零す人に対して、誰かが善意から「違うよ!そんなことないよ!」と否定する(ことでその人を肯定してあげる)シーンを見ますが、そのたびに私はそれってとても残酷なことなんじゃないかと感じていました。悩み苦しむ気持ちもその人の一部なのに、その痛みから目を背けて否定し、一方的に価値観を押し付ける。優しさとは程遠いその本質を見抜くのは、さすが紬希だなと感じます。

    人一倍敏感で内側へと深く深く潜っていってしまう分、自分以外の誰かの心にも深く深く思いを馳せることができる。紬希の欠点は美点でもあり、それはまた優芽も同じで。求められたい、自分に価値を付けたいが故に人に手を貸す優芽の行動もまた、私にとっては勇敢で、まだ未熟な優しさの芽のようなものだと思うのです。ただそれを優芽に理解してもらうことはとても難しく、また彼女の心を傷つけてしまう危うさも孕んでいます。そんな人それぞれ違う見え方を、モルモルの目玉というかなりグロテスクでショッキングな方法を通しつつも、気づく瞬間の美しさを鮮烈に描き出しているのは、流石の手腕だなと感動しました!

    感じたことも書きたいことももっとたくさんあるのですが、優芽の苦しみを受け入れる紬希で、やっぱりきみどりさんと気が合うなと感じられたのがとても嬉しかったです。胸の痛みすらもあなたのものだから私はそれを許すし、この先の人生痛みばかりかもしれないけど、それでも叶えたい理想の自分を追い求めて等身大のまま生き抜いていく、というのは、まさに自作と同じ結末でもあるので…。
    理想と現実の狭間で不安定に揺れ動きながらも必死に生き抜く姿が美しい物語でした。
    素敵な作品に出会えて幸せです。長々と失礼しました!

    作者からの返信

    愛衣さん、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
    読み終わるのがもったいないだなんて、嬉しいです^^*

    ↓お返事めちゃくちゃ長くなってしまいました!(><;

    悩んだり弱ったりしている人に正論や客観的事実、道徳観等から励ましの言葉をかけるシーンって本当に多いですよね。
    それで心が上向く人に対してなら良いんですけど、悩みが深い人は主観的事実を否定されたと余計追い詰められることもありますし、
    病んでいる等で励ましを受け取れない場合もあります。
    散々色々なことを考えたり試したりして悩み抜いた末に「どうにもならない」と絶望した人にとっては全く役に立たない、時には怒りすらわいてくる無責任な言葉である時もあると思います。
    自殺シーンで「死ぬなんてダメ」「生きてたらきっと楽しいこともあるよ」と説得しようとする展開もよく見ますが、それって止める側の価値観や重い気持ちに向き合いたくない逃げとか、「目の前で人が死んでほしくない」っていう願望とかであって、相手の苦しいという訴えを無視して生き地獄を強いる、無自覚な「一生苦しめ」という残酷な言葉でもあると思います。(主語を「私は」にすれば言えることもあると思いますが)

    紬希と優芽は、この先ふとした瞬間に「あ、こうやって生きていけばいいんだ」と自分で自分なりの何かに到達できる可能性はあると思います。
    でも例えば、生まれ持った気質や認知機能の偏り、知能といった脳ミソの特性があるのなら、それは、改善はできても「完治」はできない、一生付き合っていかねばならないものです。
    自分の持っているものが先天的か後天的か、自分の限界はどこか等を見極めるのってすごく難しくて、だからこそ理想と現実との間で生まれる苦しみもあると思います。

    優芽は自分の人の役に立ちたい気持ちを汚いものと感じている節がありますが、100%下心というわけではないだろうし、私にはむしろ彼女の良いところに見えます。
    それに、少し話はそれますが、私は「ヒトは良い結果を得られる行動が増える生き物」だと思っています。(良い結果とは主観的なものなので、ある人にとっては悪い結果であることもあります)
    ↑の行動様式から、ヒトはある意味、自分勝手、自分本意、利己的な行動しか出来ない生き物だと思っています。
    なので、優芽に限らず、人助けって自分に何らかの利益があるからするものだと思います。
    彼女の純度100%でない善意だって、私にはすごく自然なものに見えます。

