十人十色。

この物語は、今まで交わることの無かった二人が、その日、偶然、運命的に人生が交わった、そんなお話。

最初に驚かされたのが、たった一言の『自殺』っと言う単語を、幾重の言葉を重ね深みや重みを付け表現していた点です。

次に、美しい詞のように流れる物語に心行くまで酔いしれてください。

そして、最後にきっと、この作品を通し色んな解釈をするでしょう。
でもきっと、誰一人完全一致はしないと思います。
彼女達のように、見てきたもの、感じてきたものが違うのですから。

次に考えさせられるのは、きっと貴方でしょう。