第32話「新たなミニチュアダンジョン」

 今日も仕事が終わった。


 セツナちゃんはなかなか様になっていた。


 そして夕方家でガチャを廻す。


 すると『時と狭間のミニチュアダンジョン』というものが出た。


 URだ。


 かなりのものだと思う。


 さっそくセイナちゃんとかなえさんとセツナちゃんと楓と共にダンジョンに入ることに。


 中は神殿のようなものがある。


 旋律の宴に蜃気楼が木霊する。


 願いと思いが交差するかのように記憶が呼び覚まされそうだ。


 神殿から天使が現れた。


 天使だって!?


 どう見ても天使にしか見えなかった。


「では……あなたたちにはこの試練を用意しておきました。この迷宮をクリアしたときにはあなたたちはさらに力を備えているでしょう……では御機嫌よう」


 そう言って天使は消えた。


 そして進むことにする俺たちは気を取り直して進んだ。


 長い……階層があるわけではなく構造ごとに長い神殿のように感じる。


 しかしなかなか強い敵が出る。


 天使兵とかいう奴らが出てくる。


 弓矢と剣を持っているのでなかなか強い。


 楓の風の刃と俺の字游の力で創った剣を飛ばす。


 セツナちゃんもスライムの魔法で燃やす。


 かなえさんも炎魔法で攻撃している。


 セイナちゃんは魔法小剣で敵を翻弄する。


 痛みを失うくらいに敵を封じる。困難な山が出てきてもみんなで乗り越えればいい。


 そんな感じだ。淡いぐらいに敵は消えていく。


 文遊で敵を粉砕すると書く。


 すると砕ける敵。


 天使兵は次々と砕け散っていく。


 そして最奥の方にと行くにつれて、強力な敵が出現するようだ。


 天使弓兵と天使剣兵が出現した。


 天使弓兵は弓を持ち矢を放ってきた。


 そのまま天使剣兵は近づいて来て、剣を振う。


 俺たちはそれをいなす。


 言遊で敵を封じる。そして字遊で光線を描く。


 光線を放つと天使弓兵は砕け散る。


 かなえさんは魔法を放つ、セツナちゃんもスライム魔法を放つ。


 天使剣兵は霧となって消滅した。


 セイナちゃんは魔法をバルカンのように放つ。

 天使剣兵は砕け散った。


 さらに進む。


 天使槍兵が3体も出現した。


 槍使いがかなり器用だ。


 それに連携が取れているからなかなか崩しづらいな。

 

 でもスライムの楓が風魔法を使い風の刃で敵を切り裂いた。


 字遊で剣を書きまくる。剣を放つ。剣は飛んでいく。


 突き刺さる剣は天使槍兵を殺した。


 何とも言えない気持ちだ。


 そしてたまには自身の剣で切り裂いた。


 剣を書くのも良いが、銃とかだとどうなるんだろ?


 試しに書くと拳銃が出現した。


 そして放たれる弾丸が敵に命中した。


 なかなかの威力だ。そしてそのまま敵を粉砕した。


 ミニチュアダンジョンの最奥にさらにボスキャラがいた。


 中位天使長剣兵。


 なかなかの機動力を持つその天使兵はセツナちゃんを狙ってきた。


 だがセツナちゃんも黙ってやられるようではない。


 剣を舞のように奮い、スライムを肩に載せて魔法を放つ。


 風魔法をふんだんに使い、中位天使長剣兵は吹き飛んだ。


 さらに俺は銃を書き込んで大量に出現させた。


 そして放たれる弾丸。


 長い戦いの末に中位天使長剣兵は倒された。


 ドロップアイテムは天使の剣。


 なかなかの威力を誇りそうな剣だ。


 俺が使うことにした。


 さてそうして帰ってきて今日は解散となった。


 セツナちゃんがもう寝ている。


 セイナちゃんも寝ている。


 俺も寝るか。


 楓も一緒に寝て、今日はグッナイトだな。

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