start02 . 裏ボス女帝、スキルとイリスの過去


「はい、その通りです。こちらの下僕達が調べた情報によると今現在魔王の従える四天王の元へと旅をしているそうです」


ふむ、そこまでもう言っているということはもうアイテムや装備的にダンジョンを制覇して回ってるのね、でも記憶が正しければ今向かっている四天王の1人を倒した後に向かうダンジョンのアラクネが住まうジュリアの大森林で神具「アイギスの鏡」を取らないと次の四天王であるレイスは姿形がどこにいるのかわからないから厄介なのよね、でもそれが無くても攻略できる方法はあるから回収してもさほど問題なさそうかな?それで上手く行けば勇者パーティーに接触もしやすくなるかもだし、ひとまずはその神具回収と聖女ちゃんとの接触を計画に練ることにしたのであった。


「ねぇ、イリス」

「はい、なんでしょうかエルシラ様」

「今勇者パーティーが向かっている四天王の場所は、もしかして四天王でありアラクネ 《ビィリジアス・ジュリア》だったりする?」

「え、ご存知だったのですか?!」

「いいえ、全然知らなかったし寧ろ、四天王まで言っていたことも全く今まで分からなかったわよ?」

「なら何故そこまで分かってるようなのですか?」


不思議なのね、確かにイリスのスキルは私には観ることができるけど、私のスキルを見ることも見せたこともなかったからこの機会に少しだけ隠して見せてあげようかしら


「それは、私の持つスキルで数日先の未来が見ることの出来るスキルがあるからなの、あとイリスは私のスキルを見た事なかったわよね。この際だから、私のステータス少しだけど見せてあげるわ」

そう言いながらステータスやLvは会えて見せないように調整して表示した。


﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌﹌

エルシラ・ディレリ・デェオバルドラール

種族:クィーンサキュバス

称号:女帝:覇者:デェオバルドラールの君主

Lv1■0《Lv■■■■■》

HP■■■■ E:淫魔女帝の髪飾り

MP■■■■ E:淫魔女帝の首飾り

STR■■■ E:淫魔女帝の腕当て

INT■■■■ E:淫魔女帝のドレス

DEF■■■ E:ワンレグニーソ

SPD■■■■ E:淫魔女帝のハイヒール

スキル

魅力LvEX エナジードレインLv4 千里眼 魅惑の瞳 淫魔の邪眼・破 眷属契約 覇気 淫魔従属 淫魔神域 魔王神域 魔道の極意 剣術の極意 神眼 強欲 色欲 慈悲 変幻

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何十年間もお仕えしてきたが初めてエルシラ様のステータスをみて見たことの無いスキルに驚愕してしまっていた、私はこれでも魔王と同じLvとスキルを保有してるけれどここまでの圧倒的なスキルと文字化けしているが恐らく相当なステータスをしてるのが分かる、今この世界にいる魔王ですらスキルは精々10程そこらだと言うのに格が違うと改めて実感した。


「エルシラ様はやはりこの世界頂点なのだと改めて実感致しました、この空間も初めは何が何だかわかりませんでしたが私のスキルと相性が良いことを嬉しく思います」

「ありがと、でも私はあまり戦いや争いは嫌いなのよだから今いる魔王達に土地と自由を与えて私はここに閉じこもっているだけなのよ、暇が出来たら散歩してたけどね」


「その散歩のお掛けなのかはわかりませんが、エルシラ様が私が冒険者だった時のパーティーから疎まれて追放させられて行き場がなくなっていた所を. . .」


そうだったわ今の私ではなく前の前世が混ざる前、おおよそ十年前にイリスと出会って私がその容姿とスキルを見て犯ったのが始まりだったわね、だから途中で言って思い出したのか真っ赤になっちゃってほんと可愛いわね‪‪‪‪。


「えぇ、そうだったわねあの時は少しやつれていたけどやはりあの時、犯って正解だったわ」

「もう!エルシラ様は意地悪です/ / / /」

「ごめんなさいね、可愛いからついからかいたくなるのよ」


そんなたわいのない話をしながら、これからの事をイリスと練ることにした。



✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣


ご愛読ありがとございます!!

楽しんでもらえたならいいね👍この作品オススメできると思ったら✨3点の程よろしくお願いしますm(_ _)m


お待たせしました!!次からはそれっぽいことを言っていたとは思いますが次は. . .

おっとネタバレになるかもだからいわないけどね|ω·)


次回は、少し長くなると思うので8月以降になります。

それでも宜しければ楽しみにしてもらえたら嬉しいです(*^^*)


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