第14話 廃墟を探索したら女の子がいたので保護しました。

 この世界、イザティアの夜空はとても綺麗だ。僕がいた世界の夜空が汚れすぎていただけなのかも知れないが。

 いずれにせよ、星降る、という呼び方は、実際にこの圧倒されるような光の粒を見上げてみないと本当の意味では分からないと思う。


「今日は中々の活躍じゃったな?」


 漠然と夜空を見上げていた僕の肩にちょろちょろと這い上がって語り掛けるフェレット。見た目は可愛いが、中身はと言うと、身形みなりに気を遣わない爺さんである。


「ほらほら、肩から降りて下さい。

 爺さん、そうやって他人の意識を乗っ取れるんでしょう?」

「そんなに心配なくとも、流石に意識がはっきりしている、論理的思考のある対象はそう簡単には乗っ取れんわい」


 つまり頑張れば乗っ取れる、と言っているようなものではないか。


「今日は赤熊のアゼルピーナに憑依してくれてありがとう。

 もしやと思ったけれど、本当にできるとは驚きだったよ」

「あの熊公は、ガタイにばかり力が行っていて、オツムの方はとんと発達しておらんかったからな。しかしあの破壊衝動はすごかった。うっかり、儂まで衝動に呑まれるかとおもったぞ」


 爺さんが憑依できる条件。

 対象の論理的思考能力が低いこと。集中が乱れていること。対象と心理的共鳴が果たせること。


 心理的共鳴とは?

 例えば、馬に憑依をした時は、まぐさを食べる馬に対して『食事』の感覚を共有し同化して行った。同様に、赤熊に対しては、赤熊の『怒り』を共鳴させた。

 僕が発火弾で赤熊を怒らせ、意識を僕に向けた隙に爺さんが取り付き、心理操作で微妙に怒りの対象をずらして他のアゼルピーナに破壊衝動を移動し、それにつけこんで乗っ取りを行った、とかなんとか?