    悩み苦しむ気持ちもその人の一部、長所と短所は裏表。大きく頷けます。
    そして、長所短所以外のことも、本人の捉え方次第で良いことにも悪いことにもなる。上手く言えないんですが、人間って興味深いな、と思います。

    愛衣さんとはやっぱ通じるものがあるなぁと思います。
    ついつい色々話したくなって、これでも取りこぼした内容があるのですが、めちゃくちゃ長くなってしまいました……!
    蛇足ですが、表紙から本作の補足近況ノートに飛べます。私は小説は読者が自由に受け取るものだと思っているので、読めばこの作品の正解がわかるという内容ではないのですが、もし興味がありましたらご利用ください。

    この作品と出会ってくださり、たくさんのことを感じ、それを文字化してくださり、本当に本当にありがとうございました!
    愛衣さんとのやり取り、本当に興味深く、楽しかったです!


  • 編集済

     遅ればせながら、完結、おめでとうございます!
     異星人とのコンタクトで、少女たちの成長、人間というものの深層を描いていくという、他に類を見ない発想の作品と思います。
     大人になると、大なり小なり、自分ってこんなものだ、人生ってこんなものだ、と適当にごまかして生きています。
     もちろん、それが悪いわけではありません。生きるための、鈍感力というものです。
     ただ、感受性の鋭い、自分というものの実体、をつきつめて考えられる……つきつめて考えてしまう年齢の子供たちが、悩んでいく姿は、どんな大人になるかの準備段階で、大切にすべきものだと思います。
     それをモルモルという、異星人が関わることで、現実化視覚化したとき、どうなるか、それをうまく表現されていると思います。
     素晴らしい作品を、ありがとうございました。

    作者からの返信

    本城さん、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
    大人になってからと、この時期の子どもとでは、世界がすごく違いますよね。
    疾風怒濤とも言われる、自分は何者かを問い、周りを意識し、親より友達と強く結びつく傾向にあるこの時期。
    鈍感力を身につける(大人になる)までのこの過渡期は、苦しみながら必死にもがくような時もたくさんあって、でもそういう生き様を、私はすごく力強くて美しいなぁと思います。
    他に類を見ないと言っていただけてすごく嬉しいです!
    レビューコメントもありがとうございました!!
    本城さんは応援コメントもたくさんくださって、やり取りも楽しかったです^^
    何から何まで、本当にありがとうございました!
    ムリムリにもよろしくお伝えください(*・ω・)ノシ

  • 遅れましたが完結お疲れ様でした。

    設定も面白かったのですが、何よりキャラの深層心理に感銘を受けました。

    うまく表現できない自分が何だか悔しいのですが、とても考えさせられた作品です。

    素晴らしい作品だったと思います。ありがとうございました!

    作者からの返信

    ポンポン帝国さん、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
    面白かった、感銘を受けたと言っていただけて、とても嬉しいです。
    キャラ達をひとりの人間として理解しつつ書いておりましたので、単なる心理ではなく深層心理と言っていただいたこともとても嬉しく思います。
    ポンポン帝国さんの「終末ゾンビ」もついに最終章!
    執筆頑張ってください。応援しております!

    (蛇足ではございますが、表紙から本作の補足的な近況ノートに飛べますので、もし興味がおありでしたらご利用ください)
    改めまして、本作をお読みいただき、本当にありがとうございました!

  • おくればせながら完結おめでとうございます!

