第3話 初めてのデート ☆ー3rdー★

「さて…おれは海パンに着替えたぞ。彼女を待つか…。なんかドキドキするな。彼女の水着姿、見たことないからな…」


ー お待たせしましたー。遅くなってごめんなさい。よろいかぶと装着するのに、てこずりました。

「なんで甲冑かっちゅう姿やねん!ここ海やねんぞ!おのれは武士か?その格好でどうやって泳ぐねん。暑苦しいし、絶対沈むわ。ほら、周りの視線感じないんかい!皆笑ってるやないか。早く水着に着替えてこんかい!」


ー 分かりました。

  …はーいお待たせ。どうですか、この水着?おかしいですか?

「…(スクール水着か…しかも「3年2組 鈴木」って名札付いてる…ここはツッコミ入れたいところだけど…まぁ良しとしよう)」


「さぁそれじゃあ、海に入ろう……ってグェンさん、どこ行ったんだ?」

ー ゴボゴボ…誰か助けてください…!息ができません!

「いきなりおぼれてんのかい!勝手に深海しんかいまで行ってんじゃないわ」


(Lastへ続く)

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