全力でビオフェル〇ンを差し入れたい思いに駆られる、主人公の括約劇

1995年に公開された、大友克洋監修のMEMORIESというオムニバス形式のアニメ映画を覚えている方はおられるだろうか。
あれの中のパニックコメディー作品に通ずるものがある、と言えばきっと伝わると思う。
タイトルからして「お、これは!」とにおうものがあり、読み始めてまさしく期待通りの話であり、さりとて淡々と分かりやすく読みやすい描写で展開されていくストーリーがただただ笑えました。
ベンがバンバンとか糞スキルとか、もう要所要所の単語で笑いを地味に誘ってくるのが! ずるい!笑
お下品だからと敬遠することなく、一度是非読んでみてもらいたい作品です。男女平等。人類皆が共通して持つ最大の弱点かつ最強無敵の気持ち(余裕が無くて)になれるあの瞬間こそ、武器になる。
主人公ベンの括約を、ご期待ください。

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