    最初は『魔法少女まどか☆マギカ』めいた作品になるのかなと思っていたのですが、全然ちがっていましたね。ぼくは『まどか☆マギカ』も楽しく観ましたが、本作はそうした作品とはまったく異なる魅力を兼ね備えていました。いい意味で期待を裏切られました。

    若い少女たちの悩みや機微、社会問題なども描かれており、以前にもコメントしましたが、深みのある作品になっていると思います。
    ぼくたちが普段感じているような、もどかしい感情も言語化されていて、共感してしまうところも多々ありました。共感できなくても、わかるなと頷けるようなところも。

    あ、それと、蛇足かもしれませんが、モルモルの素の姿には驚かされました……! そんなモルモルのありのままの姿を最後には受け入れる優芽と紬希、すごくいいですね!

    最後まで楽しく読了できました! 素敵な小説をありがとうございました!!(^_^)

    作者からの返信

    キャスバルさん、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
    本作は「自分が王道要素で小説を書いたらどうなるんだろう? 魔法少女とか。きっと捻くれるんだろうな」という遊びの想像から生まれました。
    自分では現実寄りの物語だと思っていて、魔法少女は隠喩的なもの、地球外生命体はヒトとは違う生き物として描くこと(そのため、ヒトはモルモルを不穏に感じる)となりました。
    魔法少女×不穏な生き物というとまどマギを彷彿とさせますが、おっしゃるとおり、まったく異なる物語になっていたと思います。
    モルモルの素顔は虫嫌いの古瀬だったら卒倒するものでした。笑
    あの姿を受け入れた2人に注目していただけて嬉しいです^^
    ある意味モルモル的な人間は、私たちの身の回りに実在するのだと思います。

    共感した・共感できなくても頷けるようなところもあった、のお言葉ありがとうございます!
    正解の提示や啓発を目的とした物語ではないので、ご自身の考えをしっかり持ちつつ読んでくださったこと、それでいて、キャラ達の考えにも寄り添ってくださったこと、嬉しく思います。

    長いお返事になってしまいました^^;
    もし興味がおありでしたら、表紙から本作の補足的な近況ノートに飛べますので、よろしければご利用ください。
    改めまして、本作をお読みいただき、心のこもった感想までくださって、本当にありがとうございました!

  • なんともすごい小説でした。
    超日常系。だけど宇宙人、異能。
    語られるのは社会問題と心の在り方。
    そんなんあります?笑
    だけど細やかな成長を味わわせていただきました。いろいろ考えさせられました。
    (これ書くの、疲れるんじゃないかなあ……とも思ってました。感情移入しないと書けない私です)
    完結おめでとうございます。お疲れ様でした。

    作者からの返信

    トリさん、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
    そうなんです。超日常系です。笑
    人ってポンと変われる時もありますけど、この小説では少しずつ変わるとか、変われないこともあるとかの読んでてパッとしない方に重きが置かれてるので、細やかな成長を味わえたと言っていただけて嬉しいです^^
    書いてて疲れることはなかったですね。自分で書いてるにも関わらず、書き進める中で「そうだったんだねぇ」と登場人物達のことを理解したり、突然ヒトの行動様式的なものに気づいたりしてました。
    なので言われてみれば、自分と人物達を同化させるより、自分とは別の人間として線を引いている、理解しようとするような書き方……だったのかなぁなんて思います。
    この小説を通して私自身も色んなことについて改めて考えたり、新しいことを知ったりできました。

    たくさんの応援、嬉しかったです! トリさんのコメントは文字化されたもの以外にも気持ちがギュッと詰まっている感じがして、それもすごく嬉しかったです。本当に本当にありがとうございました!


  • 編集済

    遅ればせながら、完結おめでとうございます!
    最初は単純に、思春期の少女たちの葛藤がとてもリアルに描写されていてすごいなぁと感動しつつ読んでいました。
    ですがそれだけではなかったですね!物語が進むごとに(上手く表現できないですが)とても深いテーマが描かれていることに気づき、現実世界の自分の心や周囲の人々との関係性にまで思いを巡らせつつ物語を追ってしまいました!

