第6話

さて...部屋に移動したけど...

まじで広すぎじゃねえか? この家……

それに家具も高級感あるし……落ち着かない……

「浩二様、何かありましたら遠慮なく仰ってください、それとここの部屋にある機材、家具は

 浩二様のものですので遠慮なく使ってくださって構いませんので...」

「あ、はい……ありがとうございます」

「いえいえ、それでは私はこれで失礼させていただきます」

ガチャリ…

とりあえずパソコンでこの世界のことを調べるか...

どう考えても志保さんとか病院でのナースでの反応はおかしかったし...

カタカタ

パスワードはと...うえっ?指紋認証で確認できるのかよ!?

部屋が豪華だとやっぱりおいてる機材も豪華やな...

そんな至極当たり前のことを考えながらパソコンにログインし学校の研究で

引用するとよく怒られるwaki先輩を起動し見てみると...

え?この世界って...

俺が好きな男女比がぶっ壊れてる世界か!?

いや確か...


『ほぅ察しが良いのう。そういうことじゃ、しかしタダでは行けんぞ?』

「お金とか持ってませんよ」

『金など要らんわ!!お主は今までの生活に不満があったんじゃろ?それを叶えてやると言ってるんじゃ』…………


そんなこと自称神様が言っていたな...

それにしても男女比ぶっ壊れ世界が大好きなことをよく神様は知っていたな...

本当だったらこういう世界に入ったら高校とかに入ってハーレム!ってのが定番だが...

おれはちょっと別の道でハーレムしちゃおっかな....ぐへへ

まあ……とりあえずこのベッドで寝るか……ふかふかだ……疲れたし……もう……眠い……zzZ

スヤスヤ……



この世界がどれだけ男に飢えているかわからない浩二は

自分がこれからまき起こす事件をまだ知る由もなかった...。



「こうちゃん、起きて!」ユサユサ

「んん~?……朝か?」

「おはよう、こうちゃん!ご飯できてるよ?」

「はい……今行きます」

「早く来てね?待ってるから」

パタパタ……

「ふぁあああ……よく寝れたな……昨日はいろいろあったしな……まあいいか……顔洗うか」

ザパーン!

「ふぅ……気持ちいい……」

(タオルどこにあるか聞くの忘れてたな……後で聞こう……)

「おはようございます、浩二様」

「はい、おはようございます、夕夏さん」

「こちらタオルでございます」

「あ、ありがとうございます」

「いえいえ、気にしないで下さい。朝食の準備ができております」

「はい、わかりました、すぐ向かいますね?」

「はい、わかりました」

テクテク……

「こうちゃん!こっちだよ!」

「はい」

「じゃーん!今日は夕夏と明日香と一緒に朝から頑張ったんだ♪」

「おぉめちゃくちゃおいしそう!」

そこには高級料亭の朝食のように真っ白なご飯ととても熱々だとすぐわかる湯気たっぷりのお味噌汁、

そしてとても甘そうなだし巻き卵、最後にはお漬物とほうれん草の胡麻和えというラインナップであり、

どれもこれもおいしそうである。

「それじゃ、食べようか、いただきます!」

「いっただきまーす!!」

「いただきます」

「いただきます」

パクッ モグモグ……ゴクン

「うん!おいしいです!」

「ほんとうに?」

「はい、美味しいです!特にこのお味噌汁と出汁巻き卵が絶品ですね!」

「本当ですか?よかった……嬉しいです!」

「えへへ、こうちゃんに褒められちゃった♪」

「明日香さん、料理上手なんですね?」

「うーん、どうだろう?お母さんに比べたらまだまだだと思うけど……」

「そんなことないですよ!本当においしいです!」

「そっか……えへへ、ありがとね、こうちゃん!」

「ところで、志保さんの職業はネット上のアイドルを育てる仕事って聞いたのですが詳しくお聞きしてもいいですか?」

「むう...」

「どうしました?」

「お母さんって呼んで!あと敬語禁止!!!」

「あ...分かったよ、お、お母さん?」

「よろしい!...それで仕事について聞きたいの?」

「そうなんだ」

「えっとこうちゃんがわかるかわからないけど...yautubeってわかる?」

「動画配信アプリのことだよね?」

「そうそう!そこで配信...いわゆるライブをしているときに自分の顔を出さずにやってるVtuberって言われてる人たちを

 育成したり、配信とかのサポートをしているところの社長をやってるの」

「あ!そうなんだ...って、社長!?」

「えへへ、実はそうなんだ....それにしてもなんでそんなこと急に聞いたの?」

「実はさ、俺、そのVtuberとしてデビューしたいなって...」

「「「えっ...」」」



どもども作者です!

なんか2000PVまでいっていてびっくりしましたw

フォローしてくださった方もさらに増えて

作者のにやけ顔もどんどん加速しています

さてとりあえず下地ができたので

頑張っていこうと思います。

おそらく次は異世界での女性の方々の掲示板をのぞくことに

なります!ぜひお付き合いください!

ではでは

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