ブラックにゃんデー
ブラックにゃんデー
新月の真夜中。
静まり返ったはてな島に、異変が起きる。
月明かりの無い
その目はギラギラと
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東外れの牧場。
その一部分に、
いつもならば、
彼らを守るはずだった、守り神が、『
『――駄目だ、
『……が足りないからだ』
『俺たちだけじゃ無理だ! ここもやられちまう!』
『早く、早く、夜が明けてくれ……!』
『耐えろ、みんな耐えてくれ! ワンダフルもきっと助けに来てくれるから……!』
『あ!』
『――どうした、コマリ!?』
『マメが……あそこに!』
『駄目だ、コマリ! 今は近づいちゃいかん!』
『でも、マメがキャットタワーの方へ……!』
『なにっ?』
『マメ! ダメよ、そっちに行っちゃダメ!』
『コマリ、今のソラマメには、近づくな! ここから出てはいけないよ!』
『マメー!! ダメよ、行っちゃダメーー!!』
その数分後。
その時、はてな島に住む正気を保てる猫が見たのは、虹色の
その
光は北の壁をぶち破いてもなお、力が
すべてのものを
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新月の夜は、はてな
理性を失った猫達の、恐ろしい
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