第4回放送 最終回ちょっぴりボリュームUPだよSP(前半)

[SE]オープニングテーマ曲


「こんばんは。限界地下アイドル天使サフィにゃんことサフィエルです。今日も皆さんお疲れ様で~す」


「2022年8月3日 時刻は午前3時。この時間はわたくしサフィエルがヘブンズゲートネットワークからお送りしております、限界地下アイドル天使サフィエルのオールナイト天国」


「え~、今夜も始まりました当番組。ついに、というか色々とありましたが無事に予定されていた最終回まで皆さんと一緒に走り抜けることができます! パチパチパチ~。

 今日で最後なのは寂しいですけどね、こうやって皆さんと一緒になって番組ができたことをすごく嬉しく思います」


「今回は最終回ということでいつもよりもちょっとボリュームが多めの拡大版となっておりますので是非是非最後までお付き合いくださ~い!

 でわ、でわ、早速メールいっちゃいましょうかね」


「ラジオネーム、ガングロかもめさんからのメールです。

 サフィエルさんこんばんは。はい、こんばんは。サフィエルさんは人間界のミュージシャンのあいみょんをお好きだとプロフィールに記載されていますが、僕もあいみょんが大好きでよく聴いています。ちなみにサフィエルさんはあいみょんのどの曲が一番好きだったりしますか? よければ教えてください」


「あ~、あいみょんさんいいですよねぇ。わたしホントに好きで、結構色々と聴いてます。う~ん、でも、一番かぁ… 難しいなぁ。好きな曲が多すぎて迷いますねぇ。気分によっても違うんで、どれが一番… 難しいなぁ。

 あ~、でも、一番好きというか、一番聴いたぞっていう曲ならあれですかね『恋をしたから』か『おっぱい』ですかねぇ」


「『恋をしたから』は、わたしアイドルなんでこれまでの人生で恋愛はしてないんですけどぉ、別に事務所が恋愛禁止っていう事務所ではないのでしてもいいんですけど、たまたまそういうご縁に恵まれなくって、それで恋愛偏差値ゼロのわたしなんかがラブソングをわかるのかっていう話になっちゃうかもしれないんですけど、恋をしたらこんな気持ちになるのかな? いつかわたしも、こんな風に思える人に出会えるのかな? なんて想像というか妄想ですね、しちゃってます。フフフッ」


「あと『おっぱい』 これは何でだろう? な~んか聴いちゃうんですよねぇ。理由も特にわからないんですけど。でも何だろう、曲名が『おっぱい』って名曲が多いってどこかで聞いたことあります。わたしが知ってる中でもスピッツさんの『おっぱい』とかも好きです。おっぱい好きなんですかね? わたしって。フフフッ。フフフッ。ヤダぁ、また自分で言って自分で笑ってる。ごめんなさい、次いきます」


「ラジオネーム、芽郁めいさんからのメールです。

 こんにちは、サフィエルちゃんへのお便りです! ありがとうございます。

 フツオタでもいいですか? どんどんきてくださ~い!

 最近、なかなか布団から出られず、ついつい寝坊してしまいます。どうしたらいいですか?」


「というメールなんですけれどもね、皆さんフツオタってご存じですか? 普通のお便りの略なんですよ。わたしラジオを聴き始めた頃は知らなくてググったのを覚えてます。

 え~、なかなか布団から出られないということなんですけど、これはあれですかね? 夏場に布団から出られないということはクーラーをガンガンに効かせて布団にくるまって寝るという貴族の暮らしをしてらっしゃる方なんでしょうかね?

 クーラーをガンガンに効かせなきゃ寝られないっていう方もいらっしゃるので、クーラーにタイマーをかけて寝てみてはどうでしょうか?

 寝坊はねぇ、わたしもしちゃうんで偉そうなことは何も言えないんですけど、携帯のアラームと、強力な目覚まし時計を起きて歩かなきゃ止められない距離に置くといいかもしれません。

 それと恥ずかしいんですけど、わたしは絶対に起きなきゃいけなくて失敗できない仕事の時は実家のお母さんに頼んで電話してもらって起こしてもらうことにしてます。ダメですよね、わかってます。お前いくつなんだって話なんですけど、わたしのお母さんへの信頼度が他の追随ついずいを許さないくらいに違うんです、すみません」


「でわでわ。次のメールいきま~す。

 ラジオネーム、世界はいつだって君のものさんから頂きました。ありがとうございま~す。

 サフィエルさん、突然なんですが僕の悩みを聞いてください。おっ、どうぞ。

 僕には小学校の頃から好きな女の子がいます。ただその子はクラスの男子みんなが好きなすごくモテる子で、高校生になった今もその女の子と喋ったことがない僕にとっては高嶺たかねの花のような存在です。

 今までにその子が付き合った男が何人もいて、その子が誰かと付き合うたびに毎回号泣してしまっているような状態です。

 友達からは早く諦めて次にいけなどと言われてしまうのですが、サフィエルさんも僕の周りの友達が言うように他の女性を好きになった方がいいと思いますか?」


「うわ~、すごいな! 詳しくは書いてないですけど、小学校から高校までって、最低でも4年くらいはずっとその子のことを好きでいるってことですよね。しかも一番いい時の4年間なわけじゃないですか。うわ~、すごいなぁ。

 こういうのをね、聴きたかったわたしは。こういうのを待ってたんですよわたし。

 もうホントにね、恋バナ大好きなんですけど、恋愛経験ゼロなんで、わたしなんかの意見が参考になるかわからないんですけど、え~っと、世界はいつだって君のものさんが思うようにしたらいいと思います」


「その子も、わたしだったらですよ? わたしだったらですけど、うれしいんじゃないかなと思いますけどね。だって、そんな… ねえ、4年以上も誰か一人を好きでいるってなかなかできないことだと思いますよ。

 その子に何かストーカー的なこととか、変なことしてないなら別にいいんじゃないかなと思います」


「いや~、素敵だなぁ。女子は一途な男性って好きですよ。ソースはわたしです。

『お前なんかい!』なんちゃってね。フフフッ。フフッ。

 でも、真面目な話、わたしの周りの友達もよく言ってますよ、一途な人が好きっていうのは。

 いや~、素晴らしい。是非ね、一途でいてもらいたいと思います」


「それでは曲紹介の方、いっちゃおうかな。今回も天界SNSで大注目のアーティストを紹介いたします。

 カワイイ顔からは想像できない小悪魔要素たっぷりな女子高生シンガーソングライター 君島きみじまあやさんの現役女子高生らしい等身大の気持ちを歌詞にした初デビューシングル『あの人の生殺与奪を絶対絶賛独占中』どうぞ」

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