捜索



110「もしもし??


もしーし。」



ウヴゥウウウヴウ。



110「誰か居るんですか??


大丈夫ですか??」



ウゥウヴ、、



110「切れちゃいました。」


「GPSは調べられるか??」


110「はい。


今やってます。」



イタズラならそれでまあ良い。


だが、本当に何かの事件に巻き込まれちまったなら、、



警察官1「おぉーい!!」


警察官2「おーおい!!!」



発信されていた端末は直ぐに見付かった。



だが、辺りには誰も居なかった。



しばらく捜索は続いた。



警察官3「おーい!!!」


警察官4「誰か居るのか!!!」



するとようやく1人見付かった。


警察官5「生存者発見しました!!!


負傷している様です。」


「よし!!



とりあえず、出直そう!!



明日の朝一番でまた捜索を開始する!!」



今は便利な世の中になった。


探しゃあ、直ぐに居場所を特定する事が出来る。



だから、悪さすりゃ直ぐにバレちまう。



でもそれと同時に、"監視され続けてる"


って事も理解しなくちゃならなくなった。



便利を選んだ結果、好き勝手自由にやった結果。


俺達は、見えない鎖で繋がれちまったんだ。



「一応、猟友会にも連絡を入れといてくれ。」



便利さは時に、人に悪い影響をもたらす。


便利さの中身を全部知ってて、


それを皆平等に扱えりゃそんな事は起きねんだが、


中々そうもいかない。



時代が進歩すりゃあ、悪さも進歩する。


より複雑に、時代に合った犯罪ってのが生まれる。



巧妙で複雑な問題が多くなっちまったんだ。



あの頃のが良かったぜ、、












>>調査


>>被疑者








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