 爺さんもなかなか人が悪そうな気がする。


「爺さん、やっぱり有名人だったんだな。

 アラフアさんに説明した時の、あの驚きよう。

 それに、イリカさんがあそこまで驚くのは初めて見ましたよ」


 いや、僕との強制婚約話の時の方が動揺していたかな。


「まぁ、狼人の賢者ヤキンツァという名は、それなりに広まっていたからの」


 イリカさんが爺さんを呼んだときは、『いにしえの』と頭につけていた。一体、年齢は幾つなのかと聞いてみたけれど、教えてくれないのだ。


「それで、そろそろ教えてくれても良いんじゃないかな?」


 僕は、フェレットの姿をしたヤキンツァ爺さんに聞いてみる。

 何故、僕をこの世界に呼んだのか。

 今となっては、ラキアと巡り会えた幸運があるから恨んではいないが、それでも一歩間違えば僕は死んでいたのだ。説明責任は果たしてもらいたい。


 爺さんフェレットは指先で顎をこりこりと掻きながら、思案しているようにも見える。

 が、すぐにくるんと顔をこちらに向け、話し始めた。


「儂は空間を跨げるばかりでなく、時を観ることも少しは出来るのだがな、それによると、この世界はいま分岐点に差し掛かっておる。

 大きな力と力のぶつかり合い。破壊。崩壊する社会。世を埋め尽くす悲嘆。

 この大きな流れを変えることは、この世界にしがらむ者達では成し得ない。外なる力、心、価値観が必要だったんじゃ。

 じゃが、儂に出来ることは、せいぜいが誰か一人を送り込むことくらい。儂は、その者をさがし続けた。

 そして、ココロ君、君を見出だした」


 フェレットは言葉を切り、こちらを窺うように見上げた。

 本音を語っているかどうかはわからない。それでも、理由を聞くことはできた。だけれど。


「……僕にそんな力はありませんよ?」

「力では駄目なのだ。

 大切なのは心じゃ。価値観じゃ。

 この世界の柵から自由な心を持つ君にこそ、出来ることはあるはず」


 そう言って、大仰に腕を広げて見せる。そんなポーズ取っても、可愛いだけなのだが。


「今後は儂も共に行動し、君の力になろう。これでも導師と呼ばれた身じゃ、何がしかの役には立とう。それに、狼人の間では、それなりに名も通る。

 ――それに可憐な姫が――」

「なら、僕が活躍できれば、ラキアは振り向いてくれますかね!!」


 つい、爺さんの話を遮って自分の気持ちをほとばしらせてしまった。


「――ん?ラキアとは?」

「あ、つい、先走ってしまいました!ラキアと言うのはですね――」


 思わず熱弁に入ろうとしたところ。


「熱が入っているところを悪いが、お前らこんなところで何をしている?」


 巨大な狼に鞍のようなものを付け、跨がった狼人。それらが何人も。暗闇のならから、すぅ、と浮かび上がった。

 僕は思わず左手の珠を握りしめる。


「僕達は、アゼルピーナの大群に襲われ、遭難した者です。いま、仲間が先駆けして、救難隊の到着をここで待っています」


 それを聞いた狼人は、ふぅん、とニヤニヤ笑いながら僕を見下ろす。

 戦士、というのだろうか。逞しい身体つきをしており、その気になれば僕など秒で制圧可能だろう。


「このような夜更けにおとないとは、いささか不躾ではないか?」


 口調とは裏腹に、頬に微笑を湛えたアラフアさんが声をかける。


「すまんな、我らは何分と無作法者でな。行きたいところに行き、欲しいものは奪う。そういう生業の者達だ」


 美貌のアラフアさんを見て、男狼人達は先程とは異なったニヤつきをする。


「盗賊!?」


 僕は思わず口にしてしまう。

 それを聞いた男狼人は、野性的な笑顔を見せながら言い返す。


「少し違う。人どもから奪わずとも、ここは言わば宝庫。アゼルピーナが有象無象にいる。コイツらを狩れば、買いたい奴らはいくらでも居る。そういうわけさ」

「そうか、ならば我らと接点はないな。女性の寝所に集団で押し掛けるとは、人も狼もなく無作法の極みと言うものだろう。早々に退散頂くことを願う」


 そう返すアラフアさんは鋭い目で射るように相手の目を見る。


「まあ、そう急くなよ、ゼライアのお姫様。性急なのは麗しくないぜ」

「ほぅ、私を知って尚、その態度か。見上げたものだな。

 ならば、この辺りはユーハイツィアの、ゼライアの領土ということは知っていよう?お前達のやっていることは不法侵入だ。

 だが、今回はこちらも緊急事態故に見逃してやる。そこらの我々の狩ったアゼルピーナを手土産にくれてやるからとっとと棲処に帰れ!」


 一触即発の緊張。

 僕の脳裏には、ラキアの放つ銀光が甦る。あれを、この筋肉男が放ったらどうなるのだろうか。

 喉がからからだ。身動きする事すら叶わない。


 「主ら、やめんか!」


 一喝が入る。

 両者の間に立ちはだかるフェレット。

 あまり威厳はない。


 胡散臭げに見下ろす狼人に、フェレットは宣言する。


「お前らも狼人ならば名前くらいは聞いたことがあろう。儂の名前はヤキンツァ、導師ヤキンツァだ」

「ヤキンツァだと?あの伝説の?お前が?証拠はあるのか?」

「そんなものはいらぬ。儂は、儂じゃ。それでも疑うというのなら、儂を儂たらしめておるのはこの深淵なる知識であるが故に、得心が行くまで幾らでも儂に問うがよい、魔の深みについてな」


 そう言い放ち、昂然と胸を張るフェレット。重ねて言うが、あまり威厳はない。


「……成程。あんたの態度を見て、確かに古の導師ヤキンツァ、伝説の頑固者と謳われた逸話を思い出したよ。まぁ、あの導師の名を名乗ったところで、人族であれ、狼人族であれ、メリットなどないのだから、いいさ、信じてやるよ」


