12. 餞別 ~🐜7匹への応援コメント
なるほど。
自ら妹を生かす為に。兄もまた、弟が食われないように。
作者からの返信
ありがとうございます!
登場人物が早い段階でたくさんいたので見分けづらかったかと思いますが、汲み取っていただけて嬉しく思います…!!
9. 蟷螂 ~🐜5匹への応援コメント
出る杭は打たれる。
そういう事ですね。身内からも天敵からも。
作者からの返信
ありがとうございます!
出る杭は打たれる。人間社会でも、出る杭は悪目立ちするものなのかもしれませんね…
編集済
15. 世間場慣れ ~🌈1筋への応援コメント
完走お疲れ様です。
うーん。
五百旗頭的にはポリポットには、結局何も芽吹かなかった、と。
象徴的なことで考えると、寒天草のための世界、ですよね。
五百旗頭は寒天草のためにすべてをやろうとしている。
というか、世界が寒天草のためにある。
ウスバカゲロウの翅のためにすべてがある、と。
現実の丈は「橋を渡っている」から変化があったんだろうけれど……
丈の目線であったはずの色々なことは五百旗頭の肥やしには
ならなかったから、凡作しか仕上がらなかった。
というのが、解釈的な見方で、
ウスバカゲロウの翅のほうが蝶のそれより好き、と。
言うのが直接的な見方かな。
寒天草の姉についてはどう解釈すれば良いんだろう。
単に寒天草が実績のあるキャリアウーマンという解釈で良いのかな。
とりとめも無く書き散らかしてしまいましたが、
月下のウスバカゲロウの羽化は想像するだに美しいですね。
近年まで蟻地獄は排泄しないと思われていたのが意外でした。
体液を吸うんだから糞はともかく排尿位するのが自然ですよね。
しかも見つけたのが小学生なんですね。
学者ってオバカだな。
作者からの返信
最後までありがとうございます!
たくさん解釈していただいてすごく嬉しいです。
丈には変化がありましたが、それは良い悪いの評価ができない、自己満足に着地するものだと私としては考えています。
この話はどんな風にでも解釈していただける物だと考えていますので、解釈の正解がなくて…スッキリしないお返事で申し訳ないです。
凡作しか仕上がらなかった、という解釈いただき結局、五百旗頭は「作家を辞めるために駄作を書く」という当初の目的を忘れて書いてしまったのだろうなと想像したりしてます。有名人フィルターがかかっていれば凡作でも大抵の人は良作に見てくれたりします。ですので凡作の原稿を受け取ってしめしめと思うのは寒天草でしょうか…。
蟻地獄にそんなエピソードがあったとは知りませんでした。常識って思い込みなのでしょうね…。
9. 蟷螂 ~🐜5匹への応援コメント
多産多死に少産少死の思考を持ち込むのは罪なんだろうか……
多産多死からしても個体の強化は禁忌とはならないように思いますが。
共食いや盾にする程度のことは当然ですから。
超個体として考えても、共食いの是非で個体強化が起きるのなら
やりそうに思えるのがなんとも。
烏も蟻も普通に共食いしますし。
作者からの返信
ありがとうございます!
調べると意外な生物が共食いしたりしていて驚きました。ゴキブリやカマキリは共食いすると知っていたのですが、ハムスターなど哺乳類でもあり得るんですよね…。しかし、種を生き延びさせる事を考えると、普通で自然な事だと感じます。
だからこそ種を生き延びさせる事を目指さない…この話で言う幻影虫を異常だと見ていただけたら面白いかもしれません…。
編集済
7. 蟲喰い ~🐜4匹への応援コメント
更新お疲れ様です。
多産多死、淘汰の種族特性をもっている生物に
少産少死の概念を持ち込むと当然こうなりますよね。
ただ、少産少死からすると、エゴっぽく映るかも知れませんが、
多産多死からすると単なる淘汰。
その遺伝について考えてみましたがいまいちよく分かりません。
そんな過程で遺伝子によらない遺伝という動画を見ました。
同じ遺伝子でも親の経験によって遺伝情報が部分的に
無効化されるんだそうです。25分の動画ですが、
ご興味がおありでしたら詳しくは下記の動画をどうぞ。
ttps://www.youtube.com/watch?v=r_i74jbMOqQ
作者からの返信
ありがとうございます!
蜂や蟻ハダカネズミのような役割分担や階級がある生き物の社会は面白いと感じています。
申し訳ありません、長文になります。
遺伝について教えていただいた動画を観ました!
