ℤガンダム~思いつくままの考察~

タッチ

一年戦争の寸評~マ・クベ大佐~

・わたくしは基本的に富野監督の手掛けたガンダムが好きです。人間の葛藤、

相克を描き切っている処や裏切り者の存在が溜まりません。マ・クベ

大佐も例外でないですね。マ・クベ大佐は私見では決して卑怯ではないと思

うのです。特にORIJINの内容が今後の正史となると聞きまして、オデッサの戦いではガンダムと闘うことなく、連邦軍のMSと闘い例の「ウウガン、あの壺を、

キシリア様のもとに届けてくよ。あれはいいものだ」というセリフが入るのですが、

このシーン卑怯なのはウラガンの方で「わたしはギャンで出る。ウラガン、グフの中隊で続け」と命じられたのに、ウラガンはザンジバルで脱出してしまう。それを見上げながらマ・クベ大佐は例のセリフを言う訳です。確かにオデッサ作戦時に南極条約に違反して核を発射させたり、テキサスの戦いで堂々と戦わなかった等の理由で卑怯な人間と思われますが、キシリアに対して男のメンツをかけて出撃したわけです。アムロを善に設定するべく、それに相対するべき、シャァが除隊中ですのでそれに匹敵する悪役を出したかったのでしょう。

PS、今のシーンはORIJINがメインですが、ORIJINではマ・クベ大佐が中将に任じられておりジオンの対地球攻略戦の総司令官になっています。~後結構イケメンに描かれてます~ですから、シャァとの口論が見れないのは残念です。テレビアニメでは総司令官はガルマ・ザビだったらしくガルマの戦死後は誰が任命されている解らない。

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