第7話 日和

 チュンチュンチュン


 むぎゅー もにゅもにゅ


「んんぅ。まだ早いよぉ」


――――――――――――――――――――

 その豊かな胸に俺の顔を埋めて離してくれないのは日和ヒヨリだ。

 彼女は、金髪碧眼のタレ目で見た目通りのんびりとした性格なんだけれど、人をからかうのが好きで良く俺の事を弄ってくるんだ。

 そんなやりとりが心地い日曜日の朝がやってきた。

――――――――――――――――――――


「えぇ、もう起きるの?」


「今日はやる事ないよねぇ」


「そ、れ、な、ら……もっと寝て良いよねぇ?」


 ぽよんぽよん


「んんっ♡」


「ダメだよぉ。朝は恥ずかしいんだからぁ」


 むぎゅっ


「トイレ行きたいのかなー?」


「ダーメ♪」


「えいっ、えいっ」


 うっ うっ


「あぁん。つらそぉ。もう我慢出来ないのー?」


 コクコク


「それじゃ、ここでシちゃう?」


 ブンブン


「そうだよねぇ、他の子に怒られちゃうよねぇ」


「でーも、もうちょっとだけぇ離れたくないよー」


 ドキッ


「だってぇ、わたしもなんだけどぉ」


「みーんな、君が好きな女の子なんだよー」


 ぽよぽよ


「わたしのこの体もぉ、顔も、アソコもぉ」


「ぜーんぶ、君のための物なんだよ?」


 ダラダラ


「そ、れ、を義妹の土萌トモエちゃんに引き受けてもらうだなんてぇ」


「わるーいお兄ちゃんだね♡」


「えいっえいっ」


 うっ うっ


「あーん。ホントーにつらそぉ」


「もう我慢出来ないの? ダメよぉ、ちゃんとしないと」


「今夜は(お布団で)寝れなくなっちゃうよぉ」


 クスクス


 チュ♡


「もうちょっと頑張って、まだわたしがマンゾクしてないんだからぁ」


 ふぅふぅ はーはー


「お手伝いしてあげますよぉ」


 ナデナデ さわさわ


「しー、しー。しましょーね♪」


「それとも、ピー、ピーの方が良いですかー?」


 よしよし


「えいっ、えいっ」


 うぅぅぅぅ


 ガバッ


 シュタッ


 ダダダダダダ


「あーん。イっちゃった♪」


 ガチャ


 バタン


 ……………………


「ふふっ、あの……アンアン、言いながら我慢する顔……ウケるw」


(でも、後で仕返しされちゃうなぁ)


 クスクス


 ニヤッ


「あんな事やこんな事されちゃったりしてぇ」


「いいよぉ、もっとシてぇ」


「なーんてねw」


 ケラケラ


「さてっと、わたしもおトイレにイってこよー」


 ムクリ


 トテトテトテ


 コシコシコシ


「ふぁー、やっぱまだ眠いなぁ」


 トテトテトテ


 コンコンコン


「まだ入ってるのぉ?」


 コンコン


「もうちょっとかかる? なんでぇ?」


 うんうん


「へぇ、男の人ってそんな事あるんだぁ。硬くなると出にくくなるんだねぇ」


「お手伝いしましょうかぁ?」


 ブンブン


「もっと、長くなっちゃうってー、君は何を考えてるのかなぁ?」


「ちょーと、マッサージしてアゲるだけなのにぃ」


「なーんてね」


「まだかかるなら、お水飲んでくるよー」


 トテトテトテ


 ガチャ


 ブ――――――ン


 ジィ――


「あ、午後のミルクティーあるじゃん」


 トクトクトク


 ゴクゴクゴク


「ぷはー、この味がたまらないっ」


「カロリーめちゃ高いんだけどね。なーんか飲んじゃうのよね」


 ぽよんぽよん


 ゴクゴクゴク


 ガチャ


 スタスタスタ


 ガバッ


 むぎゅ


「あー、捕まっちゃったぁ♡」


「おトイレ行きたいんだけどなぁ、もしかしてここでスルのー?」


 チュチュ♪


「ダメっ、そんな事出来ないよぉ」


「あぁん、汚れちゃうよぉ」


 むぎゅ むぎゅ


「ダメ、ダメだってばぁ」


 ハァハァ


 ……


「あ……マジやばい」


 ⁉︎ バッ


 トテトテトテ


 うぅ


「う、産まれそう……」


 ⁉︎


 ダダダダーン


もうちっとだけ続くんじゃ

――――――――――――――――――――

1週間お読みくださり

ありがとうございました。


こちらの物語は、こえけん向け作品として

日替わり彼女と言うテーマで書きました。


最後はちょっとチビった。

いや、はみ出たかもしれません(笑)


一旦こちらで、終わりとしますがコンテストの文字数は余裕あるのでリクエストあれば追加エピソード書きたいなと思います。


それでは、今後ともよろしくお願いします。

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