日常のままの不穏

時事っぽいようでふんわりしていて、そのまんまのテンションで終わるので、説明と評価が難しい作品だなと思いました。主人公があんまりキッパリしてて悟ってるから、よく考えると鬱エンドなのにそうでもないというか……。世にも奇妙なアレとかが感覚として近いかも?最後の一文の解釈が微妙に分かれる気がする。おやつの事言ってんのか、自分の数奇な人生とその終わりを言ってるのか……。敢えてこのテンションと終わりにしたのは上手いと思います。