第22話 少しだけ未来の話をしよう
次にお前は「エッセイを書けよ作者」という。
「エッセイを書けよ作者……はッ!?」
ということでこれが君達に向けて最後の言葉になる。
ところで君達は、もうカクヨムコン8に出す作品の準備は出来たか?
おい君……そんな装備で大丈夫か?
「大丈夫だ。問題ない」
よし、君が言うならそうなんだろう。
話をしよう。
これから話ことは2022/12/1から2023/1/31までの出来事……そう、カクヨムコン8までの期間中の話だ。
君はこの2ヶ月、きっと沢山の苦難が待ち受けている。きっと今の君が想像しているより遥かにボロボロになることが予想される。それは何故かというと、世間という流れの力に直面するからだ。
世のスケジュールを辿っていこう。
まず、12/1からスタートだ。一番カクヨムが盛り上がっている。その頃世間はジョージアとケンタッキーとトイザラスのCMを死ぬほど聞き、そろそろ一年の終わりを感じている。
ここから一気に12/12の2週間経たない月曜日辺りまで時を吹き飛ばす。
きっとこの辺りから全く読まれなく読者選考会低迷期に突入する。絶対読まれないと嘆く作者エッセイが増えて楽しくなってくる。
これはどうしてかというと、まず20代以上の社会人勢は忘年会ラッシュが始まるからだ。コロナ下なのにそんなことするのかって? やるさ。今社会はまともじゃないからさ。コロナだろうがインフルだろうが絶対やる。それが今の大人なのさ。
絶対感染者増えるから見ていると良いさ。
そして高校生以上のバイト勢も巻き込まれるのさ。
残ったまともな人達がどれだけスコップしてくれるかにかかっている期間なんだ。
さて、ここから完全に新規読者を失うのは12/23から、そう聖夜が始まる。
もはやこの最大値まで物欲と性欲が上がる時期に小説を読もうと思う者はいなくなる。
学生も社会人もこの時期はもう絶対動けない。間違いない。
そして12/26の月曜日から仕事収め、学生はすでに冬休み、バイト勢死亡、年末に向けての準備。
もう誰もネット上にはいない。
……いや、ニートがいるが……期待しないでおこう。
そこから一気に進み1/16月曜日。
ここからようやく学校や仕事が始まり出すが、学生いきなり2月の試験に向けて追い込まれる。
2/4まで来て尚も読者選考会の人口は減り続ける。
社会人に頼りたいが、社会人は新しい小説を開拓しようというと好奇心が学生より低い為期待は出来ない。
そして最後の1/31に書き終えラッシュが始まりカクヨムコン8の投稿期間終了。
読者選考会は延長されるがPVは微々たる程度しか伸びない。
何故かというと学生は試験だからだ。
カンカンカーン!
スケジュールをまとめよう。
12/1:カクヨムコン8始動!
↓
・どの世代からもいっぱい読まれる期間
12/12(月) 読まれなくなる
↓
・学生:試験前
・社会:Xマス前、忘年会
12/23(金) 今年もやぁてくる~
↓
・学生:冬休み
・社会:xマス
12/26(月) ことーしも気づいてみれば12月
↓
・学生:だらける
・社会:仕事納め、年末年始準備
・ほんのちょっと読まれる率上がる
12/31-1/1 年末年始
↓
・PVは鈍い、近況ノートは読まれやすい
1/5(月) 一部社会が動くが正月
↓
・学生:お年玉ラッシュ中
・社会:一部労働し、大半は寝る
・ようやくPVが少し動き出す
1/16(月) 正月と冬休み終わり
↓
・社会が動き出すが慌ただしいのでPVの動きは鈍い
1/23(月) 終わり頃
↓
・学生:2月のテスト前の為勉強
・社会:通常通り
1/31-2/7 応募期間と読者選考会終了
↓
・学生:テスト期間
・社会:通常通り
つまり、10代向けの作品がほしいと言いつつ学生が読みづらい季節。そして社会人達もてんやわんやしている最中でカクヨムコンは行われると言うことだ。
ゆっくり優雅に読める富裕層は現代日本でも数は少ない。もちろん当てはまらない人もいるだろうが、まともな心境でカクヨムコンに挑める人が少ないのだ。
この一般的なスケジュールを見ると初めの2週間と終わりの1週間に何をするかで結果が残しやすいのではないかと思われる。
特に一番初めの2週間は毎日投稿を続けるのを最低条件に何かしらを行った方が良い。何かしらは各々の判断に任せよう。
そして残りの3/4は投稿作品の推敲等に力を入れ読まれるのを意識しない方が良いかもしれない。
これはあくまで私個人の意見だ。
君は私の話を聞いても良いし聞かなかったことにしても構わないのさ。
だが、これだけは言っておく。
カクヨムコン開始までに作品の完成は目指すんだ。カクヨムコンは手ぶらで、何をするか考える程度で戦うステージが変わるのだ。
私からは以上。
もう一度聞くが、そんな装備で大丈夫か?
「一番良いのを頼む」
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