不尽人の守護姫

セントホワイト

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登場人物(随時更新)


――― 主人公 ―――


サクヤ

桃色の長い髪に狼のような尾と耳を持った巫女。またの名を【不尽山の守護姫】。

霊峰の不尽山に唯一登頂することが許されている人物。

腰に帯びた刀の鞘には鈴が取り付けられている。

どのような傷でも死ぬことがない不死身の人、いわゆる【不尽人】。



――― 不嶽の住民 ―――


アキ

茶色の短い髪に犬のような耳と尾を持つ少女。

尊敬するサクヤには人懐っこく、また甲斐甲斐しい。

小さな身体を活かした速度から繰り出される小刀は並みの害意を持ったあやかしでは捉えられない。


タエ

黒く長い髪に熊のような耳と尾を持つ女性。

落ち着いた雰囲気とは裏腹に怪力の持ち主であり、得物である大太刀を不自由なく振り回す様は大人の男でも呆気に取られるほど。


マナ

機織り職人の娘。

普段着だけでなく、神事に使われる衣服などを作っている鶴の一族の娘。

そして陰陽術にも長けており、里を隠すための結界や守るための結界なども担当している。


カラ

森を根城にしているサボり癖のある猫の耳と尻尾を持つ少女。

里の仕事をしていないので何も知らない子供や一部の大人からも白い目で見られているが、実際は森の外に出て諜報活動を行っているため里に姿を見せない。



――― アクタの三姉妹 ―――

里から離れた家屋で暮らす三姉妹。


オウカ

黄褐色と黒が混じった髪をした虎のような耳と尾を持つ少女。

少女でありながら怪力で、タエと勝負をするのが日課。武器よりも自分の手足を使って戦うのを好んでいる。好戦的な性格の持ち主。

姉にクロ、末にシロという三姉妹の次女。


クロ

顔すら隠れる黒く長い髪。全身黒ずくめの女性。

服の隙間から見える肌には蛇のような鱗が垣間見える。

またその握力は片手で掴んでいるところの木を抉り取ることが出来るらしい。

次女にオウカ、末にシロという三姉妹の長女


シロ

白い短い髪をした狸のような耳と尾を持つ少女。

活発な性格で普段は森で遊び、罠などを仕掛けて獲物を狩っている。しかし退屈すると里にも罠を仕掛けるため住民からは嫌がられている。

姉にクロとオウカを持つ三姉妹の末っ子。


アクタ

三姉妹の母親。

里には一切訪れないため生死不明。三姉妹の話では生存しているらしい。

堕人おちびとと蔑まれる元人間。


――― あやかし ―――

ウイ

森の結界を維持するあやかし。人界と樹海を隔てる結界を維持することの代わりに強いあやかしなどから守って貰っている。


――― 襲撃者 ―――

茨木童子

鬼たちの首領。人族の奸計によって倒れた酒呑童子の復活のために仲間たちと共に森に侵入。サクヤの説得により森から去っていった。


牛御前

人界に生まれ落ちた悪女。人界の都で武門の名家で生まれたが家から追放された。

しかし追放されたことを根に持ち、都に侵略を企て、その前哨戦として部下と脅迫した人間と共に森に侵攻する。


チルメ

呪われた不老の堕神。

神々の時代にニニギに振られたことで海中にその身を投げたが、数多の無念怨念をその身に宿している。



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