漆黒の君は、とんでもないじゃじゃ馬で

見た目が可憐だからと言って、性格や品性まで高貴というわけではない。
本作のヒロインもまさにそんなタイプのお嬢さんだった。

そして彼女の類まれなる外見の美しさに惹かれてしまった少年がひとり。

彼もまた鬱屈した「中身」の持ち主だった。
彼は彼女の見た目だけを何よりも愛していた。

ときに人間は自分がなにを本当に愛していたのか分からなくなるときがある。
最後に手にするのは果たして――。

たしかな筆致で描かれる青春ラブストーリー。
二転三転する恋模様に、のたうち回るがいい。

詳しくは本編で!

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