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  • 4への応援コメント

    自主企画「孤高の短編小説を称える本棚」から拝読させていただきました。
    ガイア理論やペンローズの量子脳理論に興味を持つ身として非常に興味深く読み進めさせていただきました。
    木星が有機物を作り太陽系に散布したという説には舌を巻き、ジュピターの名の由来に絡めた伏線を見事回収された筆力には溜め息の出るほど感じ入らせていただきました。
    アスペの実験が成功しアインシュタインの信じた決定論が否定されてしまい、いよいよ量子の世界は飛んでもないことになって参りましたね。(個人的にはコペンハーゲン解釈にはやや懐疑的なのですが)いずれこの分野がシンギュラリティを越え量子デバイスがアカシックレコードにアクセスできる未来が来れば、それこそ貴作で語られる世界も夢ではないのかもしれませんね。
    非常に胸踊る物語を心より堪能させていただきました。
    この度は自主企画へのご参加に心より御礼申し上げます。どうぞ今後とも益々のご活躍を祈念申し上げております。

    作者からの返信

    ありがとうございます!非常に心のこもったコメントを頂き、とても嬉しいです!
    そうなんです。今回の話はガイア仮説からの影響も大きいんですが、元々は空を眺めていて、鱗雲とかよくもまあこんな綺麗なパターンになるよなあ、なんか生きてるみたいだ、と感じたことから着想したんですね。大ざっぱに見ればこれらも生命も同じ自己組織化の産物ですから。あと、「植物は知性を持っている」って本を読んで、植物に知性があるんだったら空にも知性があるかもなあ、などと思いまして。
    まあ全然科学的に検証しようがないことなんですけど、そんなことがあったらいいなあ、と思ってこの作品を書きました。