電話越しに語られる、たわいのない話の中に垣間見える感情の機微

病床の年老いた二人の男性が、電話越しに語らうだけ。
片側の男性の心象と、交わされる言葉によって、
その深い想いと結びつきの強さが確りと描かれる作品です。

それにしても百合の登場人物の女性は女性的でありますが、
ブロマンスとかBLの登場人物の男性も女性的に見える。
仕草、思考が、何故かそう感じ得る。
恋愛等を受け持つのはアニマ、なのでしょうか。

実は、ブロマンスとかBLとか、百合とか、苦手なんですがw
物語として紡ぎの美しさと言うものは、確かに存在すると思う。
だから、これらが好きな人は是非読んでみるといいと思います。

その他のおすすめレビュー

こざくら研究会さんの他のおすすめレビュー313