第11話 ガールズラブ?再び

ウロウロ~。

ソワソワ~。


「セバス、今何時なの?」

「20時45分でございます、姫様。何回お聞きになれば気が済むのですか。」

「そう、今日はもうさがっていいわよ、ご苦労様。」


いや~楽しみだな、夜伽。王太子の時は後継者の事とかで面倒になるからって理由で、王城のメイドや侍女に手を出すのを禁止されてたんだ。月に1度の娼館はOKだったんだけどな。ドキドキワクワクの初体験ってやつ?


トントン。


キタ~、湯浴み歯磨きOK、ベッドも準備万端、下着も一番際どい物を選んだ。

「入りなさい。」

「ペタンララです、姫様の寝ずの番として参りました。」

「じゃあ着替えて。」


ペタンちゃんのメイド姿いいね、でもこれからぼーく好みの服に着替えさせよう。今回のぼーくの設定は、王立学園の女生徒同士がくんずほぐれつ愛し合うというイメージだからね。制服はエロ釣り目の物だが、そこは我慢しよう。


「姫様は何故制服に着替えられているのですか?姫様は王立学園を退学されたのではないですか。」

「ペタン、わたーしは本当は退学したくなかったのよ。退学していなければ今も王立学園でこの制服を着ていたはずなの。そしてお友達と楽しくお茶会をしたり、王都のスイーツの店でキャッキャウフフしていたはずなの。」

「まあなんてお可哀そうな。」

「オヨヨヨ。」


はい嘘です。ぼーくはお茶会とかスイーツは大嫌いだ。

しかし領主代理の身分って便利だな。王都と違い公爵領ではぼーくが権力のトップだ。公爵も夫人も王都の社交でしばらく帰らない。

義弟のクレスは醜聞が悪いから、帝国に強制的に留学だ。


   ♦


ウヘヘヘ。


「ペタンもこれに着替えなさい。」

「王立学園の制服ですか、私も1回着てみたかったんです。」

「そう。」

「姫様は学園のお友達からは何と呼ばれていたのですか?。」

「レイ様よ。」

「私もレイ様とお呼びしてもいいですか。」

この子ノリノリだな、こうしたプレイの上級者なのか?ぼーくは娼館で色んなプレイを楽しんだけどな。でもこの体は処女だよな。


「ペタンは他の女の子とは、こうしたことをしたことがあるの?わたーしは今回が初めてなのよ、今まで誰もそんな趣味の子がお友達にいなくてね。一応の確認よ。」

「初めてでございます。」

「しょしょ・・処女なの?」

「はい、処女です。」


嬉しい告白キターーーー。

いきなり処女2人で学園プレイって響きがいいな。最高じゃね。ねえねえ凄くないか、初物ゲットだぜ。ぼーくの色に染めてあげよう。


「今晩よろしくお願いします、レイ様。」

「こちらこそよろしく、ペタンララ。」


興奮する~、ペタンは金髪・碧眼で高身長、スレンダー、顔はエルフなのでもちろん美形、控え目な胸もぼーくの好みだ。アンナとは違い、クールビューティーだな。


「シャワーとトイレはどうしますか、レイ様。」

「いらないわ。」

「それでは失礼します。」


ブチューーー。

ファーストキスした、なんかいい匂い、やわらかい、気持ちいいわあ~。


スルッ、ポロン、カプッ。

はわわ、この子積極的だな。おっぱい大好きなんだな。

美しいお顔で、制服で。あっ、下半身がジュンとなったぞ・・・。

変な気分だ、これが濡れるってやつだな、クセになりそうだ。


「フフフ、レイ様のおっぱい大好きです。大きくてやわらかい。このおっぱいは私のものです。2人で一緒に天国にいきましょう。」

「えへへへ。」

「じゃあ制服のままでベットへ行きましょう。」


ぼーくも負けていられないな。

でも最初は、ペタンのやりたいようにさせてみよう。

女の快感は未体験だからな。


それから後はなんか凄かったぞ。


ペタンちゃんとキスして、上に覆い被されて、抱き着いて、ペタンちゃんの指がぼーくのあったかい中に入っていって・・・果てた。

ぼーくはアンアンと声まで出だぞ、鳴くってやつだな。


ぼーくの理性のタガも外れた。

顔に乗ったり、座って目を見つめ合ってアソコを擦り付けたり、ぼーくも乳で顔を挟んだりしてあげた、全部が未知との遭遇だったぞ。


でも一番はペタンちゃんが下でぼーくが上になるやつだな。

もうね、腰が止まらなかった。ガンガンいこうぜだな、ぼーくとペタンちゃんは嬌声をあげ続けたんだ。声を出すと余計に興奮したな、『らめぇ~。』とか言いながら涙まで出たぞ。


男の体と違い女の子の体は凄いな、何度も快感が波のように押し寄せて来る。

結局、休憩なしで数えきれないくらい果てた。


「レイ様、私も初めてだったのですけど、うまくできたでしょうか、女の子が気持ちいいと思うことをしたのですが・・・。レイ様の声、可愛かったです。」


ズッキューーーン。


ウインクして、微笑まれた。

反則だぞ、その顔は。


その後、いろんな話を聞いた。

公爵領の様子、ペタンの性癖の悩み、労働環境、生の現場の声ってやつだな。

王太子として何不自由なく過ごしてきたぼーくには頭の痛い話だったな。

男だったらこんな話は聞けなかっただろうな。


決めたぞ! 

ぼーくは領主代行として、公爵領をにしよう、そのために権力をフルパワーで利用してやる。まずは美しく可憐な乙女達を領内中から集めて保護し、女の園を作ろう。そのためには、週1ぐらいで温泉に通わないといけないな。決して自分が女の子の裸を見たいとかいう不純な動機じゃないぞ。


夜が明けて来た、もうすぐ朝だな。


「へにゃ~。」

可愛いペタンの寝顔だな。

今日は騎士団の訓練を見に行き、虐めていた男共を成敗してやる。

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