青いトンネルの向こうには~奏でるは海の音~早坂蒔絵編

こんぎつね

はじめに、この作品について。

こちらの作品は「青いトンネルの向こうには~天に届く音色~」のヒロイン早坂蒔絵の視点から描かれた作品となっています。


タイトルも『青いトンネルの向こうには~奏でるは海の音~蒔絵編』とさせてもらいました。


もともとの『天に届く音色』では松田佑斗まつだひろとという大学生がストーリーテラーとしてダイビングセンターに現れた『岩に立つ少女』を語るものとなっていて、私の他の作品よりも多少、淡々とした感じでストーリーが進んでいきました。


一方、今作『奏でるは海の音』では早坂蒔絵というヒロインが自分のストーリーを語るため、先の作品よりも感情は豊かになっていると思います。

また、先の作品では語られなかった場面も描かれていて多少の補完となるように作られています。


同じ作品を違う視点で描いているため、同じ場面のセリフでもかなり違う表現ともなっています。

これは人の伝達は不確か、聞き手によって捉え方も違うと思ったからです。


それでも、前の作品と言っていることが全然ちがうじゃねーか!と違和感を覚えた方は、どうぞパラレルワールドとして割り切ってください。


なお、前の作品同様に最後の蒔絵の演奏場面では、バッハの「G線上のアリア」のヴァイオリン演奏などをYouTubeでお探しになって、再生しながら聞いていただくとことを希望いたします。


それでは、お楽しみください。             こんぎつね

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