ストリートバトルロワイヤル

@405a

第1話 バトルロワイアル

 羽田空港国際線ターミナル内を歩くパチプロの男性。

 背後を歩く高校男子学生一名。

 高校男子学生

 「おっさん。ここ羽田空港だぜ?」

 パチプロの男性

 「ああ、ちょうどバトルロワイアルが開催されんだ」

 高校男子学生

 「俺。さっさとハーレムしたいけど」

 パチプロの男性

 「成る程、それもそうか。童貞だしな」

 高校男子学生

 「そうだよ」

 パチプロの男性

 「俺は鉄屑一雄、名前は」

 高校男子学生

 「山田道助」

 鉄屑一雄

 「山田道助、お前を生体兵器族平民男性型に認める、型式は強化隠蔽型No.3神官仕様だ、すぐ終わる」

 魔導手術、この力を得た山田道助。

 山田道助

 「鉄屑一雄さん、あんた」

 鉄屑一雄

 「生体兵器族創造種階級の鉄屑一雄ってんだ」

 平民階級、貴族階級、君主階級、この上にある創造種階級。

 山田道助

 「すげえ、この力があれば」

 鉄屑一雄

 「俺もそう思う。知り合いが来る」

 空間が歪む、この光る鐘が鳴る。

 山田道助

 「なんだ」

 現れたフードにマントにマフラーに手袋に足を隠したマントが地面につく。

 鉄屑一雄

 「主天使の金字塔だ、紹介しとく」

 山田道助

 「第四位の上級天使?」

 鉄屑一雄

 「ああ、焼き鳥の知り合いでな」

 主天使

 「一雄に連れね」

 鉄屑一雄

 「ああ。今回の主人公だ」

 主天使

 「成る程、主人公とはね」

 この状況下に、山田道助は周りを見た、戦える側を探した。

 主天使

 「一雄、世界を破壊する理由はなんだ?」

 一雄

 「強いて言えば、世界に刺激を与えていくのもよいかなと」

 主天使

 「わからないな」

 一雄

 「かもしれないな、生体兵器族創造種階級鉄屑一雄の名において命じる、世界混沌に帰る旅路にあまねく生き物を原始に帰せ!」

 大量に召喚された鬼族、大量に召喚された小悪魔、大量に召喚された悪魔族、大量に召喚されたゴーレム、大量に召喚されたガーゴイル、大量に召喚された巨人、大量に召喚された精霊、大量に召喚された竜、大量に召喚されたゾンビ、スケルトン、ゴースト、吸血鬼。

