食後性低血圧



元々の低血圧からか、自律神経が乱れた時によく起こすのが、食後に血圧低下で吐き気や嘔吐の出てしまう食後性低血圧です。


疲れが連日溜まった後、食欲が無くなっていき、そのうち食後30分前後でに吐き気が襲ってくるようになるのが私のパターンです。


めまいやふらつき眠気など、低血圧の症状も出る人はいるかもしれません。




対策はいくつかありますが、まず一番効いたのが、漢方の補中益気湯です。


ただ、すぐに効くわけではなく、1日〜3日など私ではかかりました。


その間の対策も必要です。




炭水化物を食べたあと、特に症状が酷く出ます。


なので、ご飯やパスタなどの炭水化物を先に食べず、野菜やお肉などからゆっくり食べていくことが、まずひとつの対策。




私の場合は、朝昼と食事で吐き気が出ても、夕食の頃には症状が引いているという現象を起こします。


恐らく少ない量でも、一日の食事の中で少しずつ体が慣らされて夕飯の頃には良くなっているのかと思いますが、また次の朝食後では血圧低下を起こします。


このサイクルが解っているので、夕飯の時間はしっかり食べるけれど、他の時間は量を少なく、少しずつ、食べることにしています。




これは私のパターンの時の話ですから、他の方でも同じような症状の癖が出るのかはわかりませんが、もし困っていたらお試しください。




もうひとつの対策は、低血圧の対策でよく話していること。


食後に塩分やカフェインをとる事です。


血圧低下してきた予兆を感じ取った時、余裕があったら塩分やカフェインを、自分の合う方法で少しずつ取って、その後数十分を過ごします。


寝転がれるなら脳へ血流が行くように、寝転んで足を上げるのも効果があるかもしれません。


これは迷走神経反射の血圧低下対策で私がよくすることです。




私の血圧低下は急にくるので、塩やカフェインではあまり成功したことがありません。


岩塩の粒を舐めている間は症状が落ち着くので、それから出来たら足を動かして様子を見ています。


食事の前にカフェインを摂っておくのも一つの手だと思います。




ただ、カフェインは脱水症状や胃荒れの恐れがあるので、そこは注意が必要なことも、しっかりと覚えておいて、効果的に使ってください。


食前は胃荒れを起こしやすいので、強くは無い方は食後にした方がいいかもしれません。


カフェインは効くまでに30分ほど時間がかかります。


それを踏まえて、低血圧の対策に使えるようなら使ってみてください。




この順番、まず気付いたら補中益気湯を飲む、炭水化物をすぐ摂らないで肉や野菜から、ゆっくり時間をかけて食べる、低血圧対策の塩やカフェインを摂る。


血圧を測れるようなら食前と食後に測ってみてください。


下がり過ぎてるようなら内科を受診することも視野に入れて。




補中益気湯は粉でも粒でも売っています。


自分に合う方を選んで飲んでみてください。


普通の薬局では取扱が少ないかもしれません。


漢方薬局や、ネット購入を利用してみてください。

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