    多様性を否定せず、理解したふりもせず、時に衝突しながらも受け入れてゆく。言葉にするのは簡単ですが、なかなか難しいことですよね。紬希ちゃんと優芽ちゃんならば、幾度となく困難にぶつかりながらも、乗り越え強い自分への生まれ変わりを繰り返しながら生きていけるのだろうな、と思えるラストでした!

    わーめちゃくちゃ長い感想ですみません( ゚д゚)笑
    そして、的外れなことを言っていたらすみませんなのですが、一ファンとしてはこんなことを考えながら楽しませてもらいました!
    改めて、素敵な物語をありがとうございました!

    作者からの返信

    平本さん、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
    現実世界の様々なことに思いを巡らせながら読んでいただけたなんて、すごく嬉しいです。現実寄りに書いたつもりの物語でしたので余計に!
    現実と同じく、キャラたちが直面する試練は単純なものではなく、それを都合よくサクッとスッキリ解決するカタルシスもない、進行スピードもゆっくりな、ある意味小説らしからぬ小説だったんじゃないかなと思います。
    その中から紬希と優芽の成長や、ふたりのこれからを感じていただけたこと、本当に嬉しいです(><*)

    余談ですが、社会人になってからの2人(モルモルも入れて3人)が会って飲んで近況を語り合う1コマが私の頭の中にはあります。笑
    彼女たち、とっても成長してますし、相変わらずとっても頑張ってます!

    私、平本さんのファンなのに、平本さんから「一ファン」だなんて言っていただけて、グハアッてなりました(笑)
    気持ちのこもったコメント、めちゃくちゃ嬉しいです! 私こそ激重なお返事スミマセンw

    物語を丁寧に読み込み、たくさんのことを汲み取ってくださって、そのうえ素敵なレビューや感想までくださって、本当に本当にありがとうございました!

  • きみどり 様 完結おめでとうございます! 
     最後まで読ませて頂きました。ドリームランドは心の深層世界なのかなと思いながら読んでいました。紬希がスピーチで張りつめすぎていた緊張の糸が切れてしまった反動でちょっと病みがかっているのかな、大丈夫なのかなと思ってたら『反転の里』のお話。
     それでも紬希も無事に終わってよかったなと思っていたら、優芽のドリームランド『透明』。モルモル頼むよ! って声出してる自分がいましたw
     でも個人的にはモルモルって味方なのかな? と疑ってしまってた身としては紬希と優芽がちゃんと生きていくというラストで良かったなと思いました!
     ではでは、完結お疲れさまでした! 

    作者からの返信

    冴木さん、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
    物語の抽象的な部分を具体的な感想にしてくださり、とても嬉しいです! 読み込んでくださったことが伝わってきました^^

    モルモル頼むよ、のお言葉ありがとうございます!!
    ヒトは未知のものや予測できないものに対して「自分に危害を加えないか?」と不安を抱く生き物なので、モルモルは最後まで信頼度100%とはならない存在だったと思います。
    リアルでも、よく知らない人や言動が「普通ではない」人に不安を覚えたり、言葉は通じるのにどうしても話が噛み合わない人に苦労したりすることがあると思います。世の中には色んな度合い・色んなタイプの「宇宙人」がいるなぁ、なんて思います。

    納得いただけるラストになっていたようで良かったです。
    冴木さんとはお互いの小説の完結日も同じで、本当に良いご縁に恵まれました。
    長い物語にも関わらず、最後まで彼女たちのことを見守ってくださり、本当に本当にありがとうございました!


