#140字小説 延長戦 第二集

2022/6/6

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〇【リンク先に画像あり】

「ただいまー。レバー買って来たよ」

「有難う、そこに置いて」

キッチンで料理をしていた母は振り向きもせずテーブルを指さした。

「レバニラ早く食べ…た…眠い…」

「はいはい」

振り返った母が真っ青になる。

「ちょっと!どうしたの?体に6つも風穴空いてるわよ!」

「な、なんじゃこりゃー!!」

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〇【リンク先に画像あり】

「孫氏にはこうあります。十則囲之、五則攻之、倍則分之」

「ふむ」

「我々は敵の数倍の兵力を揃える事ができました。故に分厚い横陣を敷いて正面からこれを攻めます」

「なるほど」

「敵は魚鱗の陣を敷きましたが愚策です。我が軍の正面攻撃に衆寡敵せず既に前線は崩壊。もはや勝利は掌にありますぞ」

twitter.com/XC8Ch6Xtwe9LRiw/status/1319775110014726144




〇【リンク先に画像あり】

私は長い間ヤマトの国を護ってきた

疫病・飢饉・震災・大火・大波・台風・戦争・侵略・・・

私にはもう力が残されていない

これからのヤマトの国は人々の手に委ねる


我が・・・子孫たちよ・・・

あとを・・・頼んだ・・・

燃えたよ・・・真っ黒に・・・燃え尽きた・・・


 ―840年前に瞳を閉じた大仏―

twitter.com/XC8Ch6Xtwe9LRiw/status/1319951779413389313




〇【リンク先に画像あり】

「く・・・ッ!

オレの・・・オレの魔眼が・・・

今日は一段と強く・・・ッ!

このままでは・・・抑えきれん・・・ッ!

闇の光よッ!

まだだ!

まだ・・・

世界をお前には渡さんッ!」


「おかーさん。あそこのお兄ちゃんライト持って、病みの光が~とか言ってるよ~」

「し~っ!見ちゃダメですっ!」

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〇【リンク先に画像あり】

この辺で一番高いのは電柱の上

だから僕はそこを目出して登ったんだ

上から手を伸ばせば宇宙にも届きそうな気がして

その場所は思ったよりも高く、思ったよりも低かった

空の上にはもっとずっと高い世界があって

手を伸ばしても掴めなかった

でも上を目指したからこそ僕は一番を取れたんだ

#140字小説

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