03への応援コメント
きっと「火葬場のスイッチを点けるのを、誰がするか?」といった雰囲気なんでしょうね。
シロさんが、見浦さんに意見を求めたのも、この場の雰囲気が大切だったからではないかしら?
こういったものは、周りの人たちの感情によって動かされていて、力が強められたり、逆に弱まったりする気がします。
例えば、キング原作の『IT』のペニー・ワイズみたいに。
作者からの返信
ありがとうございます! この場合は見浦さんがクライアントなので、彼女のGOサインが必要だったんだと思います。
とはいえ周囲の人の感情に怪異の強さが左右されるところ、大いにありそうですね。特に「気のせい」はそういうところが顕著だと思います。
02への応援コメント
猿の手は、ジェイコブズの『遊覧船の貴婦人』に挿入されている、短編小説なんですね。
前にも登場しましたが、死人が蘇るホラーのようで、興味があります。
似たようなお話が、村山早紀さんの『コンビニたそがれ堂セレクション』にもありました。
川に流された親友が、帰ってくるお話なのですが……
作者からの返信
ありがとうございます! 『猿の手』、有名なだけあってとても怖くて面白いのでおすすめです。
村山早紀さんのご著書は読んだことがないのですが、機会があれば手にとってみたいものです。
死んだ人が帰ってきたらどうする? というテーマは、時代や洋の東西を問わず人の興味をひくものなのかもしれませんね。
01への応援コメント
とても楽しく読ませていただきました!
よみごのシロさんシリーズ大好きです。
資格試験の勉強そっちのけで夢中で読んでしまいました。
ホラーが大好きなので怖い話には慣れているはずですが、先生のお話を読んでいるときはドアが少し開いていたりすると閉めに行ったり暗がりを気にしたりとしっかり怖がっています。
上質なホラーをありがとうございました。
これからも楽しみにしています!
作者からの返信
ありがとうございます! シリーズで読んでくださって、とても嬉しいです。
ホラー大好きな方に怖がっていただけると、喜びもひとしおです。今度も背後を気にしていただけるような作品を描き続けていけたらいいなと思います。引き続き、どうぞよろしくお願いします。そして、資格試験がうまくいきますように。
編集済
01への応援コメント
亡くなった家族に呼びかける、という、馴染みのある、それでいてどこか不気味な行為から物語がはじまってゆく展開にずぶずぶと引き込まれました。
悲劇のはてに惨劇によって幕引きがなされましたが、見浦さんと透さんにはまた新しい未来が続いていると暗示されたあたりが、死者への未練に別れをつげることを象徴しているように感じました。
続いてラストにまりあちゃんが「呼んだりしない」と決意したことによって明示され、寂しいながらもさっぱりとした読後感を得られました。
恐怖要素以外では、「消失」の一話目で、志朗さんとまりあちゃんがじゃれてるのが可愛いですね(^^)
作者からの返信
レビューまでいただき、どうもありがとうございます!
生者と死者の繋がりと断絶の話だったなと思います。辛いこともありましたが、見浦さんたち残された側が、前向きに未来に向かってくれるようなラストにできてよかったです。まりあちゃん、
強い子になったなぁ……。
じゃれてるところ、私も好きなので嬉しいです! 仲がいい師弟です。
編集済
01への応援コメント
初めまして、とても面白くてほぼ一気に読んでしまいました。
ストーリーの緩急の付け方もですが、キャラがネタに走らないのにしっかり立っていて、凄いなと思いました。皆さんとても好きですが、特に最後に良い仕事をして下さったお師匠さんこと志朗さんが一番好きかもしれません。
楽しい時間をありがとうございました。
作者からの返信
初めまして。拙作をお読みいただき、また素敵なレビューまでいただきまして、本当にありがとうございました! コメント含め、本当に嬉しく拝読させていただきました。
見切り発車ということで毎日ドキドキしながら進めた本作ですが、お楽しみいただければ何よりです! キャラクターも皆気に入っているので嬉しいです。特に志朗と黒木は過去作にも何度か出しているので、一際動かしやすいキャラクターかもしれません。最後の行動も「彼ならやるだろうな」と思って書きました笑
こちらこそ、本作をお楽しみいただけたのなら幸甚です!重ねてお礼申し上げます。
01への応援コメント
完結おめでとうございます!
中編のつもりで読み始めましたが、がっつり楽しませていただきました。
小野寺さん、そうか……。あとのことまできっちりしていた覚悟が、怖くも切ないです。そしてまりあちゃん、強い。まだ子どもなのに……。
シロさん、本業以外もグッジョブでしたね! ニマニマしながら読んでいました。
今作もこわおもしろかったです! ありがとうございました!
作者からの返信
ありがとうございます!連載中追いかけていただいて、大変励みになりました!
私も中編のつもりで書き始めたらいつの間にか文量が増え……完結させられて一安心です。
小野寺さん、最後まで仕事のできる人でした。相当覚悟が決まってましたね……。
まりあちゃんはずいぶんタフになったと思います。また活躍してほしいものです。
シロさんがグイグイ行くところは、書いててすごく楽しかったです!笑
今作もお楽しみいただければ何よりです! 本当にありがとうございました!
01への応援コメント
拝読いたしました。
被害自体はありましたが、感情移入したような人物ではなかったので、それほど落ち込まなかったです。
(『巣』で、綾さんたちが亡くなったときには、感情移入していたので、げっそりと気が抜けた気持ちになりました)。
まりあちゃんが、霊能力者としてあまり活躍しなかったのが良かったです。
彼女が、前半からバリバリに感覚を張り巡らせて、シロさんと一緒に除霊していたら、ここまで不穏になることはなかったはず。
幽霊の被害が、だんだんと深刻になっていく病気のように、進展していったのがよかったです。
毎回、ゾクゾクこわごわと読ませていただいておりますが、今回も、LINE飲み会を通じた悪霊の描写が怖かったです。
最後まで完結してくださって、ありがとうございました。
作者からの返信
本作にレビューまでいただき、どうもありがとうございました! 今回は被害者にそれなりのヘイトを集めていたので、死なせやすかったです(言い方がおかしいですが…)
ちなみに次作はげっそり来る方かな…と思います。
まりあちゃん、まだ弟子入りしたばかりなので控えめでしたが、そこをお楽しみいただけてよかったです!
霊能者どころか、きっと新生活に戸惑っている頃だと思います。これから少しずつがんばってくれるはずなので、貴重な期間かもしれません。
今作ではじわじわ系怪異をやりたいようにやれて楽しかったです!
リモート会話中に画面の向こうで何かが…というのもぜひやりたかったシーンなので、怖がっていただけて本当に嬉しいです。
また完結作を増やせるよう、がんばりたいと思います。読了、ありがとうございました!