 その言葉を聞いて、少し満足そうに、鷹揚に頷くフェレット。

 僕には全く尊敬されているように聞こえなかったのだが、気のせいだろうか。


 そしてアラフアに顔を向けた狼人は告げる。


「やる気も削げたところだから、このまま退散してもいい。もっとも、土産はいらんがな。俺たちは、他者の狩残しを拾うような真似はしない。

 姫さんよ、一つだけ、確認だ。

 確かにこの辺りは、地図の上ではゼライアの版図。だが、俺らはそんなものに縛られるつもりはない。だから、この辺を根城にしてアゼルピーナを狩る。

 だが、その事実を知った今、お姫さん、あんた見て見ぬふりはできるか?戻って討伐隊でも送り込まれたら堪らねえ。ならばここで片づけた方が――」


 ニヤリ、と笑い、親指で首を掻っ切る真似をする。

 それを受けたアラフアは、毅然と睨みつけながら言う。


「狼共の雁首を並べた上でそのような事を言われて、我々が脅しに屈服すると思うか?我らは我らが信ずべき道を進む。野の狼に強制される謂れはない」


 それを聞いた、狼人達のうち、話をしているリーダー格が色めき立つ。先頭の男はニヤニヤ笑いを深めている。

 何か、行き違いが起こっている気がする。本来、まとめようと思えばまとまるはずの話が、互いの誇りプライドが邪魔をして、あらぬ方へ向かっているような気がする。

 まずいかも知れない――


「あ、あの!すみません、質問があります!」


 思わず横から割り込んでしまう。双方から胡乱な目で睨まれる。


「狼人さん達は、傭兵、とかはやっておられませんか?」

「傭兵?金で雇われて戦うってあれか?ごめんだね、何と戦うかは自分で決める」

「では、戦う相手に問題がなければ、お金で雇われることに抵抗はありますか?」

「戦う相手が定まっているなら、その働きに応じて報酬を得るのはおかしな話ではない。それは内容次第だが、一体、何の話をしている?」


 闇夜に鋭く光る眼で睨まれるが、僕はこの場を切り抜けつつ成果を得ることも期待できる話を始めた。


***


「狼の背中って、意外に安定感がありますね!」

「馬に比べると持久力はないが、安定感は引けをとらねぇよ。瞬発力は、馬の比ではねぇしな」


 アゼルピーナを狩る者達の隊名、メンデラツィアのリーダーであるアウスレータは、意外に気さくに話をしてくれた。


 周囲では、アラフアさん、パルテさん、イリカさんが、同じく大狼と呼ばれる騎乗可能な文字通り大きな狼に乗っている。全員、僕より上手に乗れているのはご愛敬だ。ちなみに僕はヤキンツァ爺の補佐フォローがないと乗れない。


 僕は、アラフアさんに、アウスレータ達を雇ってクオティアに行くことを提案した。案内役兼護衛役、である。

 これであれば、体裁としては、狼人の傭兵を雇い入れてクオティアに赴き、契約に従い遂行した後に、報酬を支払って解散した、ということにすれば良い。書類上は見逃したことにならないし、メンデラツィア隊の皆にも報酬が行き潤う。

 お互いに利を得るのだから、その後に目を瞑るのは、まだやり易いだろう。ただの体裁の話だが、意外とこれ重要。パルテさんが目を三角にしていたが、それ以外は概ね納得してもらえた。


 時折現れるアゼルピーナは、アウスレータの手下達が瞬殺している。

 狼鎖剣。

 銀色の光をいて宙を走る短剣は、過たずアゼルピーナ達の命を刈る。


「凄まじいものだな」


 狼鎖剣の実物を見るのも、実際に使用する様を見るのも初めてらしいアラフアさんが呟く。


「狼鎖剣、迅いですよね!僕には見ることもできません。あれを両手で操る技術の体得は人間では無理で、だから狼人しか使えないと聞いたことがあります」

「お前、人族の癖に、随分と狼鎖剣に詳しいじゃぁねぇか?なんで知っている?」

「はい!僕の憧れの人が狼人なのですが、その人が使っているところを見たことがありまして、その時に少しだけ教えていただきました」

「お前、人族の癖に狼人に憧れてんの?変わり者?」

「良く、言われます。でも、何と言われようと、憧れに変わりはありません!」


 そう言って僕は、だははー、と笑う。

 そしてそれ以降、心なしか狼人さん達の対応も良くなった気がする。

 代わりに、アラフアさんとパルテさんが僕を見る目が変わった気がする。

 アラフアさんは珍獣を見るような目になり、パルテさんの目は……とても寒く……。


「そろそろだ」


 十年ほど前にアゼルピーナ達による謎の襲撃により陥落、以降廃墟となった街、クオティア。その街区には未だにアゼルピーナが生息すると言う。


「気を付けろよ、この中は危険だ。俺達でもそう長くは居られない。

 何を気に入ったのかは知らないが、アゼルピーナの中でも強力な個体がいくつかここに居ついているからな」

 

 隊列を為した狼達がてふてふと街路を行く。

 いかにも寂れた街、当たり前だけど人っ子一人いない町の風景。


 アラフアさんとパルテさんは、先ほどより狼の背で何か書き物をしている。

 ごそごそと動く背中の上の人達に、狼は迷惑そうな顔をしているが、気づいているのかいないのか、二人は意に介さずに作業を続けていた。


「アゼルピーナの中の強力な個体……か。

 それはどのような個体か、教えてもらっても良いだろうか?

 もちろん、分かる範囲で構わない」

「俺たちがこの街中で目撃したのは、二マレルメートルを超える大猿とその手下ども、それに一マレルメートル半くらいの体高の豹、あとは無数のイタチみたいな獣の群れ、だな。

 このイタチの群みたいなのが性質が悪くて、連携をして獲物を狩りにくるから、うっかりしていると俺達でも危ねぇ」

「なるほど、それらはどの辺で目撃したのだ?」

「そうだな、それは――」


 薄々思っていたけど、アラフアさんは、別に狼人をそれほど見下しているようには見えない。アウスレータの言葉に信頼性を見出した今、彼女は忌憚なく質問を繰り返し、受け入れている。

 その空気を感じているのか、アウスレータも彼女の質問を面倒臭がらず、誠意ある態度で受け答えしている。

 なんか、この関係、いいなぁ。


 そんな僕のお花畑のような思考回路を現実に引き戻す影が、一瞬、視界の端に映った気がした。気のせいか?


