雨音の調べ

謎に包まれた少女が気を引きます。今後の展開が気になります。
個人的な興味は人それぞれですが、誰もが経験した学生時代という設定が好感を与える作品ですね。

シンプルな文章が謎に彩りを与えていますが、悪く言うと、単調に感じさせるので、思案のしどころですね。
思い入れを抑えた形跡が覗えます。それをミステリアスに映せれば彩りが放射されますよ。地の文章の箍を外しませんか?。

読み手様と一緒に、あなた様も愉しんで下さい。伝えることに限度はありますが、愉しむことに際限を持たないで下さい。
岡本太郎(故人)さんは、芸術は爆発だ。と仰いましたが、羽目を外すことは決して、悪くないです。

やっとのことで見えたものは、掴み取って下さい。それを、夢ではなく現実の世界に持ち込みましょう。頑張って下さいね。

     うさぎ赤瞳       敬具