第40話

 ぼくの『たび』はおわった。

 ひゃくおくのせかいを『たび』する『たび』はおわった。

 ちょうえつてきなるこんぴゅーたー『つぁらとぅすとら』のなかのむげんほうようのでんのうくうかんにてさいあいのかたこいのこいびとをそせいさせんとしながられいりなるかたこいのこいびとをそうしつすることとなったぼくはふたたびいんだらもうののうずいがけいれんするようなまかふしぎなるかんかくにもうしゅうされてでんのうくうかんでのじがどういつせいでーたがこんらんしてゆきめいちょうたるいしきだけが『せかいのあいだのかべ』をしんとうしてゆくように『きょうじんのけんきゅうによってせかいをちょうえつせんとしたじぶん』や『じぶんのりょうしんをさつがいしたはんにんをてっけつせんとするじぶん』や『ないせんじょうたいとなっているこきょうでせんとうしているじぶん』などをへきとうとして『せいれきせんきゅうひゃくはちじゅうさんねんはちがつにじゅうさんにちうまれ』の『ひゃくおくのせかいのじぶん』のじんせいをたいけんすることとなりさいしゅうてきにむがいむへんのつつやみのしんえんについらくしてゆくとどうじに『ついにぼくもしぬのか』としまおくそくした。やがてもうろうたるいしきがかいふくしてゆきかんづくとじゅんぱくのしつないにでんどうしゅじゅつだいやえっくすせんさつえいそうちなどのいりょうききがしっぴしている『びょうしつ』のようなばしょでぎょうがしていることをにんしきした。『びょうしつらしきへや』にはひとりのぐんいらしきだんせいがおりふたつのべっどのうえにまんしんそういの『だんじょ』がぎょうがしていた。『ぐんい』どのはきっきょうしたようながんぼうでかくせいしたぼくをしんさつして『いちじてきなきおくそうしつ』のようだとしここまでのけいいをでんぱしてくれた。ひっきょうべっどのうえの『だんじょ』はぼくがかいこうをぎょうぼうしていた『とうさんとかあさん』でありしんぱいそせいのためにふたりでふんれいどりょくしていたというのである。

 ぼくはてっぷのきゅうをさとった。

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