  • 編集済

    陽澄すずめさまのレビューとTwitterでの紹介に惹かれて、足を運びました。177話と話数の多さに驚きつつも、世界観の良さと見守りたくなる登場人物達が好みドストライクすぎて……
    後半は続きが気になるあまり、一気読みしてしまいました。応援ボタンのたくさん通知がうるさかったら申し訳ないです。まどマギみたく「うおおっ」な展開になったらどうしようと手に汗握りながら読んでおりました。
    素敵な作品と出会えて幸せです。

    作者からの返信

    羽間慧さん、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
    陽澄さんからのご縁で来てくださったのですね。嬉しいです! 共エン、デカすぎる好きを言葉にできず、いまだにレビュー書けてない勢です((T_T))

    魔法少女+不穏な生き物(+マミさん←最初これもかぶってることに自分では気づいておりませんでした!)は、やはり某アニメを彷彿とさせてしまいますよね^^;
    ただお読みいただいて、あれとは違う物語だということは伝わったかと思います!
    ちなみに、本作に魔法少女が出てくるのは、この物語が「自分が王道要素、例えば魔法少女なんかを書いたらひねくれた設定になるんだろうな」という遊びの想像から生まれたものだからでした。

    一気読み、すごく嬉しかったです! 手に汗握りながら読んでくださったとのことで、さらに飛び上がっております。
    ドストライクのお言葉もありがとうございます。自分の書いたものが誰かのヘキに刺さるだなんて、光栄過ぎます!!
    改めまして、この作品に出会ってくださり、たくさん応援してくださり、ありがとうございました^^

  • コメント、失礼いたします。
    読了させていただきました。

    すみません、年明け位から書く・読むの両方とも一杯一杯で
    睡眠時間を削りながら対応していたのですが、
    中々読みに伺えませんでした。。

    自分で自分のことは分かっていても、
    「本当の自分」は自分では分からないものです。
    そんな「本当の自分」を理解しようとしてくれるのが「思いやり」であり、
    それができる人が「友だち」なのかなと。。
    空っぽに見えても、見方を変えれば様々な色彩がきらめいている「心」と
    夢と希望が溢れているように見えても、非情な「現実」とをすり合わせて、
    折り合いという名の「赦し」を求め続けるのが人生なのかなと思います。
    紬希と優芽が成長していく中で、きっと非情な現実も待っていると思います。
    お互いに赦し合いながら、良い人生を紡いでいけますように…

    中々取り上げられない問題にも深く切り込んだ
    意欲的で挑戦的な作品だと思います。
    ステキな物語をありがとうございました。
    面白かったです!

    作者からの返信

    下東さん、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
    お忙しい中、駆けつけていただき大変恐縮です。でも睡眠はとってくださいね……体が一番大事ですし、一度壊すとなかなか完全には回復しませんから。。
    下東さんには更新の度に読みに来ていただいたり、気持ちのこもったコメントをいただいたり、とても力をもらっておりました。感謝してもしきれません。

    「本当の自分」は私は存在しないと思ってます。または、全ての自分が本当の自分です。
    でも「本当の自分」として誰かに知っていてもらいたい、否定しないでいてもらいたい自分の一面というのは存在するのではないかなと思います。そしてそれは、その時の精神状態等によって存在したりしなかったり、内容が変わったりする、意識的・無意識的な意図を含んでいるものだと思います。
    自分のことは自分が一番わかっているとはいえ、他人からしか見えない自分というのもあります。他人から見たときにだけ見える、自分では気づけない「本当の自分」というのもあると思います。
    この「」をつけた本当の自分って、それこそ色んな見方ができて、結構曲者です(笑)

    同じ物事でも、見る角度を変えれば違う一面が見えてきます。そういう「気づき」は、非情な現実を生きていく中でも役立つことだと思います。
    だいぶ難しいお返事になってしまったので伝わるかわかりませんが、二人には共感し合い、広い意味での気づきを与え合う関係であってほしい、世界のいい方へと向かっていってほしい、と思います。

    長くて小難しいお返事、失礼しました。
    改めまして、物語と出会ってくださり、読んでくださり、ありがとうございました!

