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    心、曝してへの応援コメント

    題名に違わぬ、端整に描かれた物語を堪能いたしました。
    語り手の立場や、仕事に向き合う姿勢、また作業についての説明まで繊細なうつくしい筆致が心地よかったです。「曝書」という言葉は知りつつも、実際の場面は拝見したことがなく、作中の描写から想像しながら拝読しました。古書の頁を捲る、その丁重な手触りや、ささやかな空気の揺れが伝わってくるようでした。素敵な読書体験をありがとうございました。

    作者からの返信

    蘆 蕭雪さま

    こんばんは。
    コメント、ありがとうございました。
    ご評価いただき、うれしいです。
    少しでも秋の気配を感じることができれば、幸いです。


  • 編集済

    心、曝してへの応援コメント

    武蔵野というだけで、清々しいイメージがある。
    国木田独歩さんを思い出しました。
    涙を我慢したヒロイン、立派です。
    僕なら早退したかもしれません。
    (^^)

    作者からの返信

    崔 梨遙さま

    こんばんは。
    コメントいただき、ありがとうございました。
    自分で書いといてなんですが、この主人公……あぁっ! もうっ! って感じでした。

  • 心、曝してへの応援コメント

    書を曝すこと、『私』の心を曝すこと、そして、河野さん夫婦が心を曝して話あったこと、それぞれの重なりと違いが溶けあって、なんとも切ない気持ちが残りました。
    とても素敵です。
    ありがとうございました。

    作者からの返信

    ふむふむさま

    おはようございます。
    すてきなコメント、ありがとうございます。
    そのように読み取っていただき,とても嬉しいです。
    よかったら、またお越しください。

  • 心、曝してへの応援コメント

    最初の曝す場面も惹き込まれましたが、最後の場面は圧巻ですね。花言葉の締め括りも巧みだなぁと……鮮やかな物語でした。

    作者からの返信

    プラナリアさま

    こんにちは。
    素敵なコメント、ありがとうございました。
    ご評価いただき、励みになります。
    よかったら、またお越しください。

  • 心、曝してへの応援コメント

    こちらの作品(ありさの迷い猫ちゃん保護日記)を読んでくださりありがとうございます!コザクラです。

    「心、曝して」読ませていただきました。
    曝書という慣行はこの作品で初めて知りました。確かに古文書は虫食いやカビ、その他諸々の損傷がありますから、これをして文化財の損失を防ぐのは行為自体の朗らかさとは裏腹に全く公的な行いですね。
    これに対して河野さんに対する私的な感情を彩りを持って描かれている部分がとても対比的に感じます。
    武蔵野文学賞のテーマに沿った素晴らしい作品でした!

    作者からの返信

    コザクラ さま

    こんばんは。
    コメントだけでなく、素敵なレビュー、ありがとうございました。
    感謝です。
    先日伺ったときは時間がなく、★と♥のみで、失礼をしました。
    よかったら、またお越しください。

    編集済
  • 心、曝してへの応援コメント

    素敵でした!
    (〃ω〃)
    とくに好きなのは、最後の一文です。
    グッときました!

    作者からの返信

    海空さま

    こんばんは。
    コメントいただき、ありがとうございました。
    最後の一文は、あざといかなぁ、なんて思いましたが、入れてよかったです。
    よかったら、またお越しください。
    ではまた。

  • 心、曝してへの応援コメント

    衛藤萬里様

     初めまして。これは読みごたえがあり美しくもあり、本当に素敵な作品でした。
     大切な文化財を丁寧に一枚ずつめくっていく。地味だけれどとても大切なことであり、物を慈しむ心が溢れた行為ですよね。秋の澄んだ空気感と共に、少し緊張した倉木さんたちの様子が、すうっと目の前に広がりました。
     そんな淡々とした作業の間に隠した恋心が切ないですね。
     己の醜さとの闘いでもありますが、だからこそ人間臭さが溢れていてリアルです。
     素敵な作品をありがとうございました。

    作者からの返信

    ☆涼月☆さま

    こんばんは。
    コメントいただき、ありがとうございました。
    古いものを護るってことが、少しづつむずかしくなっているように感じます。
    人の心の移ろいがあっても、こういったものはいつまでもあってもらいたいなと思います。

  • 心、曝してへの応援コメント

    曝書という行い、初めて知りました。
    温度や湿度が乱調気味なこの頃、恒例行事のタイミングも難しそう。でも、風を受けて籠ったものが吹き飛ばされるのは、とても気持ちが良いものです。そんな爽やかなイメージを、文字で存分に感じ取れました☆
    面白かったです★★★

    作者からの返信

    愛宕平九郎さま

    こんばんは。
    コメント、ありがとうございます。
    ちょうど一年で一番気候のよい時期です。
    時節時節にあった、こういった催しがいつまでもつづいていくとよいと思います。


