自分が精神病を発症したことが認められない

 私のパソコンには当時書いた遺書のデータがいくつか残っている。「顎が痛すぎるので死にます」というようなタイトルだったと思う。顎関節症で自殺を考えるなんてバカらしいと思うかもしれないがマジ話である。それほどまでに顎の痛みがひどく、私はかなり精神的に追い詰められていた。


 結構長い間自分が精神病を発症したことを認められずにいたのだが、友人に繰り返し「お前はおかしい」と説得され病院に行った。

 なった当時は悔しかったし、プライドがズタズタになってしまった。

 しかし、なってしまったものは仕方ないというか、その後も生きていかなければならないので受け入れるしかない、という結論になった。


 その後通院を始め、投薬治療を受けたものの症状はあまり改善せず、今は睡眠薬以外の薬は飲んでいない。

 結局、私の顎関節症が本当に肉体的なものなのか、精神的なものなのかは現在も不明である(ただ現実としてパニック障害とうつは発症しており、それはまごう事なき事実である)。

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