第6話 遭遇テンプレはあるのね(修正) 

 やっと準備が終わったかな?さて転移装置で移動して魔物よけをつかわねば、これ忘れたらまじやばそうだからね!フラグは折らないと危険だしこれテンプレ潰せたよね?

さてMAP片手に移動開始!クロの索敵にもかからないし、問題ないみたいだね。配下なら魔物よけも関係ないみたいだし、なかなか良い魔除けの薬みたいね。


 順調に歩いて1時間ほど移動すると、200mぐらい前に馬車が見えるんですが、こんなテンプレあるのかよ?見たら盗賊ぽいのにおそわれてるじゃん。こんな処で助けたら面倒がくるのまっしぐらじゃねよ!と思うがさすがに人として見て見ぬふりはできないね。

戦名は命は大事で行くことにしてるけど、まずは情報収集として盗賊達を鑑定、レベル80~150か、次は護衛ぽいのを鑑定しレベル150~180でも盗賊のが多いから苦戦してるのね。

レベル差考えたら負ける事ないと思いたいけど数が違いすぎるので、助けに行けば数的に不利を覆せるから余裕がでるいけるはず。やばそうなら追加でモンスター出すか迷うところ、でもやばかったらドラゴン出せば勝ちは決定だけどそれはそれでやばそうだからね、今回はファングに頑張っていただこう。


 牽制として盗賊の集団にファイヤーボールを撃ってみるか、詠唱破棄あるから思ったら撃てるのでかいよねと思いつつ、ぼふっとな!と思ったが知力がそこそこあるので想像してたよりでかい火球が飛んで行った。いきなりファイヤーボールがきたせいで盗賊の足並みが浮いたのを護衛が見逃すことはなく不利だった均衡が有利に変わった瞬間であった。

助太刀しますと言い盗賊を切伏せて行くと、護衛から助かると聞こえたが初めての戦闘で心のゆとりがなかったのか戦闘だけ集中することにした。

初めて人を殺めたが不思議と心に負荷がなくこの世界では命がかるい世界にあわせて調整してくれたのか?と神にすこし感謝しましたよ。

護衛5人に対して盗賊30人だから6倍の差があったから襲ったんだろうな?でもファイヤーボールで10人ぐらい盗賊が脱落しバランスが崩れ心理的に心がこわばったせいもあるんだろうね、防戦が反撃できる様になり1分ぐらいで盗賊が全員横たわってる状態だからね。

こちらもステータスの差で一方的にやれたけど、クロも不意打ちで何人か倒してたし、レベルアップの音も聞こえてたような気がしたが初めての戦闘でそこまで気にすることはできない状態であった。

そして、護衛から助かったと言われたが、盗賊相手にはこちら火の粉がかかりますからお互い様ですよ~と軽く言いその場を離れようとしたら、護衛の一人ががしっと肩をつかみお礼があるから話があるよ~この人も言い方かるい、なにか神様がかるいから、普通の人もかるいの?と思ったのは内情である。


 護衛の人と共に馬車に行くと、馬車からでてくる人を見るとおーこれは貴族じゃね?と思う服装した人なので対応を困らせると、相手から名乗りをしてもらい、命の恩人なのでそうかしこまらなくても良いとっ話しかけてくれた。

名前はロベルト・アルマージュ、なんと領主の息子と説明あがり、お礼で屋敷まで来てほしいとの事を言われ。やっぱテンプレかよ!と心の声がでていたのは普通だよね?

 こちらも名乗りをしないといけないのでグラン・エル・フォーリル、彼女はシンシア・ドワーグ、ダークファングはクロと言うと、ロベルトの顔に汗がめちゃでてる様なきがした。なぜなら名前と家名の間にエルの文字が入るのは使徒様しか居ない、また、勝手に使うと神罰が確定なので、使う事はできない理由があるのだがそんな事はしらない本人であった。


 使徒に手を出して国が滅んだ事も有名で使徒には手をだすな、王族として扱え!の不文律があり、まさか自分が遭遇する?と思うがさすが辺境伯の息子、教育はきっちりされており、王族に対応するがの様に、跪きこうべたれ助けて頂きまことにありがたき幸せと、あれ~?なんかテンプレこえてねと心の叫びがでたのは仕方ない事と思う。 


 護衛も慌てて跪きこうべたれるので、あれ~?なんかやばくね?と思ったがここは見なかった事と軽くスルーして街に行くか迷うと、さすが眷族できる子は違った、いまは旅の途中でお互い、盗賊を倒したし街に行くでいいのでは?と言い頭を上げるように話しかけこの場をうまく流そうとする。

その一言でできる子ロベルトは意味を推測し、隠れて旅をしていると読み、護衛にこの事は他言せぬよう指示をだし街まで馬車で送る事になった。

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