静かで透明でよくわからない何かが、そこにいる。

どこにでもありそうな日常の光景の中に、目立たないように、静かに静かに、今にも消えてしまいそうな不思議を紛れ込ませるのが本当に上手だと思います。
多くの人が気がつかない中で、気づいた人だけが…怖れる。
でも、ちょっぴり怖くても気づける側でいたくなるようなそんな素敵な怪談ばかりでした。