  • 編集済

    心、曝してへの応援コメント

    コメント失礼いたします。

    丁寧で繊細な物語・・・こりゃあ、僕には書けん。という素敵な作品でした。
    花言葉のラストは切ない余韻もあるのですが、どこか美しさも感じて、複雑な読後感がありました。
    おもしろかったです。


    作者からの返信

    烏目浩輔さま

    こんばんは。
    コメントいただき、ありがとうございました。
    評価いただき、嬉しいです。
    私も烏目さまのぞくっとする暗がりの雰囲気のお話、大好きです。
    良かったら、またお越しください。

  • 心、曝してへの応援コメント

    畳の匂い。
    昔々に誰かの手によって記された蔵書。
    目を閉じれば、筆を走らせるその人の温もりや熱意を感じ取れそうな……わくわくしました!(≧▽≦)

    切ない想いは、また届けることができずに……ゆらゆらと二人の間をさまよって。

    これからの二人もそっと見てみたいです(*´艸`*)

    作者からの返信

    マクスウェルの仔猫さま

    こんばんは。
    コメントを戴き、ありがとうございました。
    こんな地味な話ですが、読んでいただいて光栄です。
    よかったら、またお越しください。

  • 心、曝してへの応援コメント

    素晴らしかったです! 曝書のことは実体験なのかな? と思ったほどに。

    >あ、まずい……と思った。ここで泣いたら、下の文書に落ちちゃうじゃないか。私はぐっと顔をあげて耐えた。

    ここが特に良かったです。本に水は大敵ですからね…。

    作者からの返信

    オレンジ11さま

    こんにちは。
    コメントをいただき、ありがとうございました。
    曝書は秋の雰囲気を出したくて取り入れてみました。
    拙作をご自身の視線で読みとっていただき、嬉しいです。
    よかったら、また越しください。

    編集済
  • 心、曝してへの応援コメント

    百年、二百年といった長い時間を、人の手を借りて丁寧に保存され続けた蔵書と、極私的な「私」の小さな恋心とが、対比されるように感じました。とてもゆっくりとした時間の流れる、静謐な小説空間に取り込まれるように読了しました。こんな空気感を私も出せたらなぁ、と思いつつ。ありがとうございました。

    作者からの返信

    @sakamonoさま

    おはようございます。
    いつも素敵なコメントをいただき、ありがとうございます。
    今回は秋の感じを出してみたくて、描いてみましたが、雰囲気を感じていただければ嬉しいです。

  • 心、曝してへの応援コメント

    少し古風な感じ漂う、繊細で素敵なお話でした。
    藤袴って?と調べてみたら、ああよく見るこの花のことなのね、と。
    ちょっと切なくてはかない、このお話にぴったりなお花ですね。

    作者からの返信

    塩ぱんさま

    こんばんは。
    素敵なコメントをいただき、ありがとうございます。
    拙作をそのような風に感じていただき、嬉しいです。
    よかったら、またおこしください。

  • 心、曝してへの応援コメント

    うわー!滅茶苦茶良いです!!
    切ないけど描写一つ一つが綺麗で繊細で、とても胸に響きました……
    文書を風に曝すという行為を、隠すしかない恋心と対比させる発想も凄いですし、それをここまで見事に書き上げる文章力にはもう尊敬しかありません……!本当に素晴らしい作品だと思います!!

    作者からの返信

    御角さま

    こんにちは。
    コメントいただき、ありがとうございます。
    つたない作品ですが、そのようにご評価いただき、とても嬉しいです。


  • 編集済

    心、曝してへの応援コメント

    勉強になりました。ありがとうございました。花言葉での締めくくり。愁風の切なさ。良い作品でした。また読み返してみます。

    読み返してみました。やっぱり良作でした(T_T)

    作者からの返信

    淀川 大さま

    おはようございます。
    コメントを戴き、ありがとうございました。
    この季節にあったものを、と思って書いてみましたが、ご評価いただき、嬉しいです。


  • 編集済

    心、曝してへの応援コメント

    コメント失礼します。

    雰囲気や感情がくずし字で綴られた文書のように、すらすらと流れ入ってきて、切なさが胸を打ちました。

    今も余韻が響いています…。

    素敵な作品をありがとうございました。


     追記です。ごめんなさい。

    秋の七草から漂い、書物のあり方から管理までが分かりやすくスラスラと理解することができました。彼女の仕事に対する慣れ始めてできたプライドも、彼に対する歪だけど純粋な淡い想いも、その残滓のように引き摺る想いも、肌で感じるかのようでした。

    ラストの涙から末尾までは、仕事へのプロ意識や吹き溜まる感情などなどが垣間見れたような気がしています。最後の一行が、何とも言えぬ心のアクセントとなっていて素敵でした。

    身勝手にごめんなさい。

    作者からの返信

    鈴ノ木 鈴ノ子さま

    おはようございます。
    コメントを戴き、ありがとうございました。
    なかなかなじみのない話なので、あまり説明くさくならないようにと気にしながら書きましたが、いかがだったでしょうか?

    編集済