続・冒険譚 ~消えゆきし世界とそこに住まう数多のアバター達に捧ぐ~

蝉の弟子

前書き・キャラクターイラスト

前書き

 オンラインゲームの終わりは、そっけないものである。

 サービス期間が終了すればもう2度とそのゲームの世界には行けない。

 何年も自らの分身として共に冒険を続けて愛着のこもったアバター達とも、その日を境にもう二度と会う事すらできない。

 僕はドラゴンズドグマオンラインというゲームの終わりに、この喪失感を味わった。

 そしてこの喪失感を埋めるため、そしてなにより僕のアバター達の最後の活躍の場を自分で作るためにRPGを作ろうと思った。

 実際僕はRPGツクールでゲームを作った経験があったし(「蛮族の剣奴」というエロゲーを実際に去年発売している。マニアックな内容なので性癖を歪められたくない人は検索しないように。)、ゲームを作る技術に関しては問題がない。

 が、RPGのストーリーを作る事に関してはかなりいい加減だった。

 だから小説としてストーリーをまとめ、それをRPGのシナリオに活かそうと考えたのが、これを書いたきっかけだ。(ストーリーが膨らみ過ぎて、どうゲームに落とし込んだものか今は頭が痛いが。)

 僕の目的はあくまでもアバター達の最期の活躍の場を作る事。

 今まで小説を書いた事もなければ、これ以外に小説は書く気がない。

 これが完結したら最初から読み直し修正して完成度を上げ、更に他の小説を読んで勉強してからもう一度書き直し、そして完成度を十分に高めたシナリオをゲームにする予定だ。(素人故、ご意見をいただけると幸いです。)


※ 書籍化希望の本棚にも参加しましたが、冷やかしではありません。

  書籍化できるのであれば、それならそれで消えたアバター達の活躍の場が増えるので望むところです。(2022/08/22)


 我が全てを消えゆきし世界とそこに住まう数多のアバター達に捧ぐ。



【2022/11/05追記】

小説の知識を学習し(https://kakuyomu.jp/works/16817139558314684778)、「続・冒険譚」をブラッシュアップした「ゲームが終わった後の冒険譚(https://kakuyomu.jp/works/16817330657060896543)」を連載開始しました。

確実に文章レベルをアップさせる事ができたと思うので、こちらも読んで頂けると幸いです。

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