これだけはやめて欲しいカタカナ語のマチガイ3つ

雪平つつ

カタカナ誤用ベスト3!

カクヨムで数多くの素晴らしい小説に出会い、楽しく没頭しているときに、「あれ?」と気づいてしまう誤字や誤用。小説好き(&中二病)だからこそ陥りがちな誤用とかは、ある意味しょうがないかなと思います。


しかし、日本語の熟達者ですらやってしまい、誤りに気付かないのが外来語カタカナ語です。


とくに若い作者の方々へ―。これだけ気をつければグッと安心なカタカナ語の誤りを集めました。


第一位:「ベッ


めっちゃ多い間違いです。寝る場所のことを指すのであれば、BED―つまり「ベッ」となります。ベットは「BET」つまり賭けのことになります。

これは独壇場と土壇場くらいゼンッゼン違う言葉であり、完全な誤りです。

ファンタジーで横文字ばかりなのに「俺は姫をベットに寝かせた」とか書かれていると残念な気持ちになります。


第二位:「ドック」「バック」「ビック」


同じく濁音が抜けて別の言葉になってしまう例です。

お医者さん(Doctor)のことであればドック、もしくはドクでOKです。

犬のことであればもちろん「ドッグ」。


かばんのことであればBAG、なので「バッグ」です。バックはBACKもしくはBUCKです。


ちなみに、BIC CAMERAです。



第三位:「シュミレーション」


SFでご注意!

simulationは レートなのでレーションです。

シュミレーターではなく、シミュレーターです。


次点:


外来語として表記が揺れるものも多いので一概にマチガイとは言えないものもあります。


例:「野球のグランド」

英語ではGROUNDです。グランドホテル、のようなグランドはGRANDなので、言葉として明確に異なるため、正しくは「野球のグラウンド」と表記すべきです。ただ、日本の野球場には平気でグランドと書いてあります。


「ボーリング」

球を転がすやつは英語ではBOWLINGと書きますが、「ボーリング調査」などはBORING、退屈という意味もBORINGです。

そのため、70年代にしっかり区別するために、玉転がしは「ボウリング」と表記されるようになりました。


カタカナ表記を正確にして、今日もすばらしい小説を生み出してください!!!


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余禄:拙著「DOGs~子どもの国の駅前デスゲーム~」は「ドッグス」と読みます!! 天才少年少女が巻き込まれるバトルロイヤル、そして謎の戦闘用「擬体」の正体とは…!? 手前みそですが面白いです↓

https://kakuyomu.jp/works/16817139554949885094

ぜひこの機会にご一読を!!

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