この作品は『スピード感』『攻防劇』『臨場感』がたまらない物語です。

とある王国でクーデターが起き国王の双子の娘が逃げ延びたところから物語がはじまります。

ミステリアスなロマンあふれる冒険劇です。
主人公に流れる血の記憶、古代文明の謎が物語の根幹となっております。
戦闘は少なめではありますが物語の展開が早く読んでいて退屈になる事はありません。

ネジが数本ない天然の主人公、ミリオタの清楚系妹、実は冒険のような危ない事が嫌いな神父、1番まともそうな主人公の護衛役の4人を中心に物語が動きますが、噛み合わない4人の行動がなかなか面白いです。

完結しておりますが、評価☆が上がれば続編もありそうな感じがします。
一読してみてください。