 山田道助

 「鉄屑一雄さん、どうして?」

 主天使を眺めた山田道助は詠唱、高速に展開した召喚陣。

 山田道助

 「始祖様、どういう事でしょうか?」

 祈り、答え。

 山田道助

 「分かりました、自分は己の意思で、創造種を裏切ります。鉄屑一雄さん、さようなら」

 走る道助、沢山は尻餅、この状況下に道助は一名の混血の少女を掴み、この母親を掴み、詠唱、高速に展開した完成に、発動。

 道助

 「全員、さようなら」

 転移した瞬間、消えた3人。

 転移したヵ所は最長距離に位置した母校、この教室の壁際の上空、浮遊した後に降りた。

 道助

 「二人は助かったね、手は二つしかないから」

 混血の少女

 「お父さんは?」

 道助

 「お母さんを掴むが、限界だった」

 白人女性

 「あの、助かったのですか?」

 道助

 「そうだね、二人は助かったね、他は無理だった、ごめんね」

 状況の中、授業中の中、転移してきた山田道助、手には母親と娘を掴んで逃げてきた。

 道助

 「生体兵器族創造種階級を裏切ったし、神官なのに、主を裏切ったしね、さてと、助かった二人に選択肢がある、平和に生きる、幸せと自由と安全を約束しよう」

 沈黙。

 道助

 「片方は山田道助の味方となり、敵討ちを行う。不幸と非情と不条理と冷酷と闘争に生きる、この二つを選んでくれ、時間は30秒を限界だ」

 沈黙。

 道助

 「選んでくれ」

 二人は教室内を眺めた、悲しい位に平和、手を掴む道助を眺めた、悲しい位に戦場に満ちた。

 道助

 「テレポートの最長と精神力の余りを計算したヵ所が教室、だが、余り賢いとは言わない、必然的に毒を盛るだろう」

 頷く男子学生が3名。

 混血の少女

 「友人がいるのね」

 道助

 「ああ、昔に別れた友人でね、弱くて、愚かでも、間違えた道は歩かない、だが、長くはない、学校の内容に問題はないも、毒を盛るだよ、少しずつ減るように、所謂の行き過ぎた薬物療法とでも言おうか、もちろん知るのは一部だ」

 苦笑いした側。

 道助

 「鉄屑一雄さんは、この学校の内偵にいた、証拠は学食の栄養管理士が扱う、調整薬品、所謂の試験運用中の人体実験も兼ねた製薬メーカーからの賄賂包みだよ」

 苦笑いした側が増えた。

 道助

 「時間だ、二つ用意した、選んでくれ」

 二人は手を離し、教室を選んだ。

 道助

 「賢い選択でよかった。助かったのは、二人だけになって、ごめんね」

 話は形となったも、道助は歩き出した。

 道助

 「二人は外交官がいいかな、大使館まで案内するよ、ここに毒を食べる必要もないだろう、カナダ大使館でいい?」

 頷く二人。

 道助

 「カナダ大使館までは、校門まで歩かないと、精神力が足りない、少し歩くよ」

 教室から出る、この移動した一階、校門に歩く道助、二人。

 玄関から校門まで歩く中、道助は近くの植木鉢を掴み、階段の方角に投てき、悲鳴が上がる。

 道助

 「体育教師と用心棒を兼ねた所謂の裏社会人、裏で犯罪組織を手引きしてんだ、所謂の薬物取引ね」

 校門に歩く、この先に詠唱、校門に待機。

 発動の前に掴んだ二人の片手。

 転移した瞬間にカナダ大使館前に現れた。

 道助

 「ついたよ、少し疲れた、だから、魔法は控えるよ」

 混血の少女

 「なんで、裏切ったの?」

 道助

 「生体兵器族は平民階級。貴族階級、君主階級。そして創造種階級がある、だけど、俺を作った創造種階級の鉄屑一雄さんは、人類にうんざりした形に、人類に原始社会に帰す戦いを始めた、俺は鉄屑一雄さんとは違う、確かに鉄屑一雄さんの神官でもある平民男性型だけど、人類はまだ先がある、だから、俺は裏切った」