  • 完結おめでとうございます! 込められたメッセージ性とエンタメ、そして何よりこの作品の持つ優しさと、現実に存在する厳しさのようなものに胸を打たれ続けていました……。読み終わったあとにこの作品を読めて良かったなあと心底思える物語でした。更新おつかれさまでした、素晴らしいお話をありがとうございました……!

    作者からの返信

    ネヤタニさん、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
    ネヤタニさんのくださった数々のお言葉に、私こそ胸を打たれました。この小説からそんなにも色々なものを、しかも強く感じてくださったこと、本当に本当に嬉しく思います!
    エンタメ、と言っていただけて少しホッとしました。ファンタジー要素はあるものの、色々と現実寄り(人が変わるには時間がかかることや、変えたくても変えられない部分があること等も含めて)に書いたつもりでしたので、人によっては読んでいて辛くなる部分もあったでしょうし、どうしても道徳的?になったり堅苦しくなったりしたところもあったと思うので。

    ネヤタニさんからいただいた「この小説が好き、 小さなくぼみにそっと寄り添ってくれる」というお言葉、今も胸に残っております。
    こちらこそこの作品を読んでくださり、たくさんの宝物のような言葉をくださり、本当にありがとうございました!

  • 完結お疲れさまでした!
    外野から見ると、登場人物はみんないい子でかわいいのに、それぞれが自分の思い描く、なりたい自分との齟齬を覚えている。
    そこに組み合わされる魔法少女と地球外生命体という仕掛けが、非常に面白かったです。

    紬希ちゃんのドリームランドに広がっていた豊穣の世界がとても鮮やかだったので、ラストの『透明』で優芽がその落差に心を閉ざしたという流れに説得力がありました。

    女の子たちの心模様がリアルで、昔自分も躓いた部分でもあり、読むのが辛い……と思うほど。
    その分、全員が自分なりに前を向いて歩き始めたラストに胸が熱くなりました。
    素敵な物語をありがとうございました!!

    作者からの返信

    竹部さん、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
    一気読み嬉しかったです! 疲れていませんか? 一服してくださいね( ><)っ旦

    キャラ達はみんなそれぞれ大なり小なり内外面的な「なりたい自分」をもっています。
    それって現実でも同じで、ヒトって何気ない欲求を満たしたり、夢や目標に向かって頑張ったりしながら生きていますよね。
    ヒトが夢を掴んだり、困難を乗り越え成長したりする姿はキラキラして見えます。でも、悩み迷い葛藤し、もがきながら生きようとする姿も私はすごく人間らしくて、美しいと思います。
    竹部さんが、「なりたい自分との齟齬」や「自分なりに前を向いて歩き始めた」ことに目を向けてくださったこと、とても嬉しく思います!

    この物語、扱っている要素、特に紬希関係のあれこれが読み手にとって身近なものであるほど、読むのが辛いという方もおられるだろう思っていました。
    心模様に辛くなりながらも最後まで読んでくださったこと、とてもとても感謝しております!
    改めまして、キャラや世界観に寄り添い、物語をラストまで見届けてくださり、ありがとうございました!

  • 完結お疲れ様でした!
    優芽と紬希を最後まで見守ることができて、読んでるだけなのに妙な達成感がありますね(^-^)

    素敵なコメントばかりで、この物語が愛されていることがわかります。
    わたしの方も、もうそろそろ完結するので、落ち着いたらレビュー文を書きたいのですが、正直、この素晴らしい作品をうまく表現できる自信がありません。

    どうか気長に待っていてください。
    ありがとうございました!

