悩み、もがいて、それでも何かをつかもうとする若者たちの話。

夢と言うのは怖いものです。
時に人を駆り立て、時に人を突き落とす。

学生時代にある分野でチヤホヤされた成功体験が忘れられずに、その道を志す若者は世にたくさんいるものの、成功へのキップをつかめるのはほんの一握り。

それでも若者はその手に何かを掴もうと悩み、もがきます。
それが成功を収める確率はきっと高くないけれど、そうして突き進んだ日々はきっとその人の人生にとって大切な財産になってくれるはず。

令和版・中学生日記「お茶漬け恋模様」のスピンオフ。
あの日の中学生たちが20代となり、それぞれの道に向かいます。
悩み、もがきながら、夢を見始めた時の自分に報いるために。