母親と父親

三愛紫月を語る上で、私のベースとなっている両親の話をさせていただきます。


私は、母親から【お姉ちゃんは、愛されてるけど、○○は、お父さんに愛されないから、可哀想だからお母さんが愛してあげてるんだよ】とよく言われていました。

愛が歪んでいたのだと思います。【父親が死んでから、自分が、父親が不倫してる最中に出来た子供である事も知りました。】

たがら、お母さんが、愛してあげてるって言葉だったのかと大人になって納得しました。

父親が死んでから、不倫の最中に出来た子供だと知ってかなりの嫌悪感を自分に抱いたのを覚えています。

昔、働いていた人に『お父さんは、○○さんを愛してるよ!忘れた事はないよ!』と言われた事がありました!その方は、そうかも知れませんが、私の父親は違うだろうと思いました。


父が亡くなって、送りつけられたのは借金を肩代わりするか放棄するかでした。

父親の再婚相手は、ずっと不倫していた相手でした。

なのに、相続放棄が出来る期間が、後、一週間とかしか残ってない状態で借金がやってきました。

弁護士さんに無料相談して、手続きを無事出来たからよかったですが…。


向こうの人が、調べて私達がいるとわかったから借金の紙を送りましたと言ってきて、いやいや、結婚した時からあんた(父の相手)は知ってるだろ!と思いました。


父親の再婚相手は、私達に関わりたくなかったんでしょうね!


姉が、母親が亡くなった報告を父に電話したら、祖母(父の母親)に、『幸せで暮らしてるからかけてくるな!』みたいな事を言われたと言っていました。


だから、父親は私達を思った日、なかったと思いますけど!!って言うのが、私が思った事です。


戸籍をとって、わかったのは、母親と離婚成立した年に赤ちゃん産まれてました ゚ ゚ ( Д  )


母親が、父親の写真をぜーーんぶ、シンクで燃やした理由が何となくわかりました!


私も姉も、父親の顔すら覚えてません。


ただ、母親は一度も父親の文句を言った事はなかったです。


不倫相手に、店をさせていたらしいとかも、周りに聞きました!


うろ覚えですが、不倫相手とのデートに姉と二人連れて行かれていた記憶があります。


どんな夫婦だったのかは、全く理解出来ないし。


思い出せません。


私達が寝静まった頃に、喧嘩をしていたという記憶がうっすらとあるぐらいです。


母親があるものに、ハマらなければ父親と離婚していなかったのかも知れません。


父が、私を愛していたかどうか、今さら知ることはありません。


母親は、きっと不器用な人だったのはわかります。


大人になって、結婚した私自身もすごく不器用な人間だから…。

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