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「ははっ、そうか。嬉しいか。」




「にゃー。」


そう言うネコは、男性の足元に近寄りました。





「人懐っこいネコだな。」


男性はネコの頭をなでます。




「主人はいないのか?」



「……。」




初めて返事をしないネコに、男性はビックリしました。




「すまん、悪かった。」




ザーッと、ネコのかわりに、木々が答えました。







「お詫びといったらなんだが…。」


と、男性が切り出しました。




「たまに来るならキミのために、椅子を用意しよう。」



「にゃー。」




そう応えるネコに、男性は少し安心した表情を見せました。





「にゃー。」







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