第2話

彼女が目を覚ましたのは夕方になってからだった。


携帯を見ると着信とメッセージが届いていた。


「彼からかもしれない。」


と、期待をしてチェックしてみたが、

彼ではなかった事にまた落ち込んだ。


連絡はどちらも同期の彼からだった。


「体調大丈夫?何か持っていこうか?」

「何かあったら連絡して。」


と、書いてあった。


今は、同期の彼とは会いたくと

思いそのまま連絡返さず

何もせずにしばらく過ごした。


夜になり彼女は


「彼にもう一度謝って復縁したい」


やはり諦めきれなかった彼女は、

彼に連絡を入れた。


電話をしても出てもらえず

仕方なくメッセージを送った。


「もう一度、話をさせて下さい。

許してくれなくてもいいです。

ただ謝りたい。

また一からやり直させて下さい。」


そのまま連絡がないまま時だけが過ぎて行く。


「彼の家まで行こう。」


彼女は彼の家まで行き、

もう一度会って話をしようと思い、

彼のアパートまで向かって出掛けていった。

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