短編と長編を投稿し終えてみて、カクヨムはじめ各小説投稿サイトについて感じたこと

 こんばんわ。涼紀龍太朗です。


 先日ですねー、長編小説の投稿が終わりまして、今、ひと段落ついているところなんですけども。今は、新しいの書いています。また異世界モノですね。異世界で喫茶店開く、ってやつ。


 7月のはじめにですね、カクヨムはじめまして、最初に短編投稿して、それから長編、を空けずに連続して投稿しました。だから7月の頭から9月の2日まで、延々毎日一話ずつ投稿したことになります。


 自分にしちゃ長いこと連続で投稿してたんですけども、それもですね、既に書いて完結してあった小説を適当なところ、大体三千字くらいですね、で切って、投稿していただけなんで、まぁ割と投稿自体は楽にやってました。


 でも、作るのやっぱり大変でした。そんな感じで、自分なりに一所懸命作ったし、自分ではそれなりに面白いと思っていますので、もし宜しければ読んでみてください。


 短編「人食いのマナ」

 https://kakuyomu.jp/works/16817139556241634003


 長編「行・け・な・い異世界マジック」

 https://kakuyomu.jp/works/16817139556587237236


 ちなみに、短編の方は電撃で、長編の方はGAとオーバーラップで一次通ったやつです。だから、ラノベの文学賞で一次通るけど二次はキツいかな、ってい作品はどんなものか、参考にしていただくのも良いかと思います。


 そんな感じで、これで小説投稿サイトは三つ登録していることになるんですけど、一つは言わずと知れた「小説家になろう」で、もう一つは「アルファポリス」です。


 長編と短編と、一通り投稿してみて自分なりに感じたことを少しだけ書いてみたいと思います。割と愚痴です。クダを巻くというか。


 実はこの長編と短編、この三つのサイトでほぼ同時に投稿してたんですね。それで、やっぱりそれぞれに癖というか、特徴というか、傾向がありまして。主にPVの話です。


 先ず「小説家になろう」。やっぱここが一番PV来ますね。読まれるというか。割と全話、万遍なく読んでくれる印象です。


 最終回ブーストが一番来たのもここです。トップページの最終回の枠への掲載が終わっても三日くらいは普段よりPV高かったです。


 次に「アルファポリス」。ここは、多分、まぁ、そこそこ、って感じw というより、よくわかんないw だって、PV出さねぇんだもんw 「24hポイント」とかゆう独自得点出してきやがってw それじゃちょっとよくわからんのですけど…という感じ。


 ちなみに、ポイントの内訳としては、(多分)1PVにつき7ポイント、10ポイントでボーナス1ポイント、投稿すると200ポイント、ブクマが付くと300ポイント、という風に加算される感じ。感想もらっても付くらしいけど、残念ながら自分の作品に感想を書いてくれた人はいなかったので、よくわからんです。


 ただその1PVってのがどこなのかよくわかんない。タイトルページだけなのか、どこの話を読んでくれたのか。そもそもPVかどうかもわかんない。ユニークアクセスかもしれない。全てがフワっとしている。


 ただ、長編の方は前半はアルファポリスが一番アクセス多かったですね。それはもう圧倒的に。ブクマも一気に付いていったりして。


 ただ、どこからアクセスされてるのかよくわかんなかったですけど。そういうところが痛いんですよね。どこで集客できているのか、全然わかんない。そこがアルファポリスの明確な「欠点」だと思います。それさえなきゃ、ポイント還元率も高くて良いサイトなんですけど…。


 で、最後はカクヨム。ここはもう読まれないw 客が全然来ないw それはもう圧倒的w もうね、ぜーんぜん来てくれないw


 ただ、書く方の使い勝手としては一番優れてますね。デザインも良いし、UIも良い。ルビとか傍点も打ちやすい。


 それに、色々と交流ができるのもカクヨムの良いところ。読み合って相互にポイントを増やすことを避けるために「なろう」にしてもアルポリにしても、誰がブクマしたか、ポイント付けたかわからないようにしてるけど、カクヨムはその逆。


 カクヨムの場合、「なろう」とかでは採用していない機能を実装することで、書いてる人たちに交流が生まれて、サイト自体は活性化しているように思います。もちろん、カクヨムでも読み合いの強制みたいのは禁止されてるみたいですが、割と有名無実なところありますよね。


 自主企画なんかも交流目的で設置されてますよね。実際僕も自主企画から作品知ったり、作家さん知ったりしてますから。それに、各々自主企画で「遊んで」る感じがすごく良いですね。「なるほど、こういう切り口かー」と面白い独自企画も盛りだくさん。割と好きなんですよねー、自主企画。


 あと、カクヨムは読みやすい。読者の方で縦書きにも設定できるし、背景色まで指定できる。本棚みたいのもあって、フォルダみたいにして未読や読了に分けてくれている。めちゃ読みやすいですよね。


 あと、カクヨムはGoogleアナリティクス使えるのが超便利! これで細かいPV数も見れるし、ページ毎の動き、客の属性まで(ある程度)わかっちゃう。


 だから、サイトの作りとしてはそりゃもう圧倒的にカクヨムが優れているんですよね。


 こんなに使いやすくて、しかも読みやすいのに、なぜカクヨムは読まれないか?