    作者からの返信

    陽咲乃さん、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
    いつも温かいコメントをくださって、とても励みになっておりました。物語の重要なエピソードにコメントいただくこともあって、鋭いなあ! と驚くことも多々ありました。
    愛されているだなんて……最後の最後まで嬉しいコメントをありがとうございます(><*)

    レビュー書きたいのに上手く言葉にできない気持ちわかります……その気持ちを自分の小説に向けていただけるなんて、なんだかドキドキしちゃいますね(笑)
    もし上手く言葉にできなくても、陽咲乃さんからはすでにレビューコメント以上のたくさんの宝物をいただいております! 言語化できないキラキラした気持ちで私の胸はすでにいっぱいです!笑

    優芽と紬希に寄り添ってくださり、最後まで見守ってくださり、本当にありがとうございました!
    烏天狗も完結まで頑張ってください!

  • 完結おめでとうございます!!
    本当に、本当に素晴らしい物語でした!!。゚(゚´ω`゚)゚。

    レビューのタイトルにも書きましたが、みんなそれぞれに生きづらさを抱える世界だなぁと思います。
    自分本位のペースで生きているように見えるモルモルだって、地球人と上手くやるためにシロクマのぬいぐるみを被っているくらいです。

    このごろは多様性という言葉をよく耳にしますが、本当は気軽に言うほど簡単なことじゃないですよね。
    いつも「あるべき自分」「なりたい自分」からは乖離がある。それを埋めるために被るシロクマは、人によって違う。
    紬希ちゃんも優芽ちゃんも、自分の欠けたものと向き合えたように思います。互いに支え合う関係性が素晴らしいです。
    二人とも、そして周りの子たちも、成長したなぁと嬉しく感じました。

    こうしたテーマのお話を書かれている方をあまり見ないので、本作に出会えたことはすごく幸運だなと思いました。
    素晴らしい作品でした! ありがとうございました!!

    作者からの返信

    陽澄さん、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
    昔からバリアフリー、ノーマライゼーション、共生社会、SDGsといろんな言葉がありますが、近づいても遠ざかる、逃げ水のようなものだと個人的には思います。
    差異にはハッキリとしたものから名前のつかないようなものまでありますし、多様性って本当に簡単じゃないですね。

    シロクマを、乖離を埋めるために人々が被っているものと表現してくださり、とても嬉しいです!
    少し意味はズレますが、モルモルは人間に置き換えて読むこともできます。自分のことを「宇宙人(普通じゃない)」と思っている人や、「あの人何考えてるかわからない」と周りから怖がられている(宇宙人のように思われている)人、などなど……。
    人と上手くやるためにシロクマを自分から被る人もいれば、自覚無しに被っている人、脱ぎたい人もいる。よく見れば、色んなタイプのモルモル的な人が、私たちの身の回りにはいるのではないかなと思います。

    陽澄さんのような読者様に出会えたこと・この小説に出会っていただけたことは私にとっても幸運でした!
    いつも鋭い視点で物語を読み解き、温かいコメントをくださって、本当にやり取りするのが楽しかったです。
    最後までキャラクター全員に寄り添い、成長を喜んでくださり、本当に本当にありがとうございました!

  • 完結お疲れ様でした!
    モルモルの正体にはちょっとだいぶびっくりしました。モルモル……。
    紬希も優芽もそれぞれドリームランドで自分と向き合えたのだなと思います。そして向き合うために、互いの存在が必要だったのだなと。
    その結果が明確な答えではなかったとしても、ただ傍にいる人の大切さが伝わった気がします。
    レビューもちょこっと追記しました。
    最後まで読ませていただいてありがとうございました!

    作者からの返信

    谷地さん、最後までお付き合いいただき、レビューに追記までしてくださってありがとうございました!
    モルモル、全然キュートじゃありませんでした(笑) 古瀬が見たら泡吹いて倒れますね。

