第5話 対幻想種訓練生側の交流会

 新型幻想種報告より10日、対幻想種訓練生側の交流会が開催。

 日本の交流会はオレンジジュースに、焼き鳥、焼き豚、焼き牛、希少な焼き羊がある焼き肉の席。

 第二世代が主体の1年生達、このリーダーに近い小柄な1年生の赤浜奈由。

 奈由

 「新型が硬いです」

 信

 「ああ、信じられない耐久力、屈指の防御力、近づくは難しい重量級、野戦砲支援がいる位、攻撃ヘリコプター部隊がいる、上は悩んだな」

 奈由

 「悩んだなとは?」

 信

 「新型の時期と一致したパワードスーツ投入、だが幻想種の新型対策は最近開始、予算案の戦いの末に、一般火力と兼用して叩く建前になったが、本音は攻撃ヘリコプターが欲しい」

 奈由

 「成る程」

 信

 「幻想種活動地域の奪還は、人類の必然、だが、駆逐作戦は順調、もっとも新型に慌てたそうだがな」

 奈由

 「ふむ」

 信

 「昔のチームメイトに流したら大騒ぎに、日本が新型を話す前に流したから、155㎜榴弾砲支援四回に破壊された位に、大混乱だ」

 奈由

 「そう言えば、神城戦闘指南役の国際学生ですよね?」

 信

 「ああ」

 奈由

 「海外って、どうでした?」

 信

 「あんまり変わらないかな」

 焼き肉交流会、訓練と食生活から体重が上がる1年生達。

 信

 「徹。穣。豊、学」

 第三世代チームの面々は焼き肉を忙しく食べる。

 信

 「食ってるな」

 徹

 「旨いっす」

 奈由

 「太るよ?」

 学

 「いいんだ」

 隣の第4・5世代チームは、肉と野菜と白米と調味料に簡易調理して食べていた。

 瞳子

 「食べますね」

 奈由

 「だって、お腹が空くんです」

 信

 「瞳子さんは後方配置でしょう、戦場と訓練を梯子するから、焼き肉弁当が大人気」

 瞳子

 「成る程、良いか、悪いか」

 食べる面々、後方配置側はオレンジジュースをあける位。

 

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