フューチャリングの罠

すっかり忘れていました。日本に巣くうカタカナ語の罠。その名もフューチャリング。


TOM@HACK featuring 大石昌良


これ、なんて読みますか?

そうです。

「トムハックチャリングオーイシマサヨシ」


が正解です。feature (動詞)という言葉は日本語にないので難しいのですが、映画などに主演させる、呼び物、ゲスト的に据えるようなことです。


また、このエアコンのフィーチャーは自動洗浄機能だ、のように、特徴としても使います。

フィーチャー。


ところが、web小説のみならず日本中のメディアに大量に出てくる誤りが「フューチャリング」。


言わずもがな、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」などの「フューチャー」と混同したことによるマチガイです。


「フューチャー」はfuture、つまり未来のことで、全く違う言葉です。

フューチャリング、は言わば「未来ってる!」みたいな感じになっちゃいます。意味不明ですよね。


というわけで、フ《ュー》チャリングはマチガイなので、使わないようにしましょう!!


- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

余禄:

拙著「DOGs~子どもの国の駅前デスゲーム~」は「ドッグス」と読みます!!

フューチャーではない、ちょっと懐かしい東京が舞台。戦闘用の「擬体」に選ばれた少年少女が、戦いに巻き込まれていきます。


https://kakuyomu.jp/works/16817139554949885094

ぜひこの機会にご一読を!!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る