第19話

「後は頑張ってね♪」

「了解しました~」


~配信が開始されました~待機人数:34万8471人


「こんばんは~松杉の人、初配信を始めます。よろしくお願いします!」

『きちゃーーーー』

『ヤバすぎヤバすぎ』

『サーバー落ちたのも納得やわw』

『神様....松杉様。。。』

『キターーーー』

『どんなことするんですか~?』

『もっと聞かせて』

『もうすでに伝説級の配信視聴人数で草』

『耳が天国や...』

『スパチャ解禁しないん?』

「とんでもない速さで流れてるからコメントが追い付けない....一応最初は自己紹介とか諸々決めておくこと、やっておこうかなって思うけど大丈夫?」

『はい』

『はい』

『大丈夫です』

『はい』

『大丈夫で~す』

『問題ありませんわ』

『神様の啓示に間違えはないですよ!』

『そうや、そうや』

『バッチ、コーイ』

『無問題』

『具体的に何決めるの~』

『いろんな種類が集まりすぎだろw』

『まとめられるの凄すぎぃ』

『お声も凄すぎぃ』

「いろんな人がいるんだね....あ、具体的に決めることはファンネームとファンアートの呼び名とか...あと歌ってみたの曲決めかな」

『歌ってくれるの?』

『まじ?』

『これ以上の音声とか....』

『歌ってみたってなんぞ?』

『既存の曲をセルフで歌ってネットに上げることだべさ』

『てことは...低音が生きてくる歌かな...』

『男性に歌ってほしい曲10選から選ぼ』

『まじで歌ってくれるの?』

『神の美声に酔いしれて〇にたい』


(結構ヤバい奴いるな...サーバー落ちたって聞いたし覚悟はしてたけど....)

「じゃあまずはファンネームから決めちゃおうかな....ってちょい待ち、なんかメール来た。。。」


『大丈夫か』

『大丈夫ですか』

『大丈夫でしょうか』

『大丈夫どすえ?』

『大丈夫でありんすか?』

『大丈夫なのですか?』

『キャラ濃すぎw』

(お母さんから緊張ほぐせスタンプが来てる....ちょっと硬すぎるかもな...あと、なになに....ふむふむ...はっちゃけろね、了解...)


「よぉ、みんな仕事お疲れ、部活の人もいたのかな?あなたの故郷が配信にもありますように、Vtuberの松杉の人だぜ、よろしく!」


『えっ』

『えっ』

『えっ』

『えっ』

『えっ』

『何事でありんすの?』

『一人だけ口調変わってねえって突っ込みたいけどもっとヤバいことなかった?』


「あれ?みんなどうしたの?配信参加者も40万人いってる....これはうれしすぎる」ニマ~


『はっ!』

『はっ!』

『はっ!』

『はっ!』

『はっ!』

『ヤバすぎますわ....』

『何とか復活した...』

『家に帰ったらお帰りって言ってくれる松杉様のお姿が見えた...』

『割烹着を着せた松杉様にお酌されて...』

『想像が止まらん...ぐへへ』


「書き込みが少ないと思ったらみんな、トリップしてただけか~、心配したよ?」


『ぐはっ』

『松杉様に心配されるなんて....』

『明日、仕事行けないかも...このアーカイブずっと聞いていたい....』

『それな』

『分かりみが深い』

『私はすでに有給休暇申請済み』

『これは会社空っぽになるw』

(仕事行けなくなるのはまずい...ここは...)

「仕事してくれれば俺だって帰ってきたあなたを癒すことができるのに....疲れてまた来て...ね?」

(恥ずかしすぎる...これは自分でもキモイってわかる...)

『御意』

『おまえら仕事、最速で終わらせるぞ』

『夏期講習頑張って、すぐ帰って松杉様にいい子いい子してもらうんだ~』

『これは早く終わらせんと...というか電車大丈夫か!?』

『明日、ひょっとしたら乗車率500パーセント超えるんじゃねw』

『ワンちゃんあるべ...』

『移動中でも聞けるように私はもうワイヤレスイヤホン片手に準備OKですわ』

『これは明日が忙しくなる...』

『久しぶりにコメ欄が一致団結してる....しかももう配信参加人数60万いってるし...』


「というかこんなことしてる暇ないんだった!、そしたらすぐにファンネームとファンアートのハッシュタグ決めていこか」


『松杉様の下僕』

『採用』

『採用』

『優秀すぎるw』

『松杉様の家畜』

『これや!』

『これで決定ね』

『これにしよか』

『ヤバい奴しかいないw』

『無難に松杉様の僕(げぼく)たちでいいんじゃね?』

『無難を辞書で引いてこいw』

『一番最初に出た案と何ら変わってないやんけw』

『ぶwなwん』

『これは松杉様に決めてもらった方がいいのでは?』

『碌な奴が出てこん』

『いやいや下僕or家畜でしょ』

『ほら、一匹ヤバい奴がまだいた』

『松杉親衛隊...』

『!』

『!!』

『!!!』

『いいね』

『好きwww』

『松杉親衛隊かぁ....いい....実にいい』

『変態も気が召したようだぞw』


「親衛隊か...ヤバいな...すげえ恥ずかしい...」


『恥ずかしがってる声、あざす』

『切り抜き班、大変やろw』

『全部いいから、どこ切り抜けばいいかわかんなそうw』


「そしたらファンアートのほうはどうする?」

『松杉様の肖像画by下僕(ry』

『変態たちは一回置いとくか...』

『だな』

『松ちゃんアート』


「いいね!、それにしよう、そうしよう」


『変態の意見が流れてこないうちに無難な答えをすぐ採用しようとする松杉様...鼻血案件なんよw』

『ほんまそれな』


「そしたらファンアートとかファンアートは一回これで決まりでいいか、まあ後で少し変えるぐらいはいいかな」


『私たちは松杉様の意見に沿うまでです』

『お好きなようにしてくさい』

『宗教みたくなってるw』

『すぐ入るけどな...』

『当たり前』

『というか同時接続人数が...』

『初めて見たんだけど100万人とかw』

配信終了後...松杉の人のツウィッターアカウントのフォロワー数は100万人を登録者数は500万人を突破していた。



どもども

筆者のPです。

少し遅くなりましたが何とか投稿です。

是非楽しんでいただけたら幸いです。

※次は歌決めとかを諸々していきます!

星も100目前となりPVも20000直前となりました....

やばい...うれしすぎかよ....

ではでは

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