嘴のごとく鋭く、誰をも寄せ付けないような気高さ、そして、気品溢れる。

表面は、涙で潤んだように輝き、艶めいている。

陽射しを受け取ると、一瞬だけ、キラリと

光の線を放った。

碧色の海に、少しだけ身を投じたのち、

真っ白な雪の絨毯の上に

ゆっくりと最初の一歩を踏み出した。

そして、静かに踊り始める。

微かに布団の上を指でなぞるような音が聞こえた

暫くすると、

時計の音が止まり、動きも止まった。

静寂、沈黙

ポツポツと生まれたものは、無数の泡となる

時計の音が聴こえてきた

再び碧色の海に身を投じると

また踊りだす。静かに、そして速く

今度は、時間（とき）がたつのを忘れてしまったかのように踊り続ける。

ずっと続く光景

止めてはいけないもの

✒️

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