第12話 【重要】過密なローテーションは命を削るのが似ている

 短いけど重要なこと。

 馬の事故は突発的な不運だけではなく、時に人間の都合もある。


 超強い馬だったがレースに連騰させ続け、飼育環境もコロコロ変えられ、ストレスが溜まり過ぎて性格が変わってしまったり疲労で怪我をしてしまったりなどが起こる。

 人間達も必死にお金を稼ぎたいのだが、馬も感情がある生き物だ。

 我々だってブラック企業でじゃじゃ馬のように働かせられたら過労死する。

 人間の都合でいろんなレースに立て続けに出場させられている状況を見たファンは、それを【クソローテ】とよんでいる。


 我々小説書きも同じだ。

 疲れていては書けない。

 何作も掛け持ちしてたら進まない。


 ダビスタでも、レースに出ると極端に馬の体重が減って疲労するので何もしない日を作ったり、放牧して長期に休ませてあげたりするのだ。

 休憩や休みは絶対必要だ。

 やる気が回復する。

 根性論ばかりではバカにされるが、気持ちの力というのは無視出来ない要素だと思う。


 皆さんはちゃんと自分を休ませてますか?

 小説家は自分のことは自分で管理しないといけないので難しいと思います。

 自分の精神と体力の限界の一歩手間までわかってないといけないかもしれません。


 特にやる気は、自分だけでなく読者からの反応もあります。

 応援もあればクレームもある。

 いつどこで何が飛んでくるかわからない。

 自分が限界地点の時に、他人からヤジを飛ばされたら心折れない人なんかいない。

 外部からの攻撃は、予測も回避も出来ないのだ。

 だからせめて、自分がクソローテにならないようにする休憩やセーブが一番重要なんだと思う。

 そしてモチベーションが整った時の力は、疲れはてている強者より、ずっと力強くて目立つものだ。

 自分がやる気あるかどうかは、意外と他人も見て取れるし応援して手助けしてくれるきっかけにもなる。

 やる気が出なければ書かない!

 罪悪感も持たない!

 長期休暇も良し!

 身体に悪くても好きな物食べた方が良い!

 ネットサーフィンをしてても良い!


 限界の一歩手間を見て、やる気が出るように調整を心がけよう!


 私もクソローテでも一日三文字を目標に頑張ってます!

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