これまでは、毛色(髪色)が遺伝するといったような事に疑問を持たずに過ごしていましたが、確かに、何世代まで遺伝していくものなのでしょうか、興味深いです。
遺伝の情報が書き換わるのではなく、封じられる(メチル化される)という説明にすごく納得がありました。
少し前に心理学関連の事を調べた時、機能不全家族の世代間連鎖という言葉が出てきて、それは環境要因が強いような書かれ方をしている印象でした。(機能不全家族というのは、家族のメンバーにアルコール依存症や薬物依存症、虐待などの問題を抱えた者がいる家族、の事のようです) しかし「世代間連鎖は止めることができる」という言葉もあり、では止められる人と止められない人の違いは何だろう、と首を傾げていました。
その事と、また別のところで知った、「うつ病で脳は萎縮する」「うつ病は遺伝する」という話がなかなか結びつかずモヤモヤしていたところでした。
それらの事が、メチル化(無効化)の考え方で整理がついた気がします。
メチル化される要因(条件)ははっきりしてはいないとありました。まだまだ謎の多い面白い分野だなと感じます。個人的には、すべては環境に適応するために遺伝子のメチル化が起きたり起きなかったりする、が一番しっくりきてます。
長々と失礼しました。教えてくださって本当に勉強になりました! ありがとうございます!!
2. 作家 ~🦋2頭への応援コメント
葛さま
新連載お疲れ様です。
解説にあったアブの話でも。
まだアブは出てきませんが、子供の頃に右手首の内側を刺されました。
両親と共に出かけたドライブインで。
ブワーンと手首に止まってちょうど脈を取る辺りをブッスリ。
大泣きしたそうなので多分痛かったのでしょう。腫れた覚えもあります。
ちなみにドライブインの女将さんにキンカンか何か塗って貰ったと思います。
以来、物心付いてからもアブの羽音は警戒します。
あの不安定な飛び方で、ブワーンって音がしたら……
条件反射でたたき落とそうとしてしまう。
スズメバチやミツバチはそんなことは無いのですが。
幼児体験って影響大ですね。
作者からの返信
ありがとうございます!
アブって人間も刺すのですね…痛そうです…! キンカンって効くのでしょうか。
蜂に刺された時、刺されたと自覚してから物凄く痛くなったのを思い出しました。
羽音にゾッとしてしまうのわかります。蚊はともかくアブを叩き落とす勇気はないのですごいです…
1. ポリポット世界 ~🦋1頭への応援コメント
蝶ですか。
構造色が特徴的ですよね。
作者からの返信
ありがとうございます!
蝶は綺麗、という固定観念で図鑑を見ていたら蛾と見分けがつかない種もいて、名付けて区別してるのは人間なんだなと思います。そこも含めて面白いです。
15. 世間場慣れ ~🌈1筋への応援コメント
五百旗頭さんは、自分の思考から離れる事ができないんでしょうね。それができる人はまとまりのあるメジャーな物語を描けたりしますが、それができないからこその「売れっ子作家」なのでしょう。
秀でたモノを抑えるのは、かなりの苦労が必要だと思います。
ところでナルシシズムのお話とのことですが、兄が弟、姉が妹を見るときは、自己との境界線を見失ってるので、まさにナルシシズムともいえますね。ラストの皆んなの身体が縫い合わさったところも。
だから、其々の姉•兄視点から見れば献身ではなく自己愛なのかもですが、弟•妹視点だと、そこに献身も自己愛も薄いと思いました。
寒天草さん(蟲喰い蟲になったほう)も、愛せない自分を愛したいから、シュミであんな事をしたのだと感じます。
とするならば、皆んな自愛するのが下手な人たちである、というのが僕の感想です。
天上天下唯我独尊という言葉がありますが、我々人間だけが持つ其々の役割に気づき、それを尊びたいものですね。
作者からの返信
最後までお読みくださり、ありがとうございます!!
みんな自愛するのが下手、と言っていただいて、この話のみんな他人を通して自分の望みを叶えようとしているのかもしれない、と気付けました。私は自己犠牲もある意味ナルシシズムの一つだと考えているので、すごくしっくりくる解釈いただいて有り難いです。
天上天下唯我独尊、自分を尊ぶのは難しいことですがせめて他者を蔑まないで生きられたら、多少この言葉に近づけるのではないかと感じます…