 白人女性

 「そうですか」

 道助

 「さっきは試練をして、悪かったね」

 大使館の警備係が対応、二人を保護した。

 道助

 「よかった、幸いかもね、二人は助かったしね、じゃあね」

 別れて歩く道助、歩いてコンビニに入り、紅茶とサンドイッチをかい、店内で食べる。

 店内で食事をした後、ゴミを捨て、トイレに入る。

 この転移した形に逃走した。

 東京都から離れた横浜市、いくあてはないも、財布から現金を抜き取り、電子マネーに変えた。

 ビジネスホテルに宿泊、この翌朝につけたテレビに映る戦場は千葉県と東京都。

 服を買いにいき、古着は捨て、靴を買い、古い靴を捨てた。

 道助

 「ハーレムって、柄じゃないな、全くもってホームレスって、奴か」

 勝てない為に逃げた。

 神奈川県横浜市の暮らし、身分証明書は学生証、安いビジネスホテルに素泊まりの毎回。

 収入は病院で再生の暗黒魔法に稼いだ二回分で生活費。

 打開策はなし、創造種階級と平民男性型では力に差があり、幸運が来るまで待機した。

 10日目の横浜市、この眺めた先に困った印象の障がい者を見かけ、声をかけた。

 道助

 「困った印象に見えるけど、当たり?」

 障がい者

 「はい、ここで、待ち合わせしてるのですが、こなくて」

 道助

 「成る程ね、車椅子で出歩くも大変でしょうし、足が治ったら、怪我しちゃあダメだよ?」

 暗黒魔法を唱えて、足に全快をかけた。

 道助

 「あー。義足なんだ、ごめん、ごめん、再生の方だね」

 暗黒魔法を唱えて、再生をかけた。

 障がい者の女性

 「足が」

 道助

 「治ったら、怪我しちゃあダメだよ?」

 立ち去る道助、この先に尾行した数名から右折したヵ所の自販機横に入る。

 目の前を走る数名に睡眠をかけて、昏倒、財布から現金を抜き取り、他に身分証明書を回収、このまま立ち去る。

 教会に入る道助、時間もあり、最近はよく入る。

 道助

 「教会って、静かだね、だけど、よくない臭いも臭うな」

 追跡してきた側が入る、道助は祈るふりと帽子とサングラス。

 この揉め事の中でも、寄付金に札を入れて立ち去る。

 入ったファミレスにカレーを食べる。

 ボックス席の向かえに座る僧服の女性。

 僧服の女性

 「多分、最近に教会に来て、二時間位座って、千円を寄付金に毎回入れる方ですか?」

 道助

 「そうだね、間違ってはないね」

 僧服の女性

 「成る程、でも探している方々は知り合いではないですね?」

 道助

 「違うね」

 考える僧服の女性。

 道助

 「多分、悪い事でも考えた方々なんだろうね、目に充血した線が10数個も走る、血走ってんね」

 僧服の女性

 「成る程、家出少年ですか?」

 道助

 「ホームレスの少年だね、家はないね」

 僧服の女性

 「でも、お金に余裕がある」

 道助

 「電子マネーに残高があるからね、これでも渡り鳥並みでも、高給取りでね、二千万円はあるかな」

 僧服の女性

 「ハッカーですか?」

 道助

 「ハッカーじゃないね、代わりに密室前提条件でもあるけど、どうしてか、お礼が厚くて」

 僧服の女性

 「売春ですか?」

 道助

 「それを買った事もあるよ、でも何故か悲しくなって、出来なかったんだよ、あんなにハーレムに憧れたのさ、悲しいね」

 この判断が出来ないまま、女性は眺めた。

 道助

 「お姉さんは天使に知り合いはいないよね?」

 頷く女性。

 道助

 「俺も、昔はいなかったんだけど、主天使って、偉い方を紹介されてさ、でも裏切っただよね」

 判断が出来ない状態が続く。

 道助

 「その主天使の方は、わからないなって、困っていたけどさ」

 僧服の女性

 「どういう意味です?」

 道助

 「そうだね、俺に主がいて、鉄屑一雄さんって、パチプロのおっさん、知り合いが主天使の金字塔って、紹介されたな」

 僧服の女性

 「今、東京都に人類を原始に帰すと争う魔法使いでしたか」

 道助

 「魔法使いじゃないね、異世界門を作る創造種だね、世界と世界を結ぶ橋をかける」

 重要な情報を得たも、同時に目の前の少年は、単なる側でもないと判明した。

 道助

