愛ある世界にやさしさを

薔薇魔女と呼ばれる存在がある。その歴史がある。そんな世界に転生した主人公は、薔薇魔女と同じ色の瞳を持っていた。
こう書くとまるで過酷な運命が主人公を待ち受けているかのように思える。確かにそれは間違いとも言えないが、この物語の注目すべきはもっと別の部分である。
この世界には、やさしさがある。
この世界には、愛がある。
そうしてレオナは花開き、前へと突き進んでいくのである。彼女が愛に溢れているからこそ、周囲もまた彼女のために動くのである。
この物語は、愛の物語だ。こう書いてしまうと言い過ぎだろうか。
登場人物のみならず、作者さんの愛もまた詰め込まれている。
きっと幸せが待っていると信じて、レオナを応援していきませんか。ぜひご一読ください。

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