バトル3:吸血幻衝怪リーチ

チャプター1

俺は、明一と話をしていた。

「なあ、激。リーチって知っとるか?」

「ああ。師匠から聞いた事がある。鋭い爪で相手の血を吸い取る幻衝怪。」

「つ、爪から?」

明一は、気持ち悪くなって、便所へ駆け込んだ。

俺は、明一が調べに行ったホテルへ徒歩で向かった。

「リーチか。爪には、要注意だな。」

俺は、ホテルへ辿り着いた。

「ここか。」

俺は、アークマグナムを構えて、ホテル内部へ向かった。

チャプター2

ホテルには、何故か無数のテンが居た。

「キエーッ。」

「いくら何でも、多過ぎる。」

俺は、アークパルサーでテン達を一掃していった。

「おりゃーっ。」

テン達は、爆発して消え去った。

「ふっ。どうにか終わったな。」

チャプター3

そこへ、リーチがやって来た。

「やるわね、刑事さん。でも、私の爪には、勝てるかしら?」

リーチは、爪で俺の幻衝力と体力を吸収した。

「ウワーッ。ここは、逃げた方が良さそうだな。アークブラスター。」

俺は、アークブラスターで壁を壊して、煙が消えないうちに外へ出た。

「ふーっ。これで、出直せるな。」

俺は、署へ戻った。

チャプター4

その頃、美佐は、鈴と一緒に幻衝怪四天王を調べていた。

「鈴。あなたが見たのは、どれ?」

「このリーチよ。何々、爪で相手のエネルギーを吸収する。炎と聖なる力に弱い。」

「どれくらいのかな?」

「激のアークバーニングぐらいだと思う。」

俺は、署へ辿り着いた。

「俺の技が、何だって?」

「あなたの技が効くって事。」

「やれるだけ、やってみるさ。」

「勝てる見込みは、あるの?」

「俺を信じてくれ。」

チャプター5

そこへ、課長の裂がやって来た。

「激。至急、日暮里へ向かってくれ。」

「了解。で、一体何が?」

「幻衝怪「雲外鏡」が出現した。」

「理解りました。」

俺は、パトガーに乗って、空中から日暮里へ向かった。

俺は、日暮里へ辿り着いた。

「空中から捜すのにも、限界があるな。」

俺は、パトガーを着陸させてから、徒歩で雲外鏡捜しに向かった。

チャプター6

その頃、滅は、コーヒーを飲んでいた。

「この苦味は、今の私を表現しているような感じだ。クククッ。」

滅は、スマホをテン達に手渡した。

「お前達、このスマホで、街を破壊して来い。別々に行動しても構わぬ。」

「キエーッ。」

テン達は、各地に散らばった。

チャプター7

俺は、リーチと雲外鏡を発見した。

「そこまでだ。リーチと雲外鏡。」

「来たのね。でも、もう手遅れよ。」

「どういう意味だ?」

「滅様の送り出したテン達が世界中を破壊しに向かったわ。壁幻衝持続状態でね。」

俺は、寒気を感じた。

「雲外鏡。後は、任せたわ。」

「キエーッ。」

リーチは、空の彼方へ飛び去った。

「召幻衝。アークテリオン。」

俺は、召喚したアークテリオンに飛び乗った。

「アークモード。」

俺は、アークテリオンを人型に変形させた。

「アークフリート見参。」

「キエーッ。」

雲外鏡は、白い光線を放った。

「ウワーッ。何て眩しさだ。」

「激。奴の弱点は、巨大な鏡の部分だ。」

「理解ったぜ。アークファング。」

アークフリートは、アークテリオンの頭部を右手に装着した。

「拳幻衝。アークセイントドライブ。」

アークフリートは、雲外鏡に拳を決めた。

雲外鏡は、爆発して消え去った。

チャプター8

俺は、アークフリートから飛び降りて、アークブレスでパトガーを呼び出した。

「テン達を何とかしないと。」

俺は、急いで署へ向かった。

そこへ、百体ものテン達がやって来て、パトガーを圧し潰した。

「ウワーッ。」

俺は、そのまま気絶した。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る