独特のテンポと世界観

半グレvs.不思議な空気を纏う男の物語。
突然現れた娘を引き金に巻き起こった半グレとの抗争。
だがそれは偶然ではなく因縁だったのかも知れない……

独特のテンポで綴られておりミステリーとしての雰囲気を高めています。
主人公の男が不可思議で魅力的な点も良き。
娘とのやり取りも平坦ではなく様々な思いが読み取れます。

また主人公の役割が重要なファクターになっていて興味深いです。
その設定は独特で読者を惹きこむ要素になっています。

物語は更なる展開へ。先が楽しみな作品です。

是非是非!!

(第二章完でのレビューです)