第8話 新しい学校生活

昨日はどんちゃん騒ぎだった

寝たのは何時だったっけ

覚えてないや

何故か試験を受け、結果が出た次の日には登校という地獄を今体験している

せめて次週の月曜日にしようよ。

「おはよう」

「おはよお」

「おはようございます。朝ご飯は出来ています」

おはようと言うと、返事が帰ってくる

「私達は用があるからさきにいくねー。

学校着いたら、まず職員室に行ってねー」

「分かった。行ってらっしゃい」

「うん。行ってきます」「行ってきます」

さて、ご飯食べて、学校に行く準備をしようかな

「よし、それじゃあ、行くか!」

校門についた。

今日はこの前と違って30分も余裕があるぞ!

とりあえず職員室に行こう.......どこだ?

そこら辺の生徒に聞いてみよう

「あの、すみません」

「どうしましたか?」

優しそうな人で良かった

「職員室ってどこですか? 今日、ここに転入することになってて、よく場所が分からないんで」

「あーなら案内しますよ」

本当に優しい人で良かった

あの人たち《前の家族》 見たいじゃなくて良かった

そう思いつつ、女子生徒について行くと、すぐに職員室についた

「ここです! 同じクラスになったらまたよろしくお願いします。それじゃあ」

そういい、女子生徒は去っていった

「失礼します。」

「君は、見ない顔だね。もしかして今日、転入してくるって言ってた子かな?」

「はい、そうです」

「なら、あの1番奥にいる先生の所に行くといいよ。その先生が君のクラスの担任の先生だから」

先生も親切だなあ

「ありがとうございます」

奥に進むと、その担任の先生がこちらに気づいた

「君が一ノ瀬くんだね。私は神山遥かみやまはるか だ。君のクラスの担任を務めている。よろしく頼む」

「こちらこそよろしくお願いします」

「君には、まず自己紹介をしてもらうから、その内容を考えといてくれ」

自己紹介か、なんて言おう。

趣味なんて、特にないしな

「分かりました」

さて、自己紹介は大切だ

今後の学校生活でとても大切になる

これをミスると前の学校みたいなことになっていまう

慎重に行かないと

「む、そろそろ時間か、行こうか」

え、もうそんな時間

時計を見ると8時ちょうどだった

「君は2年1組だ、」

2年1組、2年1組、2年1組、よし覚えた

「はい!」


「ここで待っててくれ、私が合図を出したら入ってきてくれ」

「はい。」

ガラガラガラ

「よーし席につけー、」

「「「はーい」」」

「今日は転入生を紹介する」

「転入生?」

「女の子かな!」

「可愛い子がいいな!」

そんな声が外まで聞こえる

「静かに、よし入ってきてくれ」

よし行こう

深呼吸

深呼吸

ガラガラガラ

「男かよ」

「女の子が良かったなぁ」

せめて聞こえないように言って欲しいな

「それじゃあ、自己紹介をしてくれ」

「はい。 一ノ瀬裕也です。すぐそこの高校から来ました。趣味は、」

なんて言おう、

勉強、くらいしかやってないな。

もう、読書でもいいかな

「趣味は読書です。どうぞよろしくお願いします」

これでどうだ。

失敗してないよな?

少し静かになったところでこんな質問が飛んできた


その内容は1番聞かれたくない質問だった




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読んでくれてありがとうございます

今回は短めです

すみません

良ければ★と♥お願いします

書く気力になります

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