 これはもう、多くの人が指摘しているように、トップページがひどすぎるからですねw これはもう、ホンットに最悪。


 何が最悪か、って新着更新小説がないことですよ。いや、あるけどないに等しい。あんな下の方に、ちかもちょびっとあるだけじゃ、まるで意味をなさない。


「なろう」にしろアルポリにしろ、ここは良心設計なんですよね。ちゃんとトップのわかりやすいところに掲載してくれる。しかも、完結した小説は半日くらいそこに居続けるわけです。


 これは名もない初心者にとっては嬉しい。謂わば、万人に平等にチャンスを与えられているわけです。


 しかしカクヨムは違います。ごく一握りの、既に有名な作家さんにしか多くの人の目に止まるチャンスは与えられていません。言ってみれば、既得権益ですね。


 強者は更に強く、弱者はいつまでも逆転のチャンスすら与えられない。それがカクヨムのトップページの思想です。


 これじゃ、読まれないはずです。PV見ても、「なろう」やアルポリに水を空けられるばかりです(まぁ、アルポリはよくわからないのですが)。実際、カクヨムからアルポリへ鞍替えする人も結構いますからね。


 ただまぁ、さっきも言ったように、使い心地がいいのは圧倒的にカクヨムなんですよねー…。ここらへんのジレンマがすごい。


 あとですねー、今回長編の投稿を終えてみて、各サイト、読者の癖と言いますか、傾向はおぼろげながら見えてきたような気もします。


 というのも、アルポリは途中からガクッとポイントが減ってしまったんです。一時は1,000ポイントを超えてきて、「24hポイントが1,500以上で書籍化打診」も狙えるのではないか、という勢いだったのですが、途中からはもう、見るも無残な感じになってしまって…。


 それがですね、よくよく小説を見直してみると、会話が少なくなってたんですね、ポイントがガクーンと減った時から。それが丁度主人公が異世界に行くタイミングで。そこからは割と主人公のモノローグが多くなっていったんです。


 そういえば、短編は割とアルポリではそんなにポイント集まんなかったんですよ。そっちは一人称のモノローグで話が進んでいくタイプだったんです。


 逆にカクヨムは、どちらかというとその短編の方が読まれていたし、星の成績も長編に比べて良かったと思います。


 一方、「なろう」は、短編の方は、一話読んでくれたらあと全部読んでくれる感じだったのですが、アクセスはそうでもなかった感じです。でも、長編の方はアクセスは圧倒的に過去最高(僕の中での話ですよ?)。各話も万遍なく読んでくれています。


 思うに、アルポリは会話主体の小説が好きな読者が多いんじゃないですかね? 言ってしまえば、普段一般の小説を読むことがあまりないような方が読みにきているのかもしれません。もっと言ってしまうとマンガ好きな方。マンガは基本的には会話とイラストで進んでいきますからね。そこに慣れちゃうと、地の文が続くのはツラいかもしれません。


 で、カクヨムは逆に、割と地の文がズラッと並んでるのを好む読者が多い印象。アルポリとは逆に、普段から小説読み慣れている人が多いのかもしれません。じゃあ何であんなに読んでくれねぇんだ?という疑問が出てきますが、それはやはり、それほどまでにあのトップページが最悪だということなんでしょうw


 そして「なろう」の場合は、これはもうやっぱり異世界転生モノが好きな人たちが多い、ということなのかもしれませんw


 まぁ、僕の数少ない、サンプルとも言えないようなサンプルの話なのですが、そんな風に思った次第であります。


 そんな風にして、各サイトそれぞれに思うことについてクダを巻いてきましたが、僕は今後もこの三つを併用していきたいと思っています。


「なろう」はやっぱりアクセスが集まるのでモチベーションを保つのには都合が良い。


 アルポリはポイント還元が嬉しいw それに、まあまあ読んでくれもする。


 カクヨムは書き心地が良いし、読みやすいし、面白い自主企画がある。


 それぞれに自分にとってはメリットというか、登録している意味があるので、今後もこの三つで同時投稿していきたいと思います。








  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る