 「シスターのお姉さんは戦力とは、言わないしね、天使以外は難しい戦力が創造種階級なんだよね、他じゃあ、傷を与えるのも難しい」

 判断を下す位にきた女性。

 道助

 「俺は鉄屑一雄さんを、裏切った神官なんだよ」

 判断は困難に至る。

 僧服の女性

 「神官とは?」

 道助

 「始祖の暗黒魔法を許された専用の階級だね」

 高い位に属した特殊な階級と判断した。

 道助

 「多分、悪い人達は難しい戦力を、通常の戦いと判断しても、意味はないけど」

 弱くはない神官階級、状況は難しい戦力に対した側が集まりつつあった。

 道助

 「クリエイトゴーレム」

 通路に巨人が作られた。

 道助

 「クリエイトガーゴイル」

 通路にガーゴイルが作られた。

 道助

 「ガーゴイル、ゴーレム、悪い人達を減らしてくれ、殺してもいい」

 稼働した2体が歩く。

 道助

 「たかだかの生身が、ゴーレムや、ガーゴイルと争うとは、笑わせる」

 巨人のゴーレム。飛翔可能なガーゴイルが集まりつつあった側を襲う。

 道助

 「全く、食事中も静かになって、食事が進むよ」

 魔法を操る神官に、通常の戦いは皆無、ゴーレムとガーゴイルに大概が死ぬ。

 僧服の女性

 「成る程、確かに見た目とは違いますね」

 道助

 「そうだけどね、ゴーレムや、ガーゴイルに何が効くんだろうね、ランチャーでも使うのかな、主力戦車に使うランチャーとかさ」

 魔法に作られたロボット達、主の命令にのみ従う。

 道助

 「実際上に手加減した対応でもあるだよ」

 唱えた高速、発動した時、ゴーレムと戦う男性のズボンが破砕、転倒した男性のパンチが破砕、この男性の頭に看板が直撃、ゴーレムが眺めた先に立ち上がる男性に強風が吹く、転移した男性が転がる先に落ちた鳥の糞が直撃した時に男性の頭に当たる、この男性にある様々な災い、周りも、ゴーレムも、他の男性も、注目した先に男性が立ち上がる瞬間に地面が陥没、落ちた男性の足元が破壊の噴射に上昇。

 空中から落ちた男性は失神した。

 道助

 「これが始祖様のご自慢の呪い攻撃、神聖魔法に解くしかないね」

 周りの退散した。 

 道助

 「もちろん、暗黒魔法の強みは、この呪い攻撃

、極めた始祖様の呪いは火山の噴火を与え、財産の炎上を与え、どんな魔神も、悲しい現実に泣いたそうだ」

 悪い人達は逃げた。

 僧服の女性

 「確かに、弱いとはいえない」

 道助

 「これが、始祖様の産み出した暗黒魔法、この強力な力を許された専用の階級が神官」

 カレーを食べる少年、失神から回復した男性は起き上がる瞬間に足が滑る、この瞬間に強風、転倒した男性は起き上がる、この瞬間に地面が陥没。落ちた男性。

 道助

 「俺の呪い攻撃は、対処法がある、体が固定したら、呪い攻撃が停止する」

 カレーを食べる少年、ゴーレム、ガーゴイル、呪い攻撃、強力な力の為に関われない一般人。

 道助

 「始祖様の暗黒魔法、例えば重力バリア、例えば重力弾は強力。そして武器創造がある」

 唱えた高速、発動、カレーの皿にRPGが生まれた。

 道助

 「これが武器創造」

 ランチャーを握る少年。慣れた動きに操作、穴に照準、発射した。

 穴に弾頭が突き刺さる。

 道助

 「もちろん火薬はないよ、蓋につかうためためだしね」

 僧服の女性

 「真正面に穴があきましたね」

 道助

 「問題はないよ、保険金が降りるし、むしろ儲かるじゃない」

 カレーの代金を電子マネーに支払った。

 道助

 「で、お姉さんはなんかよう?」

 僧服の女性

 「そうですね、困っている家出少年ではないですし、そもそもに弱くないですし、教会で保護はいらないですね」

 道助

 「そうだね、でも毎日に教会にいくのは、静かだから好きなんだよね、じゃあね」

 このゴーレム、ガーゴイルを解除した。

 ビジネスホテルに泊まる一泊。

 食事は飲食店に食べる。

 映画、カラオケ、買い物、読書、たまに困った側に手を貸したり、暮らしではないも、横浜市では知られた魔法使いとなった。

 

 





 









 











 






 

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