「ヤキンツァ爺さん!今、あそこに何か見えなかった?」

「儂にも何か見えたような……子供の姿?こんなところに??」


 僕達の話声を聞きつけた周囲が、緊張感を一段階引き上げ、号令もなしにメンデラツィアの隊員が動き出す。一声吠えた大狼が建物をの上を行き、周囲を見渡す。別の隊員が左右それぞれに迂回し、逃げ道を防ぎつつ包囲を狭めて行く。


「アウスレータ!小さい女の子だ!」


 隊員の一人、女性の狼人が声を上げる。


「姫さん!今はあんたが雇い主だ!どうするか決めな!」


 アウスレータが、アラフアさんに向かい判断を問う。


「保護を!念のため、他にいないかも探してくれ!」


 躊躇なく回答するアラフアさん。

 了解の意思を、軽く手を上げることで示したアウスレータは、隊員達に指示をし始める。徐々にアゼルピーナ達が集まって来る中、最後まで奮闘し、これ以上は無理という段になって、僕たちは街を離れた。

 結局、見つかったのは赤い服を着た少女一人だけだった。


***


 「帰ってきましたね!」

 「疲れましたねぇ」

 「儂もつかれた、早くメシにしよう」


 あれから一週間。

 メンデラツィアに報酬を一割ほど上積みして渡し、アラフアさんとアウスレータはいい笑顔で握手して別れることができた。

 保護した少女は、物も喋れず、茫洋とした状態で過ごすばかりで、彼女から有益な情報を得ることはできなかった。ただ不思議だったのは、彼女自身もその着衣も清潔な状態を保っており、誰かの手で世話をされてようにしか思えない事だ。

 だが、これ以上の調査をすることも出来ず、追加調査はお蔵入り。クオティア奪還の理由が一つ増えたことだけに留まった。

 少女は、アラフアさんが責任を持ってしかるべき対応を取る、と請け負ってくれた。


 僕は今回の旅で、自分の力のなさを思い知らされた。主に暴力的な方向の力を。

 ここは安全な日本ではない。これから、この暴力が蔓延はびこるこの世界でラキアと肩を並べるためには、僕にも力が必要だと思い知らされた。

 旅からの帰り路では、ヤキンツァ爺とイリカさんと相談しながら、僕の新しい方向性について考えた。イリカさんは、そんな僕のために新しく装備をあつらえてくれると約束してくれた。


 大学の臨時講義も修了確定。あとは事務的な話だけが残っている。

 今後の身の振りを真剣に考えなくてはならない。


 「あと大学に通うのは、どれくらいなのですか?」

 「今回の成果を整理してぇ、書類にまとめて提出します。それから、修了式ですかねぇ。もう、何日もないですよぉ」


 イリカさんとの緩いリズムの会話もあと少しか。

 たったの三か月だったけど、胸に迫るものを感じる。

 でも、それ以前に、今日は僕にとって何物にも代え難い為すべきことがある。


「それではイリカさん、僕は行ってきますね」

「慌ただしいですねぇ。はい、行ってらっしゃい。今日でも明日でも、好きな時に、家に帰ってきてくれればいいですからぁ」

「全く、若いのう」


 僕の性急さに苦笑しながら、イリカさんとソルディナさんの家の前で別れる。

 ついでにフェレット爺さんもイリカさんにお願いした。少し抵抗したが、最終的にはイリカさんに首根っこを掴まれて観念してくれた。


 今日こそ!久しぶりにラキアに会うのだ!!

 地下室で愛を叫んだ結果、けじめの問題から、ある程度は実績を出さないと会ってもくれなかったラキアだけど、さすがに魔術講習を修了したら、会うことぐらいはしてくれるだろう。そうでないと嫌だ。


 浮かれながら僕は、夕暮れの街並みを通り抜けて、ラキアの家へ急ぐ。

 今の時間ならば、家に帰る頃合いだろう。

 鼻歌を歌いながら、ラキアの家についた僕は、少しだけ身形を整えてから扉をノックする。


「ラキア!ココロだよ!一か月の研修から帰って来たんだ、久しぶりに声を聞かせておくれよ!」


 その声が届いたのか、扉のなかでごそごそと音がして、ガチャリととびらが開く。


「誰だ、お前は?」


 少しだけ開いた扉から見えたのは、灰白色の髪を持つ美貌の狼女の面影などカケラもない、冴えない禿げた中年男であった。

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