    ↓お返事めちゃくちゃ長文になってしまいました^^;↓

    曖昧な部分・ハッキリと線を引けないものを書くというのも本作のテーマのひとつでした。例えば、紬希の生きづらさの原因について、作中では明記されませんでした。そこがハッキリすれば、彼女は生きやすくなるための対処法を得られたかもしれないし、「出来ない自分」を受容できたかもしれません。
    また、~障害、~病、~症等の名前をもらっても、それが解決・完治できるものとは限りません。改善・寛解をしつつ、一生それを抱えて生きていかなければならない場合もあります。(そしてそれは先天的なものとは限らない、つまり誰でもそうなる可能性はあるんですよね)
    創作においてカタルシスは大事ですが、私はそういった現実に目を向けたかったです。小説でわざわざ現実を書くのは如何なものかと自分でも思いますが!
    紬希の生きづらさは何なのか。そこをハッキリさせることは必要か。ハッキリさせたら彼女の悩みは消えるか。そもそもハッキリさせることはできるのか。どうしたら彼女は生きやすくなるのか。私にもハッキリとしたことはわかりません。

    谷地さんは取りこぼされた人たちや曖昧な部分にしっかり目を向けてくださっているので、きっと本作のもやっとした部分からも色々なものを受け取ってくださったのではないかと思います。
    このお返事も内容がとっ散らかっていますが、谷地さんなら良い感じに受け取ってくださると信じて投げちゃいますw えいっ

    改めまして、最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
    硝子を引っ掻くような傷、ビターチョコのような味わいといったこの作品をよく捉えてくださった素敵な表現を、ありがとうございました!!

  • 連載お疲れ様でした!
    見事にタイトルを回収した非常に納得のいく締めくくりだったと思います。「ドリームランド」に出会えて本当に良かったと思います。紬希と優芽に幸あれ!

    素敵な物語をありがとうございました!

    作者からの返信

    こむらさん、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
    物語に通っている大きな軸のひとつがタイトルにも示していることでしたので、このラスト以外は考えられませんでした。
    とはいえ、その軸をストーリー内で読者様に伝えられていないと、ただの打ち切りエンドになってしまうので……納得のいく締めくくりと言っていただけて嬉しいです!
    疾風怒濤とも言われる時を真剣に生きていく彼女達は、きっと深みのある大人へと成長していくんじゃないかなと思います。

    こむらさんの応援は私にとってすごくすごく励みになりました。
    彼女達を、そして本作をずっと見守ってくださり、本当にありがとうございました!

  • 「ヘッブ。……おっと失礼」(ヘッブは〇ッブじゃないぞ)

    完結おつかれさまでした。
    初めはモルモル効果でガンガン引っ張っていく奇想天外な作品かと思いましたが、今までにあまり読んだことのない作品だと感じました。

    それぞれの事象に作者さんがとても真摯に向き合い丁寧に綴られているのがわかりました。人物たちを通して多くのことを学んだ気がします。

    持っているものが違う紬希と優芽は、向き合っているのではなく背中合わせ。だけどお互いの手をしっかりと握っている。二人の友情の形はそのように背中を任せ信頼し合っているような印象を受けました。そしてその近くにモルモルがちょこんといるような。

    素敵な物語をありがとうございました。

    作者からの返信

    さかたいったさん、最後までお付き合いいただき、レビューまでありがとうございました!
    この物語から本当に色々なことを汲み取ってくださって……感激です!
    そして、コメントでもレビューでもクスッとさせてくれるユーモア、さすがですw

    キャラたちが知らなかった世界を知っていくように、読者にも何か新しい視点や世界を知っていただけたら良いなと思っていたので、「人物たちを通して学んだ気がする」と言っていただけて嬉しいです。
    背中合わせで手をしっかり握る二人という表現、素敵すぎます……!

    本作、タイトル候補?に「月が満ちるように、欠けるように」というものがありました。なんか違うしオシャレすぎるということでボツになったのですが、レビューに「月」という言葉があり、おお! となりました。
    月って象徴として色んな意味がありますが、その中から光を取り上げてくださったこと、とても嬉しく思います。

    この物語に出会ってくださったこと、読んでくださったこと、とっても感謝しております。
    本